2017MLBホームランダービー出場者発表!優勝予想はジャッジだろ!
2017/07/12
オールスター前夜祭の趣のあるホームランダービーの選手がやっとこさ決まりましたね。ま、これは見た事無いんですが、どうやら昨年はスタントンの圧勝だったみたいですねえ。せっかくなので候補や仕組みをめじゃる。
ホームランダービーとは?
ざっくり言うと、打ちやすいボールを投げてもらってホームランを一番多く打ったヤツの勝ちです。要はバッティング練習を競技にしちゃった的なノリでしょう。どんだけ遠くへ飛ばせるかは関係無し。ホームランなら良し。
なので、間違っても投手側に100マイル投手とか切れ味鋭いスプリッターとかはいません。おそらくバッティングピッチャーとかコントロールのいいチームメイトたちが投げるんでしょう。
基本的にはオールスターに出場する選手から各リーグ4人ずつ選ぶみたいだ。
ナリーグホームランダービー出場選手
まずはナリーグのホームランダービーに出場する選手4人を発表する。
Your NL competitors for next Monday’s @tmobile #HRDerby: @Giancarlo818, @Cody_Bellinger, @Chuck_Nazty and @bour41. pic.twitter.com/YxtFuHXJo5
— All-Star Game (@AllStarGame) 2017年7月4日
# | Name | Team | HR | ISO |
▲ | Cody Bellinger | Dodgers | 24 | 0.364 |
○ | Giancarlo Stanton | Marlins | 21 | 0.262 |
Charlie Blackmon | Rockies | 18 | 0.266 | |
Justin Bour | Marlins | 18 | 0.264 |
軽く今現在のホームラン数、ISO(=長打率ー打率で計算され、安打のどれぐらいが長打になるかっって指標※パワー。.300を超えたらパワーS級)を調査。こっから個別に見てく...。
ドジャースの新人ベリンジャー
本塁打はメジャー全体で2位の24本。2000年以降の新人としては24本塁打は19位タイ。30本を超えるとトップ5に入る。ISOが何と.364でこれはぶっちゃけ現在メジャー№1なのだ。ぶっちゃけスタントンが世間では大本命だと思うが、私はベリンジャーを推したい!
マーリンズの飛ばし屋スタントン
現在本塁打は21本で10位タイ。この人実は2016年に最長飛距離504フィートも飛ばしている怪力。504フィート=153.6メートルで言わば「150m弾」ってやつだ。スタットキャストのデータが見れる2015年からは500フィートはスタントンだけ。しかしケガに弱い、そして給料が国家レベルが欠点だな。
ロッキーズの切り込み隊長ブラックモン
18本塁打はメジャー全体で23位タイ。このまま行けば30本塁打以上を記録するペースだが、ブラックモンて俊足の持ち主。言わばスラッガーでは無くパワー&スピードタイプ。昨年29本塁打も打ったが基本は20本塁打クラス。パワーはA級だが優勝出来るレベルとは思えん。
開催地マーリンズの主砲?ボーア
ブラックモンと同じく18本塁打を打つ5番打者。オールスターでマーリンズって言えばオスーナとかおるのにあえてボーアなのな。ボーアこそホームラン量産タイプでは無く、今まで最高でも23本塁打。ISO.200クラスでどっちかって言うと中距離打者かも。彼も優勝は無いよな。
アリーグホームランダービー出場選手
しょーがないから一気にアリーグも見ましょう。
Your AL competitors for next Monday’s @tmobile #HRDerby: @thejudge44, @elgarysanchez, @Mooose_8 and @SanoMiguel. pic.twitter.com/Hdcw9RKddV
— All-Star Game (@AllStarGame) 2017年7月4日
# | Name | Team | HR | ISO |
◎ | Aaron Judge | Yankees | 27 | 0.355 |
Mike Moustakas | Royals | 23 | 0.283 | |
△ | Miguel Sano | Twins | 20 | 0.274 |
× | Gary Sanchez | Yankees | 13 | 0.237 |
アリーグと同様に本塁打数とISOです。
優勝候補ヤンキースのジャッジ
現在2位と3本差の27本でメジャー№1の本塁打数を誇るジャッジ。今季一番飛ばしたのはジャッジの495フィート。打球速度も今季トップらしいわ。ISOは惜しくもベリンジャーに負けてるがそれでも.350を超える。かつての40本塁打のグリフィーや54本のオルティーズレベル。大本命間違いなしだ。
ロイヤルズの二番ムスタカス
おやまあ、ロイヤルズでは1番の稼ぎ頭ムスタカスは現在23本塁打を放ってはいるが、主な打順は2番らしい←意外過ぎる。今まで30本塁打を達成した事が無く、今季期待出来るかも。ただしホームランダービーでトップを獲れる器では無い。
ツインズのサノはどうよ?
すっげー打つイメージがあったけど誰かと間違えてたかも知れん。通算平均ISO.250と完全にスラッガーで、まだ23歳と伸びしろ抜群。ホームランも今年はなかなかのペース。これはもしかしたら大穴にはなり得るダークホースかも。平均打球速度はジャッジに次ぐ2位。
規定に乗らないヤンキースのサンチェス
今季規定に乗っておらず、それでもオールスターに選ばれホームランダービーに選ばれている選手。昨年もの凄いペースでホームラン量産したのが皆忘れられないんだろうよ。だがし、ISOもそれなり、本塁打もそこまで出ておらず、こっから復帰出来るとは思えん。
まとめ
やっぱりド本命はヤンキースのジャッジ!それにスタントン、ベリンジャーが挑むって構図にはなってるような気がする←世間ではスタントンが完全優勝候補だろうけど。ま、ホームランの数とホームランダービーの優勝は決してイコールでは無いので、一概にジャッジ一択では無さそう。
ベリンジャーはジャッジの陰に隠れてはいるけどかなりヤバイ選手っぽい。ってかこのままイッタラ新人二人が各リーグのホームラン王になってしまうぞ!そんな過去あったかいな?誰か阻止しやなあかんで。
トーナメント表発表
Pick a perfect @TMobile #HRDerby bracket for a chance to win 4 tix to 2017 #WorldSeries. https://t.co/7JFdjvACAd pic.twitter.com/zbTDK7Ipkk
— MLB (@MLB) 2017年7月6日
単純に考えると決勝はスタントンとジャッジの対戦になるのだろうか?けどま、世の中そんな上手くはイカナイだろうけどね。楽しみやなー。
ホームランダービーの結果はこちら→2017年メジャーオールスターのホームランダービー優勝は結局ジャッジ!スタントンの初戦敗退が痛い
ほな