2017年デトロイト・タイガースの決定版！ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】
2018/01/19
2017年のタイガースの野手陣は平均以下レベルのチームでした。それなのに地区最下位、いやリーグ最低、、メジャー最弱になったという事はさぞ投手陣も悲惨だったのかと思います。シーズン中に主力放出したっぽいがまだ使える選手はいるのか？タイガースの投手陣の成績をめじゃる。
25人枠(25人ロースター)
2017年のデトロイト・タイガースのロースターはご存知でしょうか？
タイガースの投手陣の奪三振率K/9は7.62で全体24位。四球率BB/9は3.41で20位。被本塁打率HR/9は1.38で23位。全体的に平均以下の投手陣。三振が取れなくて四球を出してホームランを許すんだって。ヤバいよね。
そしてゴロ率GB%は39.4％でメジャー最下位。フライやライナーを打たれまくってるという事か。なので？チーム防御率は5.36でメジャー最下位。やはりなるべくゴロを打たしていかなければ失点してしまうようだ。
そしてタイガースの投手WARは10.5でメジャー19位。ただの平均以下レベルか。しかし何故だろう？野手も平均以下、投手も平均以下なのに何故メジャー最下位になるのか。ピタゴラス勝率.414なので実際のイメージより負けちゃった感じか。そんなタイガースの25人枠を40イニング以上投球した選手を下記にまとめました。
元ルーキーオブザイヤーで元サイヤング賞受賞者。さらに投手なのにMVPも受賞している先発バーランダーがシーズン中アストロズへ移籍し見事地区優勝、そして世界一に貢献した。アストロズ移籍後は防御率1.06の5戦5勝。素晴らしい投手を手放したものだ。
そしてウィルソンも移籍していたが、同じ名前がいるため最初は調査に混乱。ジャスティン・ウィルソンがクローザーでタイガースからカブス移籍した選手。しかしカブスに行ってからは防御率5.09と攻略されてたけどね。
チーム最多セーブも移籍したウィルソンの13。そしておそらくウィルソン移籍後にクローザーとなったグリーンが9セーブ。ま、もともと64勝しかしてませんのでセーブ機会自体が少なかったのかクローザー不在みたいな形となった。
オールスターは2016年の新人王フルマー。2年連続好成績とは言わないが、それなりの数字を残してたっぽい？それでも前半戦の防御率3.19で9勝6敗。ずば抜けてはないですけどね。
先発ローテーション
2017年のデトロイト・タイガースの先発陣は上記ロースターである程度は把握出来ました。しかしマニアになればなるほどローテ順が気になります。今季のタイガースのローテ順を並べ替えたのが下記表となっております(オールスターは☆彡で表示)それでは確認を。
- 1番手*右:バーランダー
- 2番手*左:ボイド
- 3番手*右:フルマー
- 4番手*右:ジマーマン
- 5番手*左:ノリス
当初の並びは上記の通り。実力的にはバーランダーに次いでフルマーになるのだろうけれども、間にサウスポーを挟んでジグザグにしたかったのか左腕のボイドを2番手に。
ちなみにフルマーとファーマーの名前が似ておりごっちゃになってました。一応修正しましたので大丈夫とは思いますが。ウィルソンといい名前が同じ選手は同じチームにいて欲しく無いですね(混乱するから
最終的にはバーランダーが抜け、フルマーにノリスまで離脱していた。12年目のベテランサンチェスがローテに入って何とか乗り切った感じみたい。防御率6.41という成績なのにローテ守ったね。
投手能力
2017年のデトロイト・タイガースのWARを基準に、パワプロで言う球速vFA(ここでは平均球速をマイル表示で)、※奪三振率K/9、コントロールBB/9、スタミナIP、そして総変化量はxFIPが一番ぽいのかなと思いましたのでランクに基づき総変化量はこんなもんでしょって数値を記載。
追加で変化球の比率を記載しましたのでこんな感じの投手なのかってのが分かるかと。
スターター
やはりこのチームはバーランダーにフルマーが主力だった(むしろこの二人以外はあんまり知らなかったし。そのバーランダーも言うほど突出した能力では無かったのは意外だった。
フルマーはシンカーボーラーっぽいので奪三振率は低くなりがちだが、球速も速く今後のタイガースを背負って行くんだろうな。
期待したいのは26歳のファーマー。防御率は6.75で散々だったものの奪三振率は9を超えており、四球率が改善したらもしかするのかも知れない。
100イニング以上投げた先発が多く、駒はあったと言うべきか。
リリーバー
全体的にコントロールがすこぶる悪いリリーフ陣。その中でも抜群の奪三振率を誇るジャスティン・ウィルソンが移籍してしまった。ほんと他に頼れる選手は皆無と言っていいかも。
もともとフランシスコ・ロドリゲスがクローザーを担ってたが防御率7.82と散々な結果。そしてウィルソンも異動でしょ？勝ち試合には7回グリーン、8回にロンドンとアレクス・ウィルソンが使用されてたが、ロンドンは防御率10.91、ウィルソンは防御率4.50。
こんなチームを率いたら最後はグリーンを使うしかないか。
ストーブリーグとFA
2017年11月
11/2、シックスマンとして先発の穴を埋めてくれたサンチェスがFA。
2017年12月
12/1には名前をチラッと出したブルペンの最悪の防御率のロンドンもFAに。
→２０１７－１８年ＦＡ！アリーグ中地区タイガースはＦＡ直後に戦力はどう変わるのか？
まとめ
2017年のタイガースは最悪でしたね。
先発で使えるのはもはやフルマーしか残っておらず、ブルペンで使える選手は皆無と言っていいでしょう。私の記憶ではタイガースは最強の投手陣を率いていた記憶があったのですが、もはやどんだけ昔の話なのでしょうか。ここから立て直すのはかなり難しい。
現時点での2018年のローテ予定はフルマー、ジマーマン、フィアーズ、ボイド、ノリスか。4人使えないんじゃね？(笑)とうとう再建に繰り出したタイガース。プロスペクトはトップ100の中に4人おるみたいですので意外に再建は早いのかも知れませんね。
2017年デトロイト・タイガースの決定版！スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】
ほな
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