2018-19年サンフランシスコ・ジャイアンツのオフのFA・トレード総まとめ!外野がそして誰もいなくなった状態に
2019/01/12
2018年のジャイアンツは73勝89敗ナリーグ西地区4位でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中21位タイの結果に終わりました。
レイズの顔であった三塁ロンゴリアやパイレーツの顔であった右翼マカッチェンらを補強したくせにハズレに終わった事で、ベテランの補強はしない方がいいって結果を世間に知らしめてまいました。
そんなジャイアンツの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年ジャイアンツ主力選手 -2.0DOWN↓
2018年のジャイアンツの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジションで計8名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:Madison Bumgarner (L) 2.5
SP:Dereck Rodriguez (R) 2.3
SP:Andrew Suarez (L) 0.3
SP:Derek Holland (L) 1.8
SP:Chris Stratton (R) -0.9
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。2年前の15勝バンガーナー、2年前の18勝クエト、2年前の12勝サマージャの離脱があった割には何とかなった方かな。ストラットンぐらいは何とかしたいとこだがクエト、サマージャはどんな感じだと言うと
SP:Johnny Cueto (R) 1.2
SP:Jeff Samardzija (R) -0.7
実はサマージャってそんなに凄く無い。5年連続200イニングを達成したタフさだけが売りだったのに離脱したらダメだよね。
救援投手
ST7:Sam Dyson (R) 1.3/Reyes Moronta (R) 1.5
ST8:Tony Watson (L) 1.8/Mark Melancon (R) 0.1/Cory Gearrin (R) 0.1 →TEX
ST9:Will Smith (L) 1.0/Hunter Strickland (R) -0.4
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。いまいち勝利の方程式が固定されていなかったようだ。ストリックランドのWARがマイナスしてたがスミスがいるので補強はいいだろう。
捕手
C:Buster Posey (R) 2.9
C:Nick Hundley (R) 0.0
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。ほぼ半分をポージーとハンドリーで分け合った。ハンドリーは第二捕手と考えると問題無いレベルだろう。
内野手
1B:Brandon Belt (L) 2.7
2B:Joe Panik (L) -0.1
3B:Evan Longoria (R) 1.9
SS:Brandon Crawford (L) 2.6
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。元オールスターの二塁手パニックもとうとうお荷物状態になって来たようだ。意外にロンゴリアは頑張ってたな。
外野手
LF:Hunter Pence (R) -0.9
CF:Gorkys Hernandez (R) 0.5
RF:Andrew McCutchen (R) 2.0 →NYY
外野手もWAR2.0ほどあれば御の字。左翼ペンスも何とかしたいが右翼マカッチェンはヤンキースに移籍してしまっている。外野手の補強は絶対。ちなみに4番目の外野手はと言いますと
OF:Gregor Blanco (L) -0.8
すでに10年目のブランコ34歳。彼はそもそももしもの保険レベルでスタメンに抜擢される選手ではない。
2018-19年ジャイアンツFA/DFA離脱選手 -0.2DOWN↓
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
C:Nick Hundley (R) 0.0
SP:Derek Holland (L) 1.8
LF:Hunter Pence (R) -0.9
OF:Gregor Blanco (L) -0.8
CF:Gorkys Hernandez (R) 0.5
Hunter Strickland (R) -0.4
FA/DFA選手らの合計WARは0.2。FA/DFAの結果より、ほぼ主力の放出で外野はスッカラカンになってしまったようだ。さすがに外野の補強は絶対だろ。
2018-19年ジャイアンツウェイバー離脱/獲得選手 -0.7DOWN↓
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
OF:Mike Gerber (L) -0.7 DET→SF
2018-19年ジャイアンツトレード/FA獲得選手 +0.1UP↑
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
FAの両投げリリーフ投手ベンディットをジャイアンツがゲット! +0.2UP↑
FA→SFジャイアンツ
RP:Pat Venditte (B) 0.2
12/21 ドジャースからFAとなっていた両投げリリーフ投手ベンディットがジャイアンツと契約。獲得したWARの合計は0.2となった。
OFFICIAL: Welcome to the orange and black, Pat Venditte!
🤜🤛 #SFGiants pic.twitter.com/HBgpT31Dds
— San Francisco Giants (@SFGiants) 2018年12月21日
その他ジャイアンツのトレード/FA情報 -0.1DOWN↓
12/20 BAL 2B:Breyvic Valera (B) -0.1 ⇔ SF Cash
その他マリナーズのトレード/FAで放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は-0.1となった。
2019年ジャイアンツのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のジャイアンツのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手)は8名の計16名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Madison Bumgarner (L) 2.5
SP:Johnny Cueto (R) 1.2 (-0.6DOWN)
SP:Jeff Samardzija (R) -0.7 (+0.2UP)
SP:Andrew Suarez (L) 0.3
SP:Dereck Rodriguez (R) 2.3
ST7:Tony Watson (L) 1.8 (+0.3UP)
ST8:Mark Melancon (R) 0.1
ST9:Will Smith (L) 1.0
C:Buster Posey (R) 2.9
1B:Brandon Belt (L) 2.7
2B:Joe Panik (L) -0.1
3B:Evan Longoria (R) 1.9
SS:Brandon Crawford (L) 2.6
LF:-0.9
CF:0.5
RF:2.0
19年1月5日最終更新
2018年のジャイアンツのWARは21.3でメジャーリーグ30球団中24位だった※野手11.0(27位)、投手10.3(19位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、ジャイアンツ本来の実力は68.9勝だった計算になる。
今回の動向から2019年のジャイアンツは2018年よりもWAR-2.8低くなることが予想され、そこから2019年のジャイアンツの勝敗を試算すると...
2019年ジャイアンツ予想 66勝96敗!
計算上ではさらに弱くなるようだ。ここから巻き返しは難しそうなのでエースバンガーナーを放出することも考えて行きたいところだね。
※取りあえず外野がまったくいなくなってるので補強するのか?それともマイナーリーガーを格上げして戦うのか?どうするのかが見どころになりそうだ。
他の球団を見る→2018-19年MLBメジャーリーグ30球団のオフのFA・トレード総まとめ!リンク集。オフの動向はここから飛べる!
ほな