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2017年ミネソタ・ツインズの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

2017年のツインズ野手陣は強かったですね。FA流出も少なく2018年も引き続き援護がもらえそうでした。しかしポストシーズンにイケたのは野手のおかげか!?いやいやいや、投手も頑張ったでしょ?て気になりますよね。そこでツインズの投手ってどんな人がいたのかをめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のミネソタ・ツインズのロースターはご存知でしょうか?

ツインズの投手陣の奪三振率K/9は7.66で全体29位(ブービー賞)で三振は期待しないでください。なのに野手の二遊間の守備力は微妙でした?ここらへんがちぐはぐ。しかし四球率BB/9は2.97で4位で余計なランナーは出しません。そしてゴロ率GB%は44.8%で12位。内野の守備力に依存している投手陣って感じです。

ツインズの投手WARは9.9でメジャー全体22位。ってことはですよ、ポストシーズンにイケたのは普通に野手の皆様が頑張ってくれたってところが本音です。投手だけで言えばそんなレベルに無さそう。ほんと野手さまさまでしたね。

スターターのWARは7.7で22位、リリーバーのWARも2.2で22位。ほんまに?こんな事ってあるのでしょうか?ぴったりスターター、リリーバーのレベルが同じだって。弱レベルでだけど。そんなツインズの25人枠を40イニング以上投球した選手を下記にまとめました。

投手のオールスターはクローザーのキンツラー。このオールスター選手をナショナルズに放出したのにポストシーズンに行っちゃうんだから優秀なチームでした。いなくなった後半のクローザーはベライルって選手だったみたいだ。

もうひとりの移籍組はコローン。コローンはキンツラーと違いツインズに来た選手。ブレーブスで防御率8.14で2勝8敗とボロボロだったが、見事ツインズに来てからは5勝6敗と蘇った!(防御率5.18だけどね)ま、もっと言うと44歳最年長なんだからそんだけやれたらOKでしょ。

そして忘れるとこだった。もうひとり先発からサンタナがオールスターに選ばれてた。防御率3.28で16勝8敗と優秀な成績を残したが、そんなに変わらない2016年の成績は防御率3.38だったのに7勝11敗。つくづく勝敗は投手関係無し(後ろの投手や野手に左右される)って思った。

サンタナがオールスターだから、おそらくエースなんだろうな←その程度の知識しかない。

先発ローテーション

2017年のミネソタ・ツインズの先発陣は上記ロースターである程度は把握出来ました。しかしマニアになればなるほどローテ順が気になります。今季のツインズのローテ順を並べ替えたのが下記表となっております(オールスターは☆彡で表示)それでは確認を。

  • 1番手*右:サンタナ
  • 2番手*左:サンティアゴ
  • 3番手*右:ギブソン
  • 4番手*右:ヒューズ
  • 5番手*左:メヒア

当初はこんな感じだったのですが、防御率5.87のヒューズが抜け、その代わりに23歳のベリオスがシーズン終了まで一応2番手として頑張りました。そのベリオスが14勝8敗でチームの躍進に貢献。防御率も3.89で優秀だった。

そして後半にはサンティアゴも見なくなり、代わりにコローンを獲得しローテへぶち込んでたようです。ちなみにサンティアゴは防御率5.63で4勝8敗でした。コローンが十分代役出来るレベルでしたね。

年間通して先発したギブソン(12勝10敗、防御率5.07)とメヒーア(4勝7敗、防御率4.50)は決して喜べる数字を残した訳では無いが崩壊を止めたという点では評価出来るでしょう。

投手能力

2017年のミネソタ・ツインズのWARを基準に、パワプロで言う球速vFA(ここでは平均球速をマイル表示で)、※奪三振率K/9、コントロールBB/9、スタミナIP、そして総変化量はxFIPが一番ぽいのかなと思いましたのでランクに基づき総変化量はこんなもんでしょって数値を記載。

追加で変化球の比率を記載しましたのでこんな感じの投手なのかってのが分かるかと。

スターター

おや?エースはどこ行った?エースっぽい能力の選手がいないんですけど。先入観なしに査定を実施した結果、オールスターで16勝8敗で防御率3.28のサンタナも圧倒的な能力とは言えなかった(この査定で言えばですが)200イニング投げたスタミナは拍手もんですがその他はちょっと...来季の成績はどうなるか分かりません。

コローンはコントロールとシンカーを武器にしておりますが、能力は微妙な感じ。

ローテの中に平均95マイルを超す速球派も見当たらず、先発陣はちょっと心配。ベリオスの今後に期待したいと言っておきましょう。

リリーバー

クローザーのキンツラーがナショナルズへ行って残念だとか言うてましたが、そんなに苦痛やないレベル。クローザーでシンカーボーラーとかちょっと気分的に好きじゃないし(好みの問題ですが)

こう見てみるとツインズのブルペンメンバーはシンカーボーラーが4人もいますね。悪いとは言いませんが、やはりたまには速球で押すフライボールピッチャーとかも見てみたい。

そしてここでちょっと気になる存在なのはヒルデンバーガーという選手。デビューしたての26歳ですけれど、三振が取れてコントロールもよく、xFIPはかなり優秀。まだまだお試し期間ですが、そのうちセットアッパーやクローザーに名乗りを上げるのではないでしょうか。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2、セットアッパーのベライル、ローテの2番手サンティアゴ、後半のローテ3番手のコローンがFA。主力が3人も抜けるとは!っていうても代わりはおるレベルですけどね。

2017年12月

12/13、ヤンキースで8勝4敗、防御率4.39の優秀な投手のピネダを獲得。さらに12/15はダイヤモンドバックスで39セーブのクローザーのロドニーも獲得。そしてカーディナルスのリリーバーの左腕デュークまで。

2017-18年FA!アリーグ中地区ツインズはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

ツインズのローテはなかなかヤバかったです。16勝のサンタナ、12勝のギブソン、14勝のベリオスらがいましたが能力的に調べたら微妙な感じだった。結局野手に助けられて勝ち星が上がったのかなと。ブルペン陣のキンツラー、ベライル、ロジャースらの勝ち試合グループも言うほど能力が高くなし。唯一凄いと思わせるのがヒルデンバーガーだけ。

FAで主力がいなくなったが、コローンの代わりはピネダ。ベライルの代わりはすでにロドニーが就任しそうで、どっちかと言うとバージョンアップしている気がする。

こうやって微妙な投手陣って言うてますけれども、来季のある予測(Fans)ではベリオスが14勝の防御率3.55でWAR11位、そしてサンタナも14勝の防御率3.75で15位と高評価を得ている。どっからどうきてこのような予測になるのかは分からないが、ツインズは来季も強そうですよ。

2017年ミネソタ・ツインズの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

ほな

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