MLB2018年6月リリーバーオブザマンスはマリナーズの断トツセーブ王とマーリンズの防御率0.00のクローザーに
2018/07/07
さてさて、6月も終了致しました。6月度のfWARのリリーバートップはマリナーズのエドウィン・ディアズ0.9、ジャイアンツのウィル・スミス0.7、次いで7人が0.6で同着でした(トレイネン、イエーツ、ロエ、ミンター、ロモ、ピーコック、テペラなど)クローザーじゃない子らもちらほらいるみていですね。
単純に考えますと、アリーグはマリナーズのディアズ、ナリーグはジャイアンツのスミスが受賞って感じか...ではリリーバーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのリリーバーオブザマンス
アリーグの6月のリリーバーオブザマンスはマリナーズのクローザーエドウィン・ディアズが選ばれた。
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Name | Team | W | L | SV | G | IP | SO | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
1 | Edwin Diaz | Mariners | 0 | 0 | 12 | 14 | 14.1 | 20 | 12.56 | 1.26 | 0 | 1.88 | 0.94 | 1.62 | 0.9 |
リリーバーとしてこの1ヵ月のセーブ数は12セーブでナンバーワンとなっていた(チャップマン11セーブ、ジャンセン9セーブ)、出場試合数は14試合は2位、投げたイニング数14.1は21位で奪三振20は7位。やはりセーブ数ナンバーワンは優遇されている感じ。30日あって14試合って事は2日に1度登板している事となる。スゲータフ。
奪三振率12.56はギリ28位、四球率1.26もギリ24位。そして本塁打率0.00は当たり前だけどトップ(本塁打を打たれなかったのは67人もいた)
防御率1.88は圏外(防御率0.00は13人いたが、そのうちのひとりが平野スゲー)、FIP0.94は5位、xFIP1.62も5位。fWAR0.9もメジャーナンバーワンで、ディアズスゲーてなってます。
How sweet it is.
For the second time this season, @EdiDiaz44 is your American League Reliever of the Month. https://t.co/pCxTOixGG9 pic.twitter.com/fIXtQHVJm8
— Mariners (@Mariners) 2018年7月2日
時には8回から回跨ぎもするが基本は9回限定タイプ。1日にセーブ失敗してしまったがその他は成功。すでに33セーブってのが凄い。実は連投している時の方が相手に安打すら与えていなかった。4日休むと2安打されて、6日休むと3安打2失点と典型的に休んだら打たれる選手。
まだ24歳で22歳からクローザーしているが最近時々名前を聞くようになってきた感じ。クローザーがしっかりしていると勝てる試合で確実に勝つ。今マリナーズがアストロズに負けず劣らず地区2位なのはディアズのおかげでしょうね。
ナリーグのリリーバーオブザマンス
ナリーグの5月のリリーバーオブザマンスはマーリンズのリリーバーカイル・ベアクロウが選ばれた。
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Name | Team | W | L | SV | G | IP | SO | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
22 | Kyle Barraclough | Marlins | 0 | 0 | 7 | 12 | 12.0 | 12 | 9.00 | 1.50 | 0.00 | 0.00 | 1.60 | 3.24 | 0.4 |
リリーバーとしてこの1ヵ月のセーブ数は7セーブで6位(おや?ベアクロウってクローザーだっけか?)、出場試合数は12試合で惜しくも圏外、投げたイニング数12.0も圏外、奪三振12も当然圏外だった。って事はクローザーだけどチームが弱くて出番が少なかったって図式が出来上がる。
奪三振率9.00は圏外、四球率1.50も圏外、本塁打率0.00だけ唯一トップ。三振は並みレベルでコントロールがよくホームランは打たれない。クローザーってよりはセットアッパー向きにも見える。
しかし防御率0.00は当たり前だがトップで、FIP1.60は24位、xFIP3.24は残念ながら圏外。今はホームラン打たれてなくて防御率0だが、打たれ出すかも知れないってやつか。fWARは0.4で22位程度。
(That's for how many consecutive innings Kyle went without allowing a hit.)
Congratulations! #JustGettinStarted pic.twitter.com/L7bw6hO7SD
— Miami Marlins (@Marlins) 2018年7月2日
5月には8回を任されてたベアクロウだったが、6月にはクローザーに昇格。それから防御率0.00ってのが凄いね。そもそも安打を1本しか打たれていないんだって。38人相手してヒット1本ですよ!こりゃリリーバーオブザマンスだよ。
まとめ
6月のリリーバーオブザマンスは...
- アリーグ*マリナーズのクローザーエドウィン・ディアズ。
- ナリーグ*マーリンズのリリーバーカイル・ベアクロウ。
Game over.
Edwin Díaz and Kyle Barraclough are the Relievers of the Month. https://t.co/o6MjPpXHAN pic.twitter.com/SAcn3IGJTO
— MLB (@MLB) 2018年7月2日
6月もリリーバーオブザマンスはクローザーが受賞か。ベアクロウがセットアッパーだと思ってたのにちゃっかりクローザーに昇格してました。やっぱりリリーフの最終形(一番凄いリリーバー)はクローザーに落ち着くのだろうか。
個人的に応援していたヘイダーが今もリリーバーの中で奪三振率16.7を記録し、一番活躍していると言っても過言ではないのですが、トレイネンやイエーツが防御率0点台だし、ディアズは2位と7セーブ差を付けてのセーブ王だし...気になる選手がいっぱいですね。
そう言えばインディアンスのミラーって最近名前聞かないけど何してんですかね?そろそろクローザーだらけのリリーバーオブザマンスに喝っ!を入れて欲しいですね。
ほな
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