MLB不良債権!?こんな契約あり得るのか?総額$200Mを超える男たち5選
2017/12/27
ちょっと最近FAが滞っておりますので、今もメジャーで活躍する選手のえげつない契約を思い出してました。パッと浮かぶのは数年前のプホルスvsフィルダーのFAが確かヤバかったことを思い出します。そこで現在総額$200Mの契約をゲットした男たちをまとめたのでめじゃる。
$200Mとは
いまいちドルだとピンと来ませんのが日本人。現在のレートは113.305だそうです。簡単に1ドル=113円としましょうか。て事は$200Mってことはですよ。$200,000,000なので、2.26e10だそうです。22,600,000,000円なので、いちじゅうひゃくせんまん...
226億円て事になります(スゲー)
1世紀は暮らしていけるのではないでしょうか?こんなことあり得るのかよ。しかしこの金額以上を一回の契約で稼ぐメジャーリーガーが現在9人も存在していたのです。許せませんがね。
彼らの中からトップ5の契約をちょっと紹介しましょう。
$200Mプレイヤーを稼ぐ5人の男たち
1位、ジャンカルロ・スタントン*13年$325M
2015-2027年の契約。長期契約以降3年目だが、オールスター2回に出場し、MVP1回、SS賞1回。2017年は最多本塁打59本、最多打点132、最高長打率.631。マーリンズ一筋だったのだが、2018年よりヤンキースへ。38歳まで続くこの契約、最後はえらいことになりそうだ。
2位、ミゲル・カブレラ*8年$248M
2016-2023年で年平均は$30Mを超える。2016年にはオールスターやSS賞にも選ばれたが、2017年は打率.249、16本塁打、60打点。2年連続MVPで三冠王も獲得したレジェンドなのでこの契約に異論はありませんが、確実に失敗だろうね。
3位、アルバート・プホルス*10年$240M
2012ー2021年の契約で、確かデビューから10年連続3割30本100打点を記録したレジェンド。契約当初はOPS.859あった打撃力も今はOPS.672。後残り4年もある契約だが、大谷が入ったことでバウンスバックがあるのではないかと期待したい。
3位、ロビンソン・カノ*10年$240M
2014-2023年でヤンキースに残るのかと思いきやマリナーズがえげつないオファーを出して移籍。時代が違うから何とも言えないけれども、カノとプホルスが同等って何かしっくり来ない。二塁を守り主軸における3割20本80打点...ま、よく考えれば妥当かも。
5位、ジョーイ・ボット*10年$225M
2014ー2024年の契約。出塁率はすでに6回もリーグ№1、四球は5回も№1。MVPにも選ばれているレジェンド。四球を選び過ぎで100打点に到達することは稀。しかしOPS1を超えたのは4回も。個人的には好きなタイプなのだが殿堂入りするかどうかは微妙なところか。
6位...
6位から9位はサクッと表で確認します。
# | Player | Pos | Team | Age | Yrs | Dollars | Average | Free Agent |
1 | Giancarlo Stanton (2015-2027) | RF | NYY Signed w/MIA | 28 | 13 | $325,000,000 | $25,000,000 | 2029 |
2 | Miguel Cabrera (2016-2023) | 1B | DET | 34 | 8 | $248,000,000 | $31,000,000 | 2024 |
3 | Robinson Cano (2014-2023) | 2B | SEA | 35 | 10 | $240,000,000 | $24,000,000 | 2024 |
4 | Albert Pujols (2012-2021) | DH | LAA | 37 | 10 | $240,000,000 | $24,000,000 | 2022 |
5 | Joey Votto (2014-2024) | 1B | CIN | 34 | 10 | $225,000,000 | $22,500,000 | 2025 |
6 | David Price (2016-2022) | SP | BOS | 32 | 7 | $217,000,000 | $31,000,000 | 2023 |
7 | Clayton Kershaw (2014-2020) | SP | LAD | 29 | 7 | $215,000,000 | $30,714,286 | 2021 |
8 | Max Scherzer (2015-2021) | SP | WSH | 33 | 7 | $210,000,000 | $30,000,000 | 2022 |
9 | Zack Greinke (2016-2021) | SP | ARI | 34 | 6 | $206,500,000 | $34,416,667 | 2022 |
投手がいないなーって思ってた矢先、6~9位までは投手が埋め尽くしておりました。ふむふむ、全員有名って感じなのだが...プライスだけ場違い感が無いですか?
年間かなりの移動距離があるメジャーリーガー。こんなに自由が利かないのであればこれぐらいもらうのも妥当?いや、そんな事はないだろう。
Animating every @mlb teams 2018 travel schedule at once... pic.twitter.com/BDagardes5
— Daren Willman (@darenw) 2017年12月20日
まとめ
そもそも長期契約とはどのような意味でするのでしょうか?
プホルスやミゲレラなどは今までの実績を考慮しての契約だとは思うが、スタントンは確実にこれからを期待しての契約って感じに見えます。マチャドやハーパーのFAはもうすぐですが、このトップ5に入るような契約を勝ち取れるのでしょうか?
ちまたでは$300Mクラスの契約と言われていますが、ほんまに必要?
最近プロスペクトを育てる傾向にあるメジャーですが、ハーパーとマチャドの契約がどれぐらいまで高騰するのか今から楽しみです。
取りあえずはダルビッシュに注目ですね。
ほな
※また読みたいと思ったら下記メジャーリーグのボタンをぽちっとお願い致します。