ブルージェイズの新人ビシェットが打ち過ぎる!最多安打のイチローよりマルチヒット打ってるけど何か?
ブルージェイズの若手が素晴らしいのは周知の事実。
今年デビューしたのは8人。特に活躍しているのが先発投手ソーントン、ワーグスパック、三塁ゲレーロJr、二塁ビジオ、遊撃ビシェットでしょう。
しかもrWARで確認するとこれまた異常事態。
1位、ゲレーロJr rWAR2.1
4位、ビシェット 1.7
7位、ワーグスパック 1.3
7位、ビジオ 1.3
13位、ソーントン 1.0
※ストローマン移籍によりゲレーロJrがトップ
上位がほぼメジャーデビューして1年目の新人がランクインしている。ま、残念ながらチームはアリーグ東地区で4位。ヤンキースとは31.5ゲーム差の絶望チームですけど。
チームが弱いから新人が活躍しているのは当たり前でしょう!って思うかも知れませんが、いやいやいや凄いんですよ。今回は特に凄いと思われるボー・ビシェットに注目してみましたのでめじゃる。
26試合で15試合のマルチヒット!!
ブルージェイズのボー・ビシェット。彼はまだメジャーデビューして26試合しかしていないが15試合マルチヒットを打ったという。
そんなヤツおる?ちょっと調べてみましょう。
Rk |
Date | Opp | H | 2B | 3B | HR |
1 | 7月29日 | KCR | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 | 7月30日 | KCR | 2 | 0 | 0 | 0 |
3 | 7月31日 | KCR | 3 | 1 | 0 | 1 |
4 | 8月1日 | BAL | 2 | 1 | 0 | 0 |
5 | 8月2日 | BAL | 1 | 1 | 0 | 0 |
6 | 8月3日 | BAL | 2 | 1 | 0 | 0 |
7 | 8月4日 | BAL | 2 | 1 | 0 | 1 |
8 | 8月5日 | TBR | 2 | 1 | 0 | 1 |
9 | 8月6日 | TBR | 2 | 1 | 0 | 0 |
10 | 8月7日 | TBR | 1 | 1 | 0 | 0 |
11 | 8月8日 | NYY | 2 | 1 | 0 | 1 |
12 | 8月9日 | NYY | 0 | 0 | 0 | 0 |
13 | 8月10日 | NYY | 0 | 0 | 0 | 0 |
14 | 8月11日 | NYY | 2 | 0 | 0 | 0 |
15 | 8月12日 | TEX | 4 | 2 | 0 | 0 |
16 | 8月13日 | TEX | 0 | 0 | 0 | 0 |
17 | 8月14日 | TEX | 1 | 1 | 0 | 0 |
18 | 8月16日 | SEA | 0 | 0 | 0 | 0 |
19 | 8月17日 | SEA | 2 | 0 | 0 | 1 |
20 | 8月18日 | SEA | 0 | 0 | 0 | 0 |
21 | 8月20日 | LAD | 2 | 0 | 0 | 2 |
22 | 8月21日 | LAD | 1 | 0 | 0 | 0 |
23 | 8月22日 | LAD | 0 | 0 | 0 | 0 |
24 | 8月23日 | SEA | 3 | 0 | 0 | 0 |
25 | 8月24日 | SEA | 3 | 1 | 0 | 1 |
26 | 8月25日 | SEA | 2 | 1 | 0 | 0 |
TOTAL | 40 | 14 | 0 | 8 |
Another day, another multi-hit game for @19boknows.
Bichette now has 15 multi-hit games in his 1st 26 career games. 😱 pic.twitter.com/ZPvIvL7eXX
— MLB Stats (@MLBStats) August 25, 2019
いたよね。26試合で40安打(マルチヒット15回)、14二塁打、0三塁打、8本塁打。ビシェットは安打製造機といってもいいぐらいの成績だ。
ちなみに、新人で242安打(最多安打)、56盗塁(盗塁王)、打率.350(首位打者)でシルバースラッガーSS賞、シーズンMVP、ルーキーオブザイヤー新人王を獲得したイチローの26試合目での成績はというと...
26試合で40安打(マルチヒット11回)、3二塁打、1三塁打、2本塁打!!
安打数ではイチローと同格だが、安定度ではビシェットが上。そして長打力では完全にビシェットのが上よ。もし怪我せずこのままヒットを打ち続けたとした場合...249安打!!これはもう最多安打ペースです。
凄いね、ビシェット。
あのカーショウから2発のホームラン!!
8月20日のドジャース戦。相手はメジャー屈指のサウスポーのクレイトン・カーショウだった。
カーショウってもうしょぼいでしょ?と思ってるのは大間違い。fWARこそ3.4でメジャー全体で22位程度だが←これでも凄い。13勝3敗はメジャー全体10位、防御率2.76は6位にランクインしている。
要は今年も凄い人。
そのカーショウ相手にビシェットはこの日。1回表のまだ始まって2球目、そのドジャースのエースカーショウから先頭打者ホームランを浴びせるのだった。
Bo Bichette’s first career leadoff dinger comes off of Clayton Kershaw. Not bad. #BlueJays pic.twitter.com/fBRQEBTHiU
— Today in MLB (@TodayintheMLB) August 21, 2019
マジかよ、この新人。
そして回は進み6回表、またも先頭打者で回ってきたビシェット。しかしもう点差は6点開いた2-8でドジャースリード。そんなことも気にせず次は初球を...
Holy crushed! Bo Bichette takes Clayton Kershaw deep again tonight pic.twitter.com/ua30HITOV3
— Baseball Bros (@BaseballBros) August 21, 2019
またもカーショウからホームランを打ったのだ。
そして今では打率.351のアベレージヒッターにパワーを加えてOPS1.073。こんな選手がブルージェイズの先頭打者、なかなか凄いでしょ!
安打製造機と見せかけてISO.337とパワーはS級。四球を選ばないのがたまに傷だがそれもまた個性。楽しみな選手だな。

ほな