MLB2018年9月ルーキーオブザマンスはもはやルーキーとは思えないエンジェルスの大谷とナショナルズのソト
2018/10/03
結局のところ2018年の最強のルーキーと言えば誰なのでしょうか?
開幕から~終了時のルーキーfWARを確認したところ、野手トップはレイズのウェンドル、ブレーブスのアクーニャ、ナショナルズのソトが3.7。そしてベイダー3.5、アンダーソン3.4、大谷翔平2.8と続きます。
投手トップはドジャースのバウラー3.3で断トツですかね。インディアンスのビーバー2.8、ロイヤルズのケラー2.5などが続きますがバウラーぐらいしか知らないです※大谷翔平は投手では23位の1.0を記録してます。
大谷翔平は野手部門で2.8、投手部門で1.0で計3.8。ルーキーの中で一番fWARを稼いだことになりました=ルーキーオブザイヤー確定なのか?って思いつつも9月度のルーキーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのルーキーオブザマンス
アリーグの9月のルーキーオブザマンスはエンジェルスの指名打者大谷翔平が選ばれた。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | ISO | AVG | OBP | SLG | WAR |
25 | Shohei Ohtani | Angels | 25 | 97 | 7 | 19 | 18 | 4 | 0.322 | 0.310 | 0.371 | 0.632 | 0.9 |
この1ヵ月の出場試合数は25試合で圏外(やっぱちょっと少ない)、97打席も当然圏外と微妙なところ。7本塁打はメジャー全体で14位、19得点は18位、18打点は20位で盗塁4は17位。ルーキーのくくり無しでも上位クラスの成績だ。
ISO.322はパワーSクラスの証で13位、打率.310は22位、出塁率.371はトップ30からはハズレタ。長打率.632は11位でチームナンバーワンの強打者クラスの成績を叩き出す(これがトミージョン手術の必要な状態とはね)OPSはギリギリ1.000を超えて1.003でトップ10入り。fWAR0.9で25位だ。
A September to remember for these sluggers!
Shohei Ohtani and @MikeTrout end their seasons on a high note as they receive the honors of AL Rookie of the Month and AL Player of the Month for September! pic.twitter.com/vrjNblCLg3
— Angels (@Angels) 2018年10月2日
日本から来たばっかの若者が投手をして野手をしてとメジャーリーグってイージーモード!?みたいに通用しているのが怖い。そもそもどっちかに絞ってたらどんな成績になったのかは話がつきないところ。
ナリーグのルーキーオブザマンス
ナリーグの9月のルーキーオブザマンスはナショナルズの左翼手フアン・ソトが選ばれた。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | ISO | AVG | OBP | SLG | WAR |
29 | Juan Soto | Nationals | 26 | 115 | 6 | 15 | 20 | 3 | 0.242 | 0.283 | 0.383 | 0.525 | 0.8 |
9月に稼いだfWAR0.8はメジャー全体で25位。ルーキーとしては凄いけれどもメジャーリーガーたちと比べると普通のスーパープレイヤー。しかし2018年は終始ソトという名前は上がってた気がする。
ソトも26試合115打席に出場した。115打席はトップ27位で頑張って出場してくれたおかげか。6本塁打は18位でアストロズのブレグマンと並ぶ。15得点は圏外、20打点はメジャー12位でルーキーで打点を稼ぐ能力に長けているのが想像出来る。
打率.283はトップ30圏外、出塁率.383も圏外、長打率.525はなんとか30位に滑り込みISO.242もギリの29位。やはりメジャーリーガーと比べるとまだまだ爆発力が足りないレベルか。
For the 3rd time in 4 months, the Greatest Teenage Hitter of All-Time is your NL Rookie of the Month!
// https://t.co/xgiCxzmJGW pic.twitter.com/jCMDV8s1ps
— Washington Nationals (@Nationals) 2018年10月1日
ナショナルズってチームが微妙だったのでいまいち騒がれてなかったように思えるが、ルーキーでOPS.923とか...神か。しかし今年はルーキーやばいな←毎年言ってる気がするけどね。
まとめ
9月のルーキーオブザマンスは...
- アリーグ*エンジェルスの指名打者大谷翔平。
- ナリーグ*ナショナルズの左翼手フアン・ソト。
These rookies balled out. pic.twitter.com/zWyFDJisgJ
— MLB (@MLB) 2018年10月1日
ナリーグのソトが9月のルーキーオブザマンスってことだが、打率は月初めに.301あったのだが.292まで落ちた←それでも申し分ないが。2ホーマーという試合もあったがそれだけか。OPS.900を超えるエースってよく考えたらかなりヤバイよね。
アリーグのルーキーオブザマンスの大谷だが二刀流とは何だったのか。それでも指名打者として4安打2ホーマーとか意味分からんような試合もあった。9月でさらに成績をあげてOPS.925まで上昇。来季はこれが見れるのかどうか...残念極まりない。
このまま行くと大谷翔平がルーキーオブザイヤーを獲得する可能性は高い。高いのだが残念なことにトミージョン手術というダイジョーブ博士の実験をすることとなった。野手として見れるのは?投手として見れるのは?予想は出来ても確定ではない。実際は来季は見れないのかも知れませんね。
ほな
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