めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

ブルワーズ

ブルワーズがイエリッチとケインの両獲り!プロスペクトを放出して作った最強外野陣とは

2018/01/27

ヤバイ事がおきました。マーリンズの若手クリスチャン・イエリッチ外野手とロイヤルズのロレンゾ・ケイン外野手というオールスタークラスのふたりをブルワーズが両獲り致しました。この二人、どんな選手なのか?そしてブルワーズの外野レベルはどうなったのか?そこんとこめじゃる。

スポンサードリンク

クリスチャン・イエリッチとは?

イエリッチとは元マーリンズの59本塁打のスタントン、37本塁のオスーナと共に球界最強クラスの外野トリオのうちのひとり。まだ25歳で左翼や中堅を守れGG賞、SS賞の獲得経験がある左打者。

打率は3割弱、20本前後の本塁打が期待出来て二桁盗塁まで期待出来る走攻守揃った外野手。オールスターに出ていないのがかなりの意外。センター守備は平均レベルだがレフトの守備は平均以上。2017年のマーリンズの野手ではスタントン、オスーナに続くチーム3位のfWAR4.5の凄い選手。

こんな選手が$49.6M/7年で平均$7M/年の契約とは安過ぎ!しかし2018年からは$7M、$9.8M、$12.5M、$14Mでどんどん上がってしまうのだが、今から全盛期を迎えると考えるとこれでも安過ぎ。2022年はチームオプで$15M。後5年は保有出来る。

2018年の予想では打率.296、24本塁打、11盗塁でOPS.875のWAR3.9。外野陣では6位にランクインする成績だ。

ロレンゾ・ケインとは?

ケインのイメージはロイヤルズ一筋だったのだが、実はデビュー時はブルワーズの出戻り外野手31歳。2017年はセンターで151試合に出場。基本センターの選手でライトをチラッと守る程度。

オールスター1回しかないけれども打率3割に二桁本塁打で20盗塁が期待出来そうな選手。センター守備は平均以上。どちらかというとイエリッチよりケインのがセンター向きかも。

しかしこの選手$80M/5年で契約したのだが、年平均$15Mと決して安くはない。しかもここ4年のWARは5.2、6.2、1.2、3.5とジョジョに陰りが見える。ちょっと無駄使いかな?とも思う。

2018年の予想では打率.284、16本塁打、16盗塁でOPS.787のWAR2.9。外野陣では16位にランクインする成績だ。スゲーじゃん。

2018年ブルワーズの予測外野手

一瞬でイエリッチ、ケインの有名選手を獲得したブルワーズ。残りの外野手はライアン・ブラウンだろう。ってことは現時点でのブルワーズのデブスチャートを確認したところ下記のような感じになると考える。

  • LF*ブラウン
  • CF*イエリッチ
  • RF*ケイン

なるほど、なかなかのメンツ。ブラウンの2018年の予想では打率.276、24本塁打、11盗塁でOPS.842のWAR1.5。外野陣では50位。しかも$105M/5年のえげつない契約だ。このライアンを加えたらブルワーズの2018年上位打線はおそらくこんな感じの打順になるかな?

  1. CF*18本16盗塁のイエリッチ
  2. RF*15本26盗塁のケイン
  3. 3B*31本のショウ
  4. LF*17本12盗塁のライアン
  5. 1B*31本のテームズ

これってなかなかのメンツと思うんですけど...。

まとめ

1/26現在、FA選手としては最大の契約を勝ち取ったケイン。それがまさかブルワーズだとは思っても見なかった。さらにトレードでイエリッチまで。しかもイエリッチの時に放出した選手は...

  • OF*Lewis Brinson(外野7位)
  • OF*Monte Harrison
  • 2B*Isan Diaz(二塁4位)
  • RHP*Jordan Yamamoto

げげ!各ポジションのトッププロスペクト10に入っている選手を2人も放出してまでイエリッチを取りたかったとは...てことは最低でもこの5年間が勝負ってところだろう。

外野陣だけで言えば2018年は上位に入るメンバーとなったブルワーズ。果たしてこのメンツで地区王者カブスに勝算があるのだろうか?来季はそこにも注目して行きたいですね。

せっかく潤ったマイナーが...ブルワーズもったいねーな。

ほな

※また読みたいと思ったら下記メジャーリーグのボタンをぽちっとお願い致します。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


-ブルワーズ