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2017年トロント・ブルージェイズの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

2018/01/10

2016年のブルージェイズは221本もの本塁打を放っていた事で2017年も優勝候補と思っておりましたが、勝率.469と地区4位に転落。ほとんど話題にならなかったですね。そのブルージェイズの何が悪かったのか?ちょっと気になりましたので主力メンバー、攻撃力、守備力など調査してみました。ブルージェイズの主力はどうだったのか?簡単にめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のトロント・ブルージェイズのロースターはご存知でしょうか?

2017年の本塁打数は222本で昨年とほぼ変わらぬ本数だったのだが、メジャー全体では10位(2017年はホームランパーティーだったからな、得点は693とホームランの割には得点が稼げておらず、微妙な野手陣。そして盗塁53はブービー賞の29位。ほぼホームラン頼みっぽいな。

打率.240(29位)、出塁率.312(26位)、長打率.412(24位)、四球率BB%も8.8%で14位、三振率K%は21.6%で16位。Offは-82.7で25位。簡単に言ってしまうと打力が無いチームってとこだ。どうしてこうなっちゃったのかな。

さらにDef-31.5で27位。打てないし、守れないブルージェイズ。

って事でWAR9.8はメジャー全体29位。あのジャイアンツよりも弱い野手陣であった(意外ー。そんなブルージェイズの25人枠を150打席以上打席に立った選手を下記にまとめました。

正捕手マーティンは確定しているも、第二捕手がマリー、モンテロ、ロペスとも150打席を超えなかった。前半はマーティンとマリー(打率.146の捕手)が基本線。後半はマーティン不在のためモンテロを獲得し、マリー、モンテロ(打率.138)、ロペス(打率.222)の3人で死守したもののどれもこれもって感じ。

二遊間のフォローにはゴインズが頑張ってくれたものの、いくら二遊間とはいえ打率.237でOPS.643ではかなり厳しい。

開始直後ぐらいにマーティン、ドナルドソン、トゥロウィツキが揃って離脱した時点でブルージェイズ終わったなって感じは伝わってましたけどね。

デプスチャートと守備力

2017年のトロント・ブルージェイズの守備位置別のデプスチャートを守備力DRSを交えながら確認します。メンバーは上記ロースターで一番試合数の多い選手が1番手。そして次の選手を2番手としております。上記25人に入っていない場合は空欄になります。それでは確認を。

びっくりするぐらい平均並み。唯一凄いと言えるのが中堅ピラーの外野守備。そんなピラーもGG賞を獲得したことなどないのだが...。バティスタはすでに守備をさせちゃいけないレベルの選手で今後どうしていくのかが気になるところです。

打順と攻撃力

2017年のトロント・ブルージェイズのWARを基準に、パワプロで言う弾道GB/FB、ミートAVG、選球眼OBP、パワーISO、走力SPEEDとしてランク付けしてみました。

開幕当初は2Bトラビス、3Bドナルドソン、RFバティスタ、DHモラレス、SSトゥロウィツキ、Cマーティンという打順が多かったが、マーティン不在となるとCFピラー、3Bドナルドソン、RFバティスタ、DHモラレス、1Bスモーク、SSトゥロウィツキとなった。その後にバティスタが1番って時もあったが、結局こんな感じにまとめてみました。

上位打線に右が続き、中盤で両打ちが続き、最後に左が続く何とも言えない打線に。野手として使えるのはドナルドソンとスモークぐらい。

2番ドナルドソン、5番スモークのと強打者が離れているのもなかなかいい感じに見えるが上位打線の出塁率が悪く得点に繋がらなかったのかも知れない。

捕手(マーティン78、マリー36、モンテロ22)、二塁(バーニー58、トラビス46、ゴインズ42)、遊撃(ゴインズ75、トゥロウィツキ64、ウリーナ16)、左翼(ピアース77、カリーラ50、ヘルナンデス16)の先発が全然固定されていなかったのも考え物。

二遊間をゴインズがしっかりフォローしていたものの打率.237、9本塁打、62打点で守備も微妙ってところなのでどない?って感じだ。

対左投手

しいていうなら左翼のところがプラトーンだったのかも。左腕には右打者のピアースを比較的採用していたっぽい。ピアースは対右OPS.767、対左OPS.730。そこで外されてたのが左打者のカレーラだったが、そのカレーラが何と!対右OPS.825に対し、対左OPS.334!?

カレーラはさすがに対左では使えないね。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2には後半に補強したレンタル捕手Cモンテロ、内野のユーティリティの2Bバーニーが、11/4には23本塁打のRFバティスタがFAに。

2017年12月

そして12/1には二遊間で頑張ってくれたゴインズもFA。

2017-18年FA!アリーグ東地区ブルージェイズはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

2017年のチームMVPを選ぶとしたら圧倒的にドナルドソンでした。野手としては3年連続チーム№1の成績。

出場試合こそ113試合の出場となってしまいましたが、打率.270、出塁率.385、長打率.559でOPS.944で三塁手としてはトップ5に入る成績(これでも5位とか三塁のレベルが高い...。その他は38本塁打のスモークぐらいでした(WAR的には

DHのモラレスやRFバティスタは28本塁打、23本塁打とパワーをアピール出来たものの、モラレス打率.250、バティスタは打率.203で守備走塁も踏まえたらこの二人はマイナークラスでした。

主力の離脱が多く散々なシーズンとなったブルージェイズでしたが、2018年には復活してヤンキースやレッドソックスと渡り合えるかを期待したいですね。

2017年トロント・ブルージェイズの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

ほな

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