めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

ヤンキース

2017-18年FA!アリーグ東地区ヤンキースはFA直後に戦力はどう変わるのか?

2017/11/23

激戦地区と呼ばれるアリーグ東地区は2017年はレッドソックスの優勝で幕を下ろした。ヤンキースは再建濃厚と思われたもののワイルドカードからリーグチャンピオンシップにまで登りつめた。若返りを果たしたヤンキースからFAで出てってしまう選手をまとめたのでめじゃる。

スポンサードリンク

2017-18年ヤンキースのFA状況

野手は150打席以上(計391人なので各チーム13人ほど)、投手は40.0投球回以上(計410人なので各チーム13人ほど)のいわゆる25人ロースターに入る主力選手のチームの2017-18年のFA状況を確認する。選手名の後にfWAR(以下f)rWAR(以下r)の数値も確認。

先発ローテーション投手

  • 田中将大(f2.7*r1.0)★
  • M・ピネダ(f1.1*r0.7)
  • C・サバシア(f1.9*r2.8)
  • J・ガルシア(ランク外

ヤンキースのエース?田中将大はすでにプレイヤーブオプションで2018年も引き続きヤンキース。あのポストシーズンの出来は良かった。しかし13勝12敗とエースと言われると微妙。来季はやってくれるでしょう。

サバシアは左腕としてはチーム№1の成績。148.2回を投げてくれたベテランが抜けると厳しいか。ピネダは100イニングにも到達していないのだが8勝4敗と貯金を作ってくれたありがたい先発。この二人だけで22勝9敗。13勝も減る事になるかも知れない。代わりは途中移籍のグレイがいるが、4勝7敗でいまいち。後ひとりは先発が欲しい。

リリーフ救援投手

  • FA選手無し

捕手

  • E・クラッツ(ランク外

ヤンキースとしては4番手になる捕手。年齢も37歳。ここが潮時でしょう。30歳でデビューした遅咲きの選手だが、よくここまでメジャーに食い下がったものだ。

一塁手/DH

  • M・ホリディ(f-0.1*r0.0)

DH90試合、一塁8試合の打撃専門DHだが、打率.231で19本塁打、OPS.748とかなり物足りない。もう37歳でWAR的にもおってもおらんでも...って感じ。勢いのある若手を据えたいところだ。

二塁手

  • FA選手無し

三塁手

  • T・フレイジャー(f1.2*r1.6)

たった66試合ながら11本塁打を放ちISO.201とパワーもある。しかし打率は低く、走力も微妙。ヤンキースには86試合三塁で出場しているヘッドリーがまだ存在しているため、再契約はないだろうな。

遊撃手

  • FA選手無し

外野手

  • M・ウィリアムス(ランク外

外野手としては5番手以内にも入ってない。特に問題無し。

2017-18年FAの結果

各ポジ毎に(fWAR+rWAR)÷2を実施しトータルWARの収支を計算し、このまま行けば2018年はどうなるかを確認したのが下記表となります。

2017 Tm W L SP RP C 1B DH 2B 3B SS OF TOTAL 2018
1 BOS 93 69 0.7 0.7 1.5 1.1 -0.3 3.7 ↓-4
2 NYY 91 71 1.6 -0.1 1.4 2.9 ↓-3
3 TBR 80 82
4 TOR 76 86
5 BAL 75 87 -2.5 2.4 -0.6 0.4 -0.3 →±0

先発投手とDHと三塁が大きな変化点となります。

特に先発は良い選手が二人も抜けるので戦力ダウンは否めない。そしてホワイトソックスから獲得した三塁フレイジャーは打率は低いもののヤンキースのワイルドカードに貢献したと言って良いでしょう。

合計の戦力的には3勝ダウンしてしまいそうですので、このまま動きが無ければレッドソックスがやはり優位になるようです。良くも悪くもジャッジの出来次第となりそうなヤンキースだけに、オフはきっちり補強に努めたいところ。

まとめ

田中将大がプレイヤーオプションを行使してくれた事で、先発は1名の補強で済みそうだ。ここに大谷が来てくれれば日本人としてはかなりありがたいのですが...それはないかな?

DHにそこそこの選手を補強して、三塁にきっちり補強を行えば来季もポストシーズンはイケるのではないかな?と考えております。

諦めたと見せかけてまさかポストシーズンにイケるとは思っても見なかったので、さらなる補強に動いて王朝ヤンキースを築き上げたいものですね。

ほな

※また読みたいと思ったら下記メジャーリーグのボタンをぽちっとお願い致します。

スポンサードリンク

スポンサードリンク


-ヤンキース