ポストシーズン直前!投手に注目!バーランダーにナショナルズ、そしてダルビッシュは抑えておきたいポイント
今投手が激熱です。ホームランが多い多いとは言われてますが、それに比例して投手は奪三振が増えているのかも知れません。
残り13日ほどでメジャーシーズンも終わります。おそらく2~3先発ぐらいでしょうか。もしかしたらもしかしたらですが、夢の300奪三振投手が同時に2人も!!さらに同じチームでの達成も夢ではないのかも知れません。
アストロズのゲリット・コール292奪三振(残り8)、アストロズのジャスティン・バーランダー283奪三振(残り17)、彼らが注目選手です。期待したいですね。
いろいろな情報があって迷ったあげく、ナショナルズ、バーランダー、ダルビッシュに注目してみようかと思いめじゃる。
ナショナルズの先発3人が222奪三振!
ナショナルズで20先発以上を投げたのが4人。31先発のストラスバーグ、30先発のコービン、28先発のサンチェス、25先発のシャーザー。こう見ると意外にシャーザー投げてないんだね。
ローテーション順序的にはシャーザー、ストラスバーグ、コービン、サンチェスって感じが定番だと思う。
その防御率は優秀で、先発防御率3.53はメジャー全体2位。先発fWARは20.2でメジャー全体1位の投手陣だ。それぞれの防御率は...
シャーザー 防御率2.65(ERA+ 176)
ストラスバーグ 防3.49(133)
コービン 防3.20(146)
サンチェス 防3.86(121)
4人全員が平均以上!まだポストシーズン確定ではないけれども4人優秀な投手を有するナショナルズ、短期決戦に強そう。
さらにこの中の3人。シャーザー、ストラスバーグ、コービンのトリオが史上最強の記録を達成した!
The 2019 Washington Nationals are the 1st team in @MLB history with 3 SP who each recorded 222+ strikeouts.
• Max Scherzer
• Stephen Strasburg
• Patrick Corbin#STAYINTHEFIGHT // #OnePursuit pic.twitter.com/ygDW3AgsWR— Washington Nationals (@Nationals) September 18, 2019
先発3人が222奪三振以上!という強引な記録。200奪三振以上は2019年シーズン現在18人しかいない投手の中でも一握りの存在。
アストロズのコール292奪三振(メジャー全体1位)、バーランダー283奪三振(2位)がワンツーだが、ナショナルズは3人も!!
ストラスバーグ 235奪三振(6位)
コービン 224奪三振(9位)
シャーザー 222奪三振(11位)
もう最強の投手王国!ナショナルズがポストシーズンに来てくれると楽しいのですが、どうなることやら。
バーランダーにかかれば全員9番打者以下!もはや全員マイナーレベル!
奪三振数でも2位に付けているバーランダー。タイガース時代も史上最強レベルのスーパーエースだったが、34歳時にアストロズに来てからはさらに凄まじい!2年ちょいで39勝15敗の勝率.722、防御率2.44とひとりだけ反則レベルの成績だ。
そのバーランダーの2019年の被打率が.168という驚異的な数字を叩き出した。
— MLB Stats (@MLBStats) September 17, 2019
史上最強とも言えるペドロ・マルティネスやノーラン・ライアンと同格だというから物凄い。この被打率がどのぐらい凄いかが分かるデータがこちら。
1番打者 打率.265
2番打者 打率.273
3番打者 打率.267
4番打者 打率.261
5番打者 打率.257
6番打者 打率.255
7番打者 打率.243
8番打者 打率.237
9番打者 打率.207
今シーズンのメジャーリーグの打順別打率。9番打者でさえ打率.207を打つのが平均。しかしバーランダーにかかればそのさらに下の.168だからね。
せっかくなので、バーランダーが投げた場合の打順別打率を見てみると...
1番打者 打率.198
2番打者 打率.153
3番打者 打率.154
4番打者 打率.151
5番打者 打率.157
6番打者 打率.139
7番打者 打率.205
8番打者 打率.143
9番打者 打率.212
これマジ!?上位打線と呼ばれる1番~6番までまったく仕事をさせない徹底ぶり。むしろ気の抜けた下位打線のが打っている...が、それでも2割ちょい。もう彼を攻略することは不可能ということが分かる。
スキなさ過ぎ。
ダルビッシュついに覚醒!後半はまるで別人の男!
後半戦のダルビッシュが凄いと話題になっている。
前半戦、防御率5.01(メジャー全体ワースト7位)、fWAR0.3(メジャー全体ワースト2位)、奪三振率10.30はメジャー全体14位で、三振しか取れない一人相撲の得意なピッチャーだった。
しかし後半戦は防御率2.70(メジャー全体10位)、fWAR2.1(メジャー全体9位)、奪三振率13.01はアストロズの怪物コール、バーランダーに次ぐ3位だ。
9月12日のパドレス戦では、6イニングを投げて14奪三振の被安打2、無失点で余裕の勝利をてにしたばっかし。
そして9月17日のレッズ戦。打者12人で11奪三振を記録したのだった!!スゲースゲー!!
Yu Darvish has 11 strikeouts through 4 IP.
12 outs.
11 Ks.— Chicago Cubs (@Cubs) September 18, 2019
ま、掘り起こしてみたところ...
1回
安打
二塁打(1失点目)
三振(1奪三振)
本塁打(3失点目)
三振(2奪三振)
三振(3奪三振)
2回
センターフライ
三振(4奪三振)
三振(5奪三振)
3回
三振(6奪三振)
三振(7奪三振)
三振(8奪三振)
4回
三振(9奪三振)
三振(10奪三振)
三振(11奪三振)
ここまで12アウト中、11奪三振!!
5回
三塁アウト
安打
レフトフライ
四球
安打(4失点目)
三振(12奪三振)
6回
二ゴロ
三ゴロ
三フライ
7回
三振(13奪三振)
遊ゴロ
一ゴロ
んー、結果7.0回を被安打6の4失点。しかし13奪三振。からの負け投手。これをスゲーと呼んでもいいのだろうか...なかなか難しい投手である。

ほな