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MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

オリオールズ

’17年オリオールズ前半は持ち前のパワー生かせず、後半復帰した100%の男に期待

2017/08/24

メジャー№1の本塁打数を誇ってワイルドカードに進出したのはもう過去の話。前半は123本塁打(11位)で折り返したオリオールズ。昨年のアリーグ47本の本塁打王トランボは...?っていうのをめじゃりますか。

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’17年前半戦の主力野手13名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 DH Mark Trumbo 88 377 -0.3 -3.2 -10.7 -0.1 →10DL
2 3B Manny Machado 83 365 0.8 -3.6 3.9 1.3
3 2B Jonathan Schoop 86 352 -2.8 10.1 -0.1 2.2
4 CF Adam Jones 81 352 1.7 -1.8 -8.2 0.2
5 *1B/LF Trey Mancini 74 280 0.0 11.4 -9.1 1.2
6 1B Chris Davis 61 250 0.3 1.2 -4.5 0.5
7 RF Seth Smith 65 240 -3.2 -3.0 -3.0 0.2
8 SS J.J. Hardy 64 239 -1.8 -18.9 3.4 -0.7 →60DL
9 C Welington Castillo 50 205 -2.1 -5.9 5.2 0.6
10 *OF Joey Rickard 65 160 2.3 -2.5 1.6 0.5
11 *C Caleb Joseph 51 154 0.1 -1.1 0.6 0.5
12 LF Hyun Soo Kim 51 134 0.1 -7.2 -2.1 -0.5 →PHI
13 *OF Craig Gentry 48 68 0.6 -4.1 -0.3 -0.2

捕手/指名打者

カスティーヨとジョセフがほんと半々での起用で打力はどっこいどっこい。ただジョセフの対左投手の成績はOPS.917でカスティーヨのOPS.789を凌ぐ!ま、どっちもめっちゃ左に強いみたいなんですけどね。

指名打者は昨年の本塁打王トランボだが、予想通りしょぼしょぼ成績に陥った。OPS.738で14ホーマーと悪くは無いのだが...って感じ。DH制では無い試合では右翼も守って来る。一瞬DL入りしたがすぐ復帰するだろう。

内野手

隔年本塁打王を期待してたが微妙な一塁デービスは打率2割前半で14ホーマーと低迷、二塁スコープは3割弱18ホーマーで前半戦のチームを引率、三塁マチャドは18ホーマーながら打率.230と打率3割近い持ち味が消えてしまった。遊撃ハーディはクソの役にも立たないほどで打率2割ちょい、出塁率は2割5分にも満たなかった。

そんなしょぼ遊撃ハーディは60日の故障者入り。代わりの選手に期待がかかる。

外野手

キム、マンチーニ、リカードと左翼はいろいろ試したが、OPS.580のキムを最も起用してしまっていたのが失敗だった(その後使えないからフィリーズに押し付けた)中堅ジョーンズもOPS.741、右翼スミスでさえOPS.769。打力の必要な外野手としては破壊力に欠ける。オリオールズの外野陣終わってるな。

’17年前半戦の主力投手13名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Dylan Bundy 18 108 7 2.92 4.33 1.2
2 SP Kevin Gausman 19 97 7.7 3.99 5.85 1.1
3 SP Wade Miley 18 88 8.12 5.18 4.97 0.6
4 SP Ubaldo Jimenez 18 83 7.75 4.52 6.67 -0.3
5 SP Alec Asher 21 55 6.83 3.42 5.53 0.2
6 SP Chris Tillman 11 49 6.61 4.78 7.9 -0.1

前半戦、先発で勝ち越した選手がいないという悲惨な状態のオリオールズ。エースのティルマンが防御率7.90で11先発しかしておらず、さらに1勝5敗という始末。ヒッターズパークなのでしょうがないかも知れないが、防御率4点台が2人、5点台が二人、6点1人...キッツいローテだな!

中継ぎ/抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
8 CL Brad Brach 38 38 9.63 2.58 2.58 0.9
9 ST Darren O'Day 32 30 11.3 4.15 3.86 0.8
7 ST Mychal Givens 37 44 9 2.45 2.25 0.5
11 RP Donnie Hart 29 24 7.03 2.96 2.96 0.4
12 RP Miguel Castro 14 16 4.96 3.31 3.31 -0.2
13 RP Tyler Wilson 9 15 5.28 2.35 7.04 -0.1
10 RP Richard Bleier 25 30 4.15 2.67 1.48 0.2

ギブンス、オディ、ブラックの試合の後半を投げる選手の中で、特にギブンスは前半戦ブルペンながら6勝0敗と勝ちを呼び込む男として重宝した。防御率も2.25なので運だけでは無いんだろうけどね。オディは奪三振率はチームトップクラスながら、四球率もワーストクラスなのでまだクローザーには不向きだな。

※gmLIで上から順に並べている。1.0以上で上位3人のうち2人をST、チーム最多セーブをCLにしやした。

’17年後半戦(トレードデッドライン後)のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Welington Castillo SP Chris Tillman
1B Chris Davis SP Kevin Gausman
2B Jonathan Schoop SP Dylan Bundy
3B Manny Machado SP Wade Miley
TB→ SS Tim Beckham SP Ubaldo Jimenez
LF Joey Rickard SP Jeremy Hellickson ☆彡
CF Adam Jones CL Zach Britton ☆彡
RF Seth Smith ST Brad Brach
DH Trey Mancini ST Darren O'Day
*C Caleb Joseph RP Mychal Givens
☆彡 *IF Ruben Tejada RP Richard Bleier
*OF Craig Gentry RP Donnie Hart
RP Miguel Castro

補強

遊撃ハーディの故障により元レイズの内野のユーティリティのベッカムを獲得したが、これが大当たり!今季のレイズ時代はOPS.721とそれでもハーディより全然良かった選手なのだが、オリオールズに来たらOPS1.314と爆発しててウケる。二遊間守れて打率3割の17ホーマー!当たりくじ!

前半と後半の違い

左翼のキムを放出したので次点のリカードが取り合えずスタメンとなったが、指名打者のトランボが復帰したらマンチーニになるかな?マンチーニは今21ホーマーでOPS.841と当たってるし※トランボOPS.709でしょぼちん。

ついこないだ9回に2回も盗塁を刺したもう一人の捕手ジョセフ。気になったので今季の盗塁阻止率を調べた結果、20%だった(リーグ平均27%)微妙過ぎる...。肩強いんかと思わせぶりやな。

投手では今もっともキモイ男ブリットンの復帰がヤバすぎる。昨年セーブ成功率100%で47セーブを稼いだ男が、今現在もセーブ成功率100%を継続中。そんなん簡単やろ?と思うかも知れんが意外や意外、今季10セーブ以上で100%はブリットンの他にはロイヤルズのデービスのみ。

セーブ成功率100%って凄過ぎて逆にキモイよ。ブリットン今季も100%やって欲しい。

まとめ

オリオールズのセーブ失敗が12試合ありました。前半戦42勝46敗で後半18勝17敗。この12試合の結果勝ったか負けたかは知らんけど、単純に負けたとして強引に計算したらブリットンが開幕からおったら...72勝で地区首位!になってたかも知れない←無理矢理。

意外や意外、クローザーってもしや重要なポジションなのかも知れない。マネーボールを読んだせいでクローザー誰でも出来る風潮って頭になってしまってるのがダメなとこ←あれは衝撃的だった。

昨年アリーグ本塁打王トランボ→今季しょぼちん。昨年ナリーグ本塁打王カーター→ヤンキースクビ(その後アスレチックスのマイナー)ほんま選手と契約するのって難しいよねぇ?トランボ何とか30本には乗せて欲しいと願って最後まで見届けましょうか。

ほな

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