2018-19年ヒューストン・アストロズのオフのFA・トレード総まとめ!次回勝利確定!100勝チーム健在
2018年のアストロズは103勝59敗アリーグ西地区1位(ALCS敗退)でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中2位の結果に終わりました。
2017年に世界一になった力はまだまだ衰えていない様子。2018年に100勝したのはレッドソックス、ヤンキース、アストロズの3チーム。やはりアストロズはまだまだ頭一つ上のチームだ。
そんなアストロズの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年アストロズ主力選手 -0.1DOWN↓
2018年のアストロズの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジション+指名打者で計9名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:Justin Verlander (R) 6.3
SP:Dallas Keuchel (L) 2.6
SP:Lance McCullers Jr. (R) 1.5
SP:Gerrit Cole (R) 5.1
SP:Charlie Morton (R) 3.5
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。バーランダー、コールがずば抜けて成績優秀で、モートンも5番手にいるレベルではない。この5人で152試合投げ切った年間通して安定した投手陣だった。

救援投手 -0.1DOWN
ST8:Chris Devenski (R) 0.1
CL9:Hector Rondon (R) 0.9/Ken Giles (R) -0.1 →TOR
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。データから見るとクローザーだったジャイルズがどうやら成績微妙でブルージェイズに放出されていたようだ。そしてロンドンだけでは不安だったのか補強を実施。その補強した結果が
ST7:Ryan Pressly (R) 1.4
ST8:Chris Devenski (R) 0.1
CL9:Roberto Osuna (R) 0.8
ツインズから元75.1イニング登板のタフガイプレスリー、ブルージェイズのクローザー元39セーブの23歳オスーナを獲得した。この二人がまたいい仕事してた。

捕手
C:Max Stassi (R) 1.0
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。スタッシは捕手として83試合に出場しそれなりの成績。優勝チームとしては少し不安要素かなと思いきや、二番手捕手が
C:Brian McCann (L) 1.0
34歳ベテランのマキャンもWAR1.0で二人足したら2.0。うむ、十分過ぎるのではないかい?

内野手
1B:Yuli Gurriel (R) 2.2
2B:Jose Altuve (R) 5.2
3B:Alex Bregman (R) 6.9
SS:Carlos Correa (R) 1.7
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。さすが2017年の世界一チーム。内野陣は強豪揃いで二塁アルトゥーベ、三塁ブレグマンは強力。しかも三塁ブレグマンはまだ24歳で2023年まではアストロズにいるはずだ。

外野手/指名打者
LF:Marwin Gonzalez (B) 2.5
CF:Jake Marisnick (R) 1.7
RF:Josh Reddick (L) 1.8
DH:Evan Gattis (R) 0.4
外野手/指名打者もWAR2.0ほどあれば御の字。出場試合数の関係でこのメンバーとなったが本来はスプリンガーがレギュラーでゴンザレスはUTユーティリティ扱い。DH指名打者ギャティスのところがポイントになってきそうだが
CF/RF:George Springer (R) 2.7
1B/DH:Tyler White (R) 1.6
どちらがベンチメンバーか分からないほど能力が高い。シーズン後半は左翼ゴンザレス、中堅スプリンガー、右翼レディックに指名打者ホワイトって感じか。

2018-19年アストロズFA/DFA離脱選手 -11.9DOWN↓
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
RP:Tony Sipp (L) 1.3
DH:Evan Gattis (R) 0.4
C:Martin Maldonado (R) 0.1
LF:Marwin Gonzalez (B) 2.5
SP:Charlie Morton (R) 3.5
SP:Dallas Keuchel (L) 2.6
C:Brian McCann (L) 1.0
C:Chris Herrmann (L) 0.5
FA/DFA選手らの合計WARは11.9。FA/DFAの結果より、先発、捕手、外野が補強ポイントになりそうだ。特にモートン、カイケルの先発2枚が抜けるのはかなりの痛手か。

2018-19年アストロズウェイバー離脱/獲得選手 +0.5UP↑
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
C:Chris Herrmann (L) 0.5 SEA→HOU
ウェイバーで放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は0.5となった。

2018-19年アストロズトレード/FA獲得選手 +7.2UP↑
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
ブルージェイズの遊撃ディアズがアストロズのマイナーリーガーとトレード! +1.4UP↑
HOUアストロズ→TORブルージェイズ
SP:Trent Thornton (R) Minor
TORブルージェイズ→HOUアストロズ
SS:Aledmys Diaz (R) 1.4
11/17 ブルージェイズの遊撃ディアズとアストロズのマイナーリーガーのトレード。放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は+1.4となった。

The #Astros have acquired Aledmys Díaz from the Toronto Blue Jays in exchange for RHP Trent Thornton.
Welcome to Houston, Aledmys! 🤘 pic.twitter.com/FIFFu17rBh
— Houston Astros (@astros) 2018年11月17日
FAの捕手チリノスをアストロズがゲット! +1.5UP↑
FA→HOUアストロズ
C:Robinson Chirinos (R) 1.5
12/6 レンジャーズからFAとなっていた正捕手チリノスがアストロズと契約。獲得したWARの合計は1.5となった。

The #Astros have signed Robinson Chirinos to a one-year deal.
Welcome to Houston! 🤘 https://t.co/O0eDHJwlEq pic.twitter.com/chRSi90dDa
— Houston Astros (@astros) 2018年12月6日
FAの左翼ブラントリーをアストロズがゲット! +3.6UP↑
FA→HOUアストロズ
LF:Michael Brantley (L) 3.6
12/19 インディアンスからFAとなっていた左翼ブラントリーがアストロズと契約。獲得したWARの合計は3.6となった。

.@Astros sign OF Michael Brantley to 2-year deal. pic.twitter.com/1lZt0jAtFZ
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月19日
その他アストロズのトレード/FA情報 +0.7UP↑
1/6 HOU 3B:J.D. Davis (R) -0.7、SS:Cody Bohanek (R) Minor ⇔ NYM SS: Luis Santana (R) Minor、OF:Ross Adolph (L) Minor、C:Scott Manea (R) Minor
その他アストロズのトレード/FAで放出したWARの合計は-0.7。獲得したWARの合計は0.0となった。

2019年アストロズのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のアストロズのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手/指名打者)は9名の計17名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Justin Verlander (R) 6.3
SP:Gerrit Cole (R) 5.1
SP:Lance McCullers Jr. (R) 1.5
SP:2.6
SP:3.5
ST7:Ryan Pressly (R) 1.4
ST8:Chris Devenski (R) 0.1
CL9:Roberto Osuna (R) 0.8
C:Robinson Chirinos (R) 1.5 (+0.5UP)
1B:Yuli Gurriel (R) 2.2
2B:Jose Altuve (R) 5.2
3B:Alex Bregman (R) 6.9
SS:Carlos Correa (R) 1.7
LF:Michael Brantley (L) 3.6 (+1.1UP)
CF:George Springer (R) 2.7 (+1.0UP)
RF:Josh Reddick (L) 1.8
DH:Tyler White (R) 1.6 (+1.2UP)
19年1月6日最終更新
2018年のアストロズのWARは57.2でメジャーリーグ30球団中1位だった※野手27.8(7位)、投手29.4(1位タイ)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、アストロズ本来の実力は104.8勝だった計算になる。
今回の動向から2019年のアストロズは2018年よりもWAR-4.3低くなることが予想され、そこから2019年のアストロズの勝敗を試算すると...
2019年アストロズ予想 100勝62敗!
アストロズは多少弱体はしたけれども来季も100勝出来るほどの能力があるようです。めちゃめちゃ強過ぎるでしょ!
※的確な補強と余分な補強(ディアズ)をしてるアストロズだが、先発投手の補強はやはりしておきたいところだ。ま、現有戦力でも十分だと思いますけどね。

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ほな