史上二人目!マーリンズの新人先発投手ジョーダン・ヤマモトが2戦連続カーディナルスを7回無失点でデビュー
2019/06/20
今一番弱いとこと言えば...分かりますか?いやー、弱いチームなんて全然注目しないので知りませんよね。この6月半ばを超えた時点で勝ち星の少ないワースト5がこちら。
26勝43敗タイガース
26勝45敗マーリンズ
26勝47敗ブルージェイズ
25勝48敗ロイヤルズ
21勝52敗オリオールズ
やっぱりあんま注目されていないチームが多い。これらのチームのプロスペクト100/101にランクインしたのは、タイガース5人、マーリンズ5人(アルカンタラはメジャー昇格)、ブルージェイズ5人(ゲレーロJr、ジャンセンは昇格)、ロイヤルズ4人、オリオールズ3人。
弱いのに未来が期待出来るのはマーリンズ、ブルージェイズぐらいか。
そんな弱いマーリンズの若手ピーがかなり凄いらしいって事で話題になってましたので、今回はマーリンズの先発投手ジョーダン・ヤマモトについてめじゃる。
先発ヤマモトが2戦連続7.0回を無失点!
6月12日のVSカーディナルス戦でメジャーデビューしたヤマモト。古豪カーディナルス相手に7.0イニングを3安打2四球、三振5で95球無失点で勝利を記録。
続く2先発目の6月18日もまたVSカーディナルス。これまた7.0イニングを投げて2安打2四球、三振7で99球無失点でマウンドを降りた。これまた勝利。
Hard to imagine a better start to your career. pic.twitter.com/xnLW8qbeok
— MLB Stats (@MLBStats) 2019年6月19日
1908年以来、7.0イニング以上無失点で3安打以下はメジャー記録。さらに14.0イニング無失点はマーリンズの記録だそうだ(2001年のベケットが10.0イニングらしい)
さらにさらに同じチームに2連続で無失点を記録したのは、1978年のマクウィリアムスに続いて1893年以来たったふたりしかいないとのこと。
簡単にいうと...超スゴイんですよ!エースフェルナンデスを失ってどうなることかと思いきや、生きのいい若手が出てきたもんだ。
ヤマモトの球種!実は七色の変化球投手?
ちょっとジョーダン・ヤマモトの球種について調べてみました。
速球はわずか31.1%しか投げない技巧派で平均球速91.8マイル。キロに変換すると147.7キロとなり特に速球派と呼べるスピードはない。
そしてカットボールを25.6%(86.9マイル)、シンカーが14.4%(89.6マイル)と速いボール
だけで70%を超える。
そしてチェンジアップ7.8%(82.5マイル)、スライダー12.2%(80.2マイル)の半速球をなげつつ、めちゃくちゃ遅いカーブ8.9%(72.7マイル=116.9キロ)で終わり。
球種は結局、1速球、2カッター、3シンカー、4チェンジアップ、5スライダー、6カーブの6球種。七色には届かなかったが六色の変化球投手だった。
Oh, he's a BAAD Mama Yama. #JuntosMiami pic.twitter.com/LKPZg5tNQ5
— Miami Marlins (@Marlins) 2019年6月19日
球速は決して速くはないが、これは打ちにくいと思われ。
マーリンズのローテは若くて強い?
ヤマモトが使えるとして、マーリンズのローテーションはどうなるかと言うと。
26歳リチャーズ 3勝7敗,防御率3.68
23歳ロペス 5勝5敗,防御率4.23
23歳アルカンタラ 3勝6敗,防御率3.73
24歳ヘルナンデス 0勝2敗,防御率3.95
23歳ヤマモト 2勝0敗,防御率0.00
ロペス以外は平均以上の投手陣。ただ、三振を奪えるパワーピッチャーがいないのが難点。
この23~24歳のロペス、アルカンタラ、ヘルナンデス、ヤマモト。誰がマーリンズのエースになるか楽しみのひとつだな。

ほな