めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

アスレチックス

’17年アスレチックス意外に主力で売ったのはエースぐらい、後半プロスペクトを鍛え上げ来季の準備だな

2017/09/02

とうとう最後の30球団目のアスレチックス。アリーグ最弱かつ不人気球団のため、必然的に最後の紹介だな。2名の外野手デービスにエース?のグレイ、オールスターの一塁アロンソぐらいがどう活躍したのかめじゃる。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 LF Khris Davis 87 368 0.7 12.4 -12.9 1.2
2 2B Jed Lowrie 84 358 0.3 8.2 -0.9 2.0
3 DH Ryon Healy 85 344 -2.6 3.1 -9.7 0.5
4 RF Matt Joyce 79 300 -0.1 0.9 -5.9 0.5
5 1B Yonder Alonso 79 298 -1.3 16.3 -7.7 1.9
6 CF Rajai Davis 70 245 4.2 -8.8 -1.8 -0.2
7 SS Adam Rosales 66 210 2.0 -7.1 -0.1 0.0 →ARI
8 3B Trevor Plouffe 58 199 -1.4 -8.9 -2.4 -0.4 →TB
9 C Stephen Vogt 54 174 -1.3 -7.1 -3.5 -0.5 →MIL
10 *2B/SS Chad Pinder 47 160 -1.3 -0.3 -0.7 0.5
11 *C Josh Phegley 43 121 0.5 -6.2 3.4 0.1 →10DL
12 *OF Jaycob Brugman 29 106 -1.0 -3.7 -4.3 -0.4
13 *OF Mark Canha 29 94 -0.2 -4.5 -5.7 -0.7

捕手/指名打者

右投手には正捕手左打者のボート、左投手には右打者のフェグリーを起用していたアスレチックス。それでもボートは打率.217、フェグリーは打率.200でどんだけプラトーン起用しても使えなさそう。盗塁阻止率はボート15%、フェグリー35%とフェグリーのが上。後半ボートはブルワーズ、フェグリーは故障と扇の要が不在となる。

指名打者は打率.269で19本塁打のヒーリーを使い、時々パワーのある左翼のKデービスも。ヒーリーは一塁/三塁のコーナーも守れるので順番に休ませてローテしてってる。弱小のDHでこれだけの打撃ならOKでしょ。

内野手

OPS.934でチームトップの20本塁打でオールスター選手の一塁アロンソ、出塁率.346、9本塁打でチームトップのWARを記録した二塁ラウリー、しかし三遊間が悲惨。OPS.618の不振三塁プルーフ、OPS.618の遊撃ロサレス。プルーフ、ロサレスは守備も微妙ながら惜しくも?他チームへ移籍。

ま、さっさと移籍させるのはアスレチックスあるあるだな。

外野手

左翼には24本塁打放ったパワーヒッターのKデービス、中堅には出塁率.270だが15盗塁もした俊足おじさんRデービス、右翼には打率の割に出塁率の高いジョイス。同じ名前の外野手ってことでホワイトソックスと被る。これほんと調べにくいのでやめて欲しい。

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Sean Manaea 16 93 8.97 3.28 3.76 1.8
2 SP Sonny Gray 13 78 8.47 2.86 4 1.5 →NYY
3 SP Jharel Cotton 14 76 7.87 3.76 5.17 0.5
4 SP Jesse Hahn 14 69 7.11 3.49 5.3 1.3
5 SP Andrew Triggs 12 65 6.89 2.62 4.27 0.6 →10DL
6 SP Kendall Graveman 8 47 6.13 2.68 3.83 0.5 →10DL
11 SP Daniel Gossett 6 30 5.93 1.48 6.23 -0.1

4勝4敗で防御率4と「4」ずくしのグレイ。WARチーム2位のエース投手が名門ヤンキースへ。トリッグス、グレイブマンとそこそこ防御率の低い選手が故障離脱中で、マナエア以外は防御率5点台強が並ぶローテになりそう。最弱チームのローテにしてはこれぐらいでも出木杉だろ。

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
9 CL Santiago Casilla 34 33 8.18 3.27 3.82 0.4
7 ST Ryan Madson 38 37 8.44 1.45 2.17 0.9 →WSN
8 ST Liam Hendriks 38 36 12 3.44 5.4 0.4
13 RP Josh Smith 18 24 5.63 4.5 6.75 0
10 RP Daniel Coulombe 36 30 7.34 2.93 2.93 0.1
12 RP Frankie Montas 21 28 9.42 4.71 6.91 -0.6

防御率2.17で調子の良かったセットアッパーマドソンはナショナルズへ。残りはクローザーのカシーヤ、奪三振率12のヘンドリクス以外に使えそうなのは...防御率2.93のクローンブ?もう全然聞いたこともない選手ばっかですわ。

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
☆彡 C Bruce Maxwell SP Sean Manaea
1B Yonder Alonso SP Jharel Cotton
2B Jed Lowrie SP Daniel Gossett
☆彡 3B Matt Chapman SP Paul Blackburn ☆彡
☆彡 SS Marcus Semien SP Chris Smith ☆彡
LF Khris Davis CL Santiago Casilla
CF Rajai Davis ST Blake Treinen ←WSN
RF Matt Joyce ST Liam Hendriks
DH Ryon Healy RP Ryan Dull ☆彡
☆彡 *C Ryan Lavarnway RP Daniel Coulombe
*IF Chad Pinder RP Simon Castro ☆彡
*OF Jaycob Brugman RP Josh Smith ☆彡
RP Michael Brady ☆彡

補強

優秀なセットアッパーのマドソンがナショナルズへ移籍したが、その代わりに移籍してきたのが防御率4.42で1勝3敗のセットアッパーのトレイネン。明らかに格下げ。ただアスレチックスに来てからの防御率は2.11でちょっと通用してそうだ。

前半と後半の違い

捕手のマックスウェルはOPS.608と微妙だが、三塁チャップマンはOPS.793でまだ50試合ながら9本塁打←年間30本ペースのパワーを発揮。遊撃セミエンもOPS.732でめでたく昔の選手たちよりバージョンアップ!明るい未来が待ってそう。

後半戦、まだアスレチックス4年目のラウリーが二回目の40二塁打を達成した。これは1901年から続くアスレチックスでたった4人しかいない記録だそうだ。入れ替わりの激しい球団だけに、今後この記録も塗り替えるのが困難になるかもしれないな。

新しくローテに入ったブラックバーンは防御率3.22の3勝1敗で十分戦力←故障者入りしたけど。しかしもう一人のスミスが0勝3敗、防御率5.56と微妙なとこ。このどんどん選手が変わっていくアスレチックスはある意味おもしろいで好き。

まとめ

ローテの要のグレイを売ったから完全解体モードと思いきや、意外にも左翼Kデービス、一塁アロンソ、二塁ラウリーが残ってて来期に期待出来そう。セットアッパーなんてすぐにいいのが補強出来るポジションなので←多分。今季は完全に終了しているが、来期まだまだイケる。

プロスペクトの有名どころの遊撃/二塁を守るバレト、遊撃/外野のマテオが昇格して活躍すると、なかなか怖いよ、このチーム。また、ちょっと二遊間だぶついているから、それをエサに違う選手も引っ張れる可能性もある。ゆくゆくの未来に期待。

よし!30チーム終了!

 

ほな

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