アスレチックスの先発ダニエル・メンデンが強豪ダイヤモンドバックス相手にシャットアウト完封
2018/05/28
May 26 有名選手の大爆発が目立ってました。
まずはエンジェルスの万年MVP男のトラウト。一打席目に二塁打、二打席目もまた二塁打、三打席目はホームラン、四打席目も二塁打、五打席目はシングルヒットと全打席出塁し二塁打が3回というヤンキースの先発グレイ相手にふざけた成績を残す。
そしてアストロズの昨年MVP男アルトゥーベが一打席目にシングル、二打席目はホームラン、三打席目もシングル、四打席目はトリプルと残念ながら、サイクルヒットにはならなかったもののインディアンスの先発カラスコ相手にふざけた成績を残す。
やはり凄いヤツは何年経っても凄いですね。
ここら辺はバンバンニュースになっておりましたが、もう一人凄いのを見つけました。その一人がいまいちニュース不足という事で今回調査したのでめじゃる。
2安打完封のシャットアウト!
勝率5割を超えるアスレチックスとこれまた勝率5割のダイヤモンドバックスの対決。ダイヤモンドバックスはナリーグ西地区のトップ競争を繰り広げているチーム。このチーム相手にアスレチックスのメンデンがまさかの...
Daniel closes the door on his second-career complete game shutout, and his fifth win of the season.#RootedInOakland pic.twitter.com/cbUhdteHSz
— Oakland Athletics (@Athletics) 2018年5月26日
被安打2、四球0のシャットアウト完封!
しかしながらOPS.800を超える打者は3番三塁ラム、4番一塁デスカルソぐらい。残りは実はそんなに...って感じの打者たちだった。
1回、ゴロ、ゴロ、ライナーで三者凡退。2回、6番ブリトに初ヒットを打たれるが、アビラをアウトで3アウト。3回、8番アーメッドをエラーで出塁さすも残りを三者凡退で1番ペラルタから初の三振を奪った。
4回、三振1個、5回は三者凡退、6回は1番ペラルタにシングルヒットを打たれ1アウト一塁。続く2番ゴールドシュミットを三振(最近この人2番だったんだね、やはりブームは2番最強打者か)でラムもアウト。
7回も4番デスカルソを三振奪いった。8回、三振は無いが三者凡退。9回にはさらいゴールドシュミットを三振で、最後の打者ラムは大きな外野フライでゲームセット。
三振はたった5個だったが、これで防御率2.85で5勝4敗。凄いヤツがいたものだ。
ダニエル・メンデンとは?
そもそもダニエル・メンデンを知らないのでちょっと調べました。
2014年にアストロズからドラフト4巡目で選ばれた(まだ25歳)そのまま2016年にアスレチックス傘下のマイナーに移籍し、同年14先発で2勝9敗、防御率6.50と不振。2017年は7先発ながら3勝2敗、防御率3.14と好成績。
そして2018年、この試合前に10先発し4勝4敗で防御率3.30と安定した成績を記録していた。しかし奪三振率は2年連続6.0~6.1とそんな三振を取るタイプではなし。
前回May 20のブルージェイズ戦でも7.0回を被安打2の無失点と好投。そして実は2017年にフィリーズ相手に9回被安打2、無失点のシャットアウト完封。通算2回目のシャットアウトとなった。
アスレチックスの先発ローテーション
こんな凄い人でしたのでアスレチックスの何番手なのかも調べました。
開幕1巡目は...1グレイブマン、2マネイア、3メンデン、4ゴセット、5トリッグスという感じで始まりました。しかしその開幕投手のグレイブマンが今現在25人ロースターに入っておりません(防御率7.60、1勝5敗とボロボロでピスコッティが来た時にオプションでマイナー降格してました)
ここ最近のローテは...1マネイア、2メンデン、3ケイヒル、4トリッグス、5アンダーソン。1マネイア、2メンデン、3ケイヒル、4ゴセット、5ルーカス。1マネイア、2メンデン...って感じです。
なのでメンデンは2番手投手ってことでいいでしょう。
ダニエル・メンデンの球種
2017年までは速球比率が50%を超えていたメンデンですが、今シーズンは40%にも満たない感じになっております。さらに昨年投球していないシンカーが0→16%と増えている事からシンカー(2シーム?)を会得したって事なのでしょうか?
今は、速球38.1%、シンカー16.6%、チェンジアップ11.9%、スライダー20.2%、カーブ13.3%と速球が減り、シンカーを覚え、スライダーを多めに投げているという変化があるようです。これが好調の秘訣かも知れません。
シンカーを覚え好調になったメンデン。まさにシンカー(進化)ですね。
まとめ
面白い口髭を生やしたメンデンですが、アスレチックスを代表するローテーション投手でした。確か1番手のマネイアはレッドソックス相手に9回ノーノーを記録した選手、そして2番手のメンデンがダイヤモンドバックス相手に9回シャットアウトやて!
何やの、アスレチックスのローテ陣は!
26歳マネイア、25歳メンデン。お互いまだ3年目で若い選手ですので、後4年はアスレチックスの傘下にいるはず(トレードされなければ)さらに24歳2年目の三塁チャップマン、24歳3年目の一塁オルソンがいるって事は...
あれ?アスレチックスかなりいい状態じゃん!
アストロズ、マリナーズ、エンジェルスと強豪ひしめくアリーグ西地区ですのでいまいちスポットライトが当たりませんが、後数年後はかなり期待出来るのではないでしょうか。
これからもこの口髭メンデン、2年連続シャットアウトとかやっちゃうタイプですので、もっともっと期待出来そうな予感が致しますね。
ほな
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