レイズのグラスノーはもはや神懸かり!?サイヤング賞のスネルより上!?ホワイトソックス相手に11奪三振でほぼ安打許さず
2019/04/12
日本人投手3人が登板するというレアな日となった4月10日。
パイレーツと対戦したカブスのダルビッシュは5.1回を投げてホームランを2本も打たれて自責点4で失点5の奪三振4。防御率は7.50で結局5-2で敗北。ダルビッシュは0勝2敗で今日も散々だった。
カーディナルスと対戦したドジャースの前田健太もまた5.1回を投げてホームランを1本打たれ失点5の奪三振5。防御率は4.76で結局2-7で敗北。前田健太は2勝1敗で初の敗退だった。
ロイヤルズと対戦したマリナーズの菊池雄星は6.0回を投げてホームランを2本打たれたが失点3の奪三振3。防御率は4.15で6回終了時に5-3で勝ってたのに、7回に同点に追いつかれてまたも勝ち星はお預けとなった。
日本人のエース級がメジャーに来るとフルボッコに合うのはちょっと悲しいけれどもこれが現実。今回は日本人エースよりもさらに凄いメジャーリーガーがいたのでめじゃる。
レイズのグラスノーが激ヤバの11奪三振!
強豪揃いのアリーグ東地区でトップ、さらにマリナーズに続いて10勝にノッたレイズ。最近マジで強いですね。まさかこれほどとは思ってませんでした。
この強さの秘訣は何と言っても先発ローテ陣の防御率。スターターのチーム防御率は1.61でメジャー30球団でトップとなってます(最下位は未だにレッドソックスの8.78、ブービーはダルビッシュ率いるカブスの8.13)
2019年のレイズのローテーションは...
1.2018年のサイヤング賞スネル
2.2018年の勝率.833でリーグトップのモートン
3.パイレーツから移籍した防御率4点台のグラスノー
4.先発,救援なんでも屋のチリノス
5.レイズの代名詞オープナーのスタネック
です。
エースのスネルは3試合に投げて2勝1敗、防御率2.84で奪三振27はリーグトップ。2番手モートンは3試合で2勝0敗の負けなし、今年も勝率は高そうだ。
そして3番手グラスノーを見てこれ。
.@TGlasnow's ERA entering this game was 0.82
It's now 0.53#RaysUp pic.twitter.com/qzEWIvxPqm
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2019年4月10日
6.0イニング投げて被安打2、11奪三振で四球1のほぼ完璧な投球。
キャッチャーが取れないほどの変化球は何かというと公式サイトではスライダーとなっている(あれがスライダー!?)ちょっと不審に思ってファングラフで調べたところ、カーブですね←これのがしっくりくる。
先発投手だがほぼ速球とカーブの組み立てで、稀にチェンジアップ。その決め球とも言えるカーブは惜しみなく34.0%の確率で投げ込んでいる。
今のグラスノーは3先発で3勝0敗、防御率0.53というヤバい記録。この3人トリオはヤバいよな...
ロイヤルズ、メリフィールドが小細工で得点!
俊足揃いのロイヤルズがまた足を絡めて点を取った。
アリーグ西地区トップでハニガーが9回にホームランを打った事で、開幕から14試合連続ホームランとなり、これは確かメジャー記録のはずだ。
結局ロイヤルズは負けたのだが、8回に同点に追いついたメリフィールドの打席だけは覚えておきたい。
7回2アウト三塁、1点ビハインドで1番メリフィールド。OPS.912と当たりに当っている彼ならまともに打っても得点出来たかも知れない。しかし普通に打ったら打率.340の彼でも10回に3~4回しか点が取れない。
そこでメリフィールドがとった行動が...
Laying one down straight into the record books. pic.twitter.com/6IpvDIibmc
— Kansas City Royals (@Royals) 2019年4月11日
セフティーバント!!!?
俊足メリフィールドのセフティーバントはさすがに止めれなくあっけにとられたマリナーズは失点してしまった。
ロイヤルズの良さが出た試合だった。ま、負けたけど。
どうも最近のメジャーではカーブが見直されてるようです。ホームランを打たれにくいとかなんとか。しかしグラスノーのカーブ(スライダー?)を見た限りではヒットすら簡単に打てるもんでも無さそうですけどね。
ほな