新生ホワイトソックス強過ぎワロタ!7回6-0からの連打、連打の逆転劇でサヨナラ
2017/08/02
トレードデッドラインも終了した7月31日。ホワイトソックスは主力選手を失って、チームも抜け殻のよーになったかと思いきや、まだまだ元気あるわ!いきなり6点差をひっくり返しての勝利を収めてたのでめじゃる。
主力が抜けたホワイトソックスのスタメン
大きなところでは13日にホゼ・キンターナがカブスにトレードされた。19日には三塁手のフレイジャーがヤンキースへ、27日にはジェニングス、30日には左翼手カブレラなど、なかなかの主力が抜けてった。そんな新生ホワイトソックスの本日のスタメン...
# | Pos | Batting | BA | OBP | SLG | OPS |
1 | LF | Leury Garcia | 0.293 | 0.345 | 0.463 | 0.807 |
2 | DH | Tyler Saladino | 0.193 | 0.280 | 0.257 | 0.537 |
3 | 1B | Jose Abreu | 0.295 | 0.351 | 0.521 | 0.871 |
4 | 3B | Matt Davidson | 0.239 | 0.283 | 0.502 | 0.784 |
5 | 2B | Yoan Moncada | 0.105 | 0.261 | 0.263 | 0.524 |
Yolmer Sanchez | 0.261 | 0.319 | 0.395 | 0.714 | ||
6 | C | Kevan Smith | 0.263 | 0.286 | 0.331 | 0.617 |
7 | SS | Tim Anderson | 0.235 | 0.257 | 0.351 | 0.608 |
8 | RF | Willy Garcia | 0.258 | 0.317 | 0.441 | 0.758 |
Alen Hanson | 0.240 | 0.281 | 0.344 | 0.625 | ||
9 | CF | Adam Engel | 0.214 | 0.293 | 0.333 | 0.626 |
えっとですねー...基本的なOPSの見方としては、
- 最強(Aランク)1.000
- 最高(Bランク)0.900
- 平均以上(Cランク)0.800
- 平均(Dランク)0.710
- 平均以下(Eランク)0.670
- 最低(Fランク)0.600
- 最弱(Gランク)0.570
とこんな感じで見てもらえいいんですけど、それにホワイトソックス打線を当てはめたところ
- 平均以上
- 最弱
- 平均以上
- 平均
- 最弱(平均)
- 最低
- 最低
- 平均(最低)
- 最低
となります※( )は途中交代選手。2軍なの?と疑いかねないメジャー屈指の最低打線。特に5番から始まる下位打線はかなりヤバくほぼ得点が期待出来ないところ。打率は2割前半、出塁率ですら「打率なのかな?」と見間違うぐらいのヤバい打線。
ぶっちゃけ暗黒期に入った感は拭えないところだ。
貧弱打線が謎の連打でサヨナラゲームへ
ま、その貧弱打線は1回裏は3者凡退。2回裏は先頭打者4番マット・デビッドソンが←誰だよ!四球で歩くも、その後は余裕の3者凡退。3回裏も巻き戻しかな?と思うぐらい当たり前のよーに3者凡退。
4回裏は3番アブレイユがエラーで出塁するも、残りは凡退。5回裏には7番アンダーソン、8番ガルシアにシングルヒットが生まれるものの後続続かず無失点。6回裏にはまたまた余裕で3者凡退。この子らビックリするぐらいタンパクですわ。せっかくのチャンスも生かせず。
また、今日の先発は防御率6.19で昨年19敗を記録したジェームズ・シールズ←ほぼ勝ち目無い捨て試合になりそーな予感。今日も6回を投げ切ったが8安打、6失点といつも通りの想定内。今日も負けるんだろーよって思ってたが...
Ricky's boys don't quit! pic.twitter.com/rJPOUyeKM5
— Chicago White Sox (@whitesox) 2017年8月1日
打ち過ぎワロタ!
どーしたホワイトソックス!?謎の覚醒。
7回からの攻撃を詳しく語る
5番サンチェスから始まった7回裏、まずはショートゴロで内野安打。続く6番スミスはレフトへヒット。ここでノーアウト一二塁。7番アンダーソンがセンターへフライを打って1アウト一三塁。ここで8番ハンソンがセンターへ犠牲フライを打ったところで6-1。
取りあえず1点返すもこの回終わり←ここで終わっちゃうのがホワイトソックス。
しかし怒涛の8回裏。1番ガルシアが四球&盗塁。続くサラディーノはアウトになったが、1アウトランナー二塁から3番アブレイユが二塁打で6-2に。続く4番デビッドソンが2ランホーマーで6-4へ←誰だと言ってすんません。
そして5番サンチェスがソロホーマーで6-5まで、残り1点。でこの回も終わり。
1点ビハインドで迎えた最終回、1アウトランナー無しから9番イーグルがサードへの内野安打。1番ガルシアが死球で1アウト一二塁。2番サラディーノは空気読まず三振し2アウトとなったが、3番アブレイユが値千金のライトへシングルヒットで6-6の同点。
結果、4番デビッドソンが2アウトフルカウントからセンターへサヨナラヒットを打って勝利に至った。
※謎のリリーフ防御率9.53のゴールドバーグ←はい、無名。が7回、8回を0点に。9回には防御率4.78のベック←だから知らんし。が0点に抑えたのもサヨナラに繋がったのも忘れてはイケない。もはや防御率4点台が優秀に見えてしまうホワイトソックスマジック。ヤバいよね。
Matt Davidson's second straight walk-off hit caps wild comeback, roller coaster of a night for the #Sox.
RECAP: https://t.co/xqfJXCuJWL pic.twitter.com/3b2f5W4Ps3
— Chicago White Sox (@whitesox) 2017年8月1日
まとめ
結局、最初ちょっと小ばかにした4番デビッドソンの大活躍で勝利を掴んだホワイトソックス。てかほんまデビッドソンて聞いた事無いんですけど...って思って調べた結果、13年にダイヤモンドバックスでちょと試合出たがその後マイナー暮し。昨年も1試合でただけの選手←そりゃ知らんがな!
今季もここまでは注目するような成績は残しておらず、アリーグ中地区最弱チームの4番!←こんな肩書は要らない。ってだけでは覚えきれないが数年後にはオールスター常連になってるかもしれない。
エースのキンターナ、オールスター選手のフレイジャー、カブレラらを放出してこの先何敗するのか?と心配していたが、若い力で何とかしていきそうだな。トッププロスペクトの二塁手モンカダ、右腕のジオリトらが活躍し始める頃には黄金期になり得るのかも知れない。
何年後かには楽しみなチームだ。
ほな