ロイヤルズのハミルトンがタッチアップで二塁からホームへ!?そんな速いヤツおるんか!
メジャーリーグは日本の野球より上か?下か?みたいな議論がよくありますが、実際のところは日本はAAA扱いというのが世間の意見ですね。日本のトップクラスが向こうへ行って、通用するかどうかみたいなところなので。
ただ、やはり打撃に関してはメジャーリーグのが上ですが、守備は日本の方が上じゃないかなと思ってます。メジャーって守備ヘタっぴなんですよねー、イメージが。
今回は守備や走塁など、メジャーリーガーってこんな感じですよってのを紹介しようと思いめじゃる。
ブルージェイズのグリエルJr.がホームスチール
アリーグ東地区の最下位争い、ブルージェイズVSレッドソックスはブルージェイズに軍配が上がりました。これでレッドソックスのセールは0勝3敗、ほんと2019年はダメダメになっちゃったようです。
分岐点は4回表のブルージェイズの攻撃。2-2の同点でグリチック、ジャンセン、グリエルJr.に3連打を浴び3-2と逆転される。続くウリーナ、ハンソンはアウトだったが、パスボールで1失点!
そして...
Home's on sale and Lourdes Gurriel Jr. just stole it. pic.twitter.com/NRWJSCpHGC
— MLB (@MLB) 2019年4月9日
セール相手にホームスチール!!?でさらに失点。これでセールは完全終了みたいなもんだった。ホームスチールしたのは2年目の若手二塁手グリエルJr.。今季打率.074でOPS.249とクソほど打ててない選手だった。
グリエルJr.の走力はスプリントスピード28.0の並みより上ってぐらいのレベル。完全に意表を突かれた感じか。
セールはもうダメだな。
ロイヤルズの超速ハミルトン、タッチアップで二塁からホームへ!?
ロイヤルズは予定通り2019年はバッドスタート。アリーグ中地区最下位をキープしている。しかしながらマリナーズ相手に最高の見せ場を作った!
3回裏の2-1のビハインドで迎えた9番貧打のハミルトン。左翼サンタナのエラーによって一気に二塁まで進んだ。
その後、当たっているOPS.874の2番モンデシーがセンターへの大きなフライ。俊足ハミルトンならタッチアップで三塁へは行くだろうなーって思ってたが...
Developing story: Billy Hamilton is fast.#AlwaysRoyal pic.twitter.com/ChezuiAvOB
— Kansas City Royals (@Royals) 2019年4月10日
三塁どころか一気にホームへ!!!
さすが超速ハミルトンと言うべき走塁だった。ハミルトンのスプリントスピードは30.1のSクラス。彼が塁に出たら常にホームを気にしなければならんのが凄い。
インディアンスの新人がランニングホームラン!?
ナリーグ中地区の首位争いといってもいいインディアンスVSタイガースとの1戦、すでにインディアンスが6-2で4点リードしていた7回、1アウト二塁で9番新人スタメッツ。
打率.077でOPS.253と打撃がまったく期待出来ない選手。
真ん中低めのスライダーをセンターへぶっ飛ばす。センター前ヒットかなーって思ったところが...
Career HR total: 1*
*This definitely counts#RallyTogether pic.twitter.com/87LbuajYhw
— Cleveland Indians (@Indians) 2019年4月9日
中堅マイキー・マトックがまさかのエラー!!
スタメッツはそのままホームへまっしぐら。結局エラーがらみでランニングホームランとなった。記録はシングルヒット+エラー。
元GG賞のオスーナですらクソ守備!?
4-0で余裕の勝利が確実と思われたカーディナルス。8回表の先頭打者ヘルナンデスがレフトへ打った打球を左翼オスーナが追っていた。
オスーナは2017年のゴールドグラブGG賞受賞者。
外野は全てを守った事があり、トータルDRSはレフト+19、センター-8、ライト+10。特にレフト守備は得意とするところ。
ホームランになりそうな打球をスパイダーキャッチしようと思ったところ...
Missed it by that much. pic.twitter.com/yQs026Axee
— MLB GIFS (@MLBGIFs) 2019年4月10日
まさかの手前!!
結局ワンバンでフェンス超えての二塁打となった。守備が下手と言うべきか、思ったより飛ばなかった打者を攻めるべきか。
神のような存在!?レッズの主砲ボット
つい先日乱闘騒ぎのあったパイレーツVSレッズ。
今日はマーリンズとの試合だった。元オリオールズでエース級の働きをしていたチェンだったが、4-0のビハインドでの登場。敗戦処理か...落ちぶれたもんだ。
6回から登板したチェンだったが、すでにシングル、四球、三振、そしてシングルで失点1。ワンアウト二塁で主砲ボットとの対戦だった。
その主砲への初球!内角厳しめの投球がボットにダーーーーーーーーン!!!
ボットブチ切れでバット持ってマウンドへ行ったと思ったが...
Nice guy, Joey Votto. pic.twitter.com/BjEaFbEKge
— Cincinnati Reds (@Reds) 2019年4月10日
まさかの「ほらよ」パターン!あの乱闘があったレッズだったが、ボットは神の領域だったみたいだ。
未だ出塁率.333でOPS.775と本領発揮とはいいがたい成績だが、この余裕はやはりベテラン。なかなか素敵なシーンだった。

メジャーリーガーの守備が下手なのがピックアップされる日が多い気がしますが、それもまた愛嬌。今日は走力を発揮した選手がいたので面白かった。ホームランが多い最近のメジャーだが、スピードスターが取り上げられる時代がそのうち来て欲しいものですね。
ほな