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アストロズ

’１７年アストロズは前半のスタメンの主力が軒並み離脱！後半戦このメンツでイケるのか？

2017/08/05

アリーグ№１の６９勝で８月を迎えたアストロズに暗雲立ち込める。スプリンガー、コレアなど主力選手の離脱が相次ぎぶっちゃけ弱体化が否めない。そんな中無敗の王者カイケルが復帰するも焼け石に水か？をめじゃる。

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’１７年前半戦の主力野手１３名

# Pos Name G PA BsR Off Def WAR Note
1 2B Jose Altuve 86 380 0.2 29 -0.1 4.2
2 CF George Springer 83 378 -6.7 23.6 0.2 3.7 →10DL
3 SS Carlos Correa 81 363 -1.5 26 0.9 3.9 →10DL
4 3B Alex Bregman 84 329 -1.2 0.7 -2.1 1
5 DH Carlos Beltran 75 313 -1.8 -8.6 -6.9 -0.5
6 1B Yulieski Gurriel 76 308 -0.8 5.2 -9 0.7
7 RF Josh Reddick 75 299 0.9 13.7 -2.4 2.2
8 *UT Marwin Gonzalez 71 258 -1.3 17.4 -5.9 2
9 C Brian McCann 57 243 -0.8 0.8 2.5 1.2
10 *C Evan Gattis 55 216 -1.6 4.4 -0.4 1.1
11 LF Nori Aoki 61 197 -0.9 -6.9 -3.5 -0.4 →TOR
12 *OF Jake Marisnick 66 153 2.5 6.1 -1.6 1
13 *OF Derek Fisher 5 21 -0.2 1.2 -0.5 0.1

捕手／指名打者

マッキャン６：ギャティス４ぐらいの比率で併用。正捕手はマッキャンだけど、ギャティスがめっちゃ打ち過ぎるのでＤＨにも採用している。ＤＨは基本ベルトランだがまーまー使えないレベル。捕手マッキャン、ＤＨギャティスにしたらかなり強力なのにね。

内野手

アストロズの強さの秘訣か、一塁グリエル、二塁アルトゥーベ、三塁ブレグマン、遊撃コレアはほぼ固定。特に守備ポジションの二遊間なのに打撃が超一流のアドバンテージがかなりでかい！だったがコレア離脱してしまい一気に戦力ダウンとなりそーだ。

外野手

通常は中堅スプリンガー、右翼レディックなのだが、サウスポーの時は右翼レディックがスタメンをハズレ、スプリンガーが右翼、中堅にはマリスニックがスタメンになるプラトーン。結局、左翼はほぼほぼ決まらず実に青木、ゴンザレスを筆頭に６人も使用していた。

今となってはスプリンガーはケガで離脱、青木はブルージェイズへトレードとアストロズに暗雲が立ち込めている。強力外野陣の要スプリンガーが抜けるのは痛い。

’１７年前半戦の主力投手１３名

先発

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
1 SP Mike Fiers 17 93.2 8.36 3.56 3.84 0.2
2 SP Lance McCullers 16 91.1 10.45 2.66 3.05 2.7 →10DL
3 SP Dallas Keuchel 11 75.2 8.21 2.14 1.67 1.9
4 SP Joe Musgrove 14 73 7.64 2.59 6.04 0.3
5 SP Charlie Morton 11 63.2 9.61 3.53 3.82 0.9
6 SP Brad Peacock 21 61.2 12.26 5.4 2.63 1.8
13 SP David Paulino 6 29 10.55 2.17 6.52 0.2 →80Game

いまいち投げていないのだが無敗の王者カイケルの復帰はデカイ。しかしカイケル不在中に一番頼れるマッカラーズが今度は故障者リストへ。カイケル、マッカラーズが揃えば強力なローテもこの子ら抜けたら並み以下のローテ。スイングマンのピーコックが良い働きをしてくれたよーだ。

中継ぎ／抑え

# Pos Name G IP K/9 BB/9 ERA WAR Note
9 ST Will Harris 34 34.2 10.13 1.3 2.86 0.8 →10DL
7 ST Chris Devenski 35 52.2 12.65 2.39 2.73 1.7
12 CL Ken Giles 34 32.1 10.86 3.62 3.34 0.7
10 RP Luke Gregerson 37 34 10.85 3.18 3.97 0.2
8 RP Michael Feliz 36 39.2 12.48 3.63 3.86 0.7 →10DL
11 RP James Hoyt 28 33 14.45 1.64 4.91 0.5

めっちゃプレッシャーのかかる場面で投げてくれてたハリスの離脱は痛い。防御率に際立った者はいないものの全員が奪三振率１０を超えるパワーピッチャーが並んでいる。意外や意外、アストロズは先発よりもブルペンのが強力だな。

※ｇｍＬＩで上から順に並べている。１．０以上をＳＴ、チーム最多セーブをＣＬに。

’１７年後半戦（トレードデッドライン後）のロースター

Note Pos Name Pos Name Note
C Brian McCann SP Dallas Keuchel
1B Yulieski Gurriel SP Charlie Morton
2B Jose Altuve SP Mike Fiers
3B Alex Bregman SP Collin McHugh ☆彡
▲ SS Marwin Gonzalez SP Brad Peacock
▲ LF Derek Fisher CL Ken Giles
▲ CF Jake Marisnick ST Luke Gregerson ▲
RF Josh Reddick ST Chris Devenski
DH Carlos Beltran RP Francisco Liriano ←TOR
*C Evan Gattis RP Francis Martes ☆彡
☆彡 *1B A.J. Reed RP Joe Musgrove ▼
☆彡 *IF Tyler White RP Reymin Guduan ☆彡
RP Jordan Jankowski ☆彡

補強

補強としては左翼青木とのトレードで先発のリリアーノを追加。だがし、１８先発で６勝５敗の防御率５．８８という成績。世界一を狙うには心許ない先発陣だったが、さすがにリリアーノを入れるってパターンも考えられず中継ぎスタートみたいだ。

前半と後半の違い

チームトップクラスの遊撃コレア、中堅スプリンガー、先発マッカラーズ、セットアッパーハリスの離脱により一気に戦力ガタ落ちに。そこに輪をかけて青木もトレード。追加はいまいちな先発リリアーノ。完全に戦力は低下傾向。

ロースターには若手がいっぱい入って来ているがケガ復帰までのつなぎだろう。皆が戻ってくるまではアルトゥーベが一人で頑張るしかないね。

今は中継ぎにされているリリアーノだが、毎年１５０イニングは投げれるタフガイなので若手先発陣の疲れが見える後半戦にスポット的に先発して欲しいかな。

まとめ

前半戦は手が付けられないほど強いイメージのあったアストロズ。しかしここへ来て主力の離脱が目立つ（しかもチームトップクラスのメンツ）ここが若さたる所以か。特に３割２７ホーマーのスプリンガー、３割２０ホーマーのコレアなどチームトップ３のうちの二人が抜けるとは...飛車角落ちみたいなもんだ。

このまま最終まで二人が復帰しなくてもポストシーズンはイケるとは思うが、この弱体化は結構ヤバい。コレアは６－８週、スプリンガーは８月中頃までは無理っぽいので、そこまでこのメンツで何とか頑張るしかないが...マリナーズに気を付けなければね。

それでもアルトゥーベは２００本安打イキそーなペースで安打重ねてるけどね。

ほな

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