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2017年シカゴ・ホワイトソックスの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

2018/01/15

2017年の開幕からそこまで強そうではなかったホワイトソックスだったが、やっぱり予想通りの展開となった。シーズン中には主力の放出も目立ち95敗と惨敗の地区4位(ピタゴラス勝率では92敗でしたけど)そのホワイトソックスで使える選手は残ってるの?そこが気になりましたので主力メンバー、攻撃力、守備力など調査してみました。ホワイトソックスの主力は誰だ?を簡単にめじゃる。

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25人枠(25人ロースター)

2017年のシカゴ・ホワイトソックスのロースターはご存知でしょうか?

2017年の本塁打数は186本でエンジェルスと並び24位。得点は706で23位。そして盗塁は71で21位。打てない、取れない、走れないの三拍子が揃ってるようです。

打率.2560(14位タイ)、出塁率.314(25位)、長打率.417(22位)、打率は高いものの四球率BB%は6.6%で28位と四球を選べず(選ばず?)、三振率K%は23.1%は23位。攻撃指標は軒並み微妙といったところですのでOffは-44.9で18位!?え?...ここへ来て攻撃総合指標の順位が高いという謎。ま、この辺はスルーしときましょう。

Def-29.6で26位。はい、打てない。守れないが揃いました。

チームWAR13.4はメジャー全体24位。もう少しでワースト5に入りそうだった勢い。まぁ野手が凄かったイメージも無いですのでこんなもんですね。そんなホワイトソックスの25人枠を150打席以上打席に立った選手を下記にまとめました。

唯一のオールスター、アビザイル・ガルシアは正直ほとんど知らない選手だったのですが、2017年のシーズン打率.330で、アルトゥーベがいなかったら首位打者だったアベレージヒッター。本塁打も18本打ってるかなりの選手。これからのホワイトソックスを引っ張る予感(2020年にFAだけど)

気になる点として二塁、三塁、DHが固まってなかったが、最終的には二塁モンカダ、三塁サンチェス、DHデビッドソンとなってそうです。

代打は主にパイレーツから来たハンソン。2017年のOPS.607でボロボロ。代打としての打率.156、OPS.518で全然ダメダメでした。

ハンソンはパイレーツから来た刺客でしたが、左翼の主力カブレラがロイヤルズへ、三塁の主力フレイジャーはヤンキースへ放出。割と微妙な二人でしたけどね。

デプスチャートと守備力

2017年のシカゴ・ホワイトソックスの守備位置別のデプスチャートを守備力DRSを交えながら確認します。メンバーは上記ロースターで一番試合数の多い選手が1番手。そして次の選手を2番手としております。上記25人に入っていない場合は空欄になります。それでは確認を。

目に入って来るのが二塁のヨルマー・サンチェスという選手。まだ25歳ながら2017年のシーズンのDRSが二塁で+8、三塁で+8(遊撃では-1だったが)年間同じポジションで守備についていた場合はGG賞クラスであるって事が分かる。

期待の新人モンカダも相当なもの。なるほど彼(サンチェス)がいたからフレイジャー放出したのかもしれないな。二塁モンカダ22歳、三塁サンチェス25歳とすれば見事若返りに成功するし。

残りのメンバーの守備は平均以下。出来れば遊撃手アンダーソンよりも守れる選手が欲しい。欲は言わない、せめて平均並みの選手を。

打順と攻撃力

2017年のシカゴ・ホワイトソックスのWARを基準に、パワプロで言う弾道GB/FB、ミートAVG、選球眼OBP、パワーISO、走力SPEEDとしてランク付けしてみました。

3番のアブレイユぐらいが固定で他はかなり流動的。しかも外野にガルシアが3人もいるので分かりにくい。二塁サラディーノ、遊撃アンダーソンが開幕から1、2番を務めていたが、終盤には3Bサンチェス、2Bモンカダとなっていた。

出場試合数の多さから考えると下記のような打順がしっくりくると思う。

いきなり打率の高い両打ちの1、2番がいることで相手投手に左右されない。中堅のルーリー・ガルシアは足は速いみたいだが盗塁は8とまだまだ少ないのが残念。

主軸には右が続くが33本のアブレイユ、18本のガルシア、移籍してしまったが最終的に27本打ったフレイジャーと強打者が続いていた。そして6番のデビッドソンも26本塁打とパワーのある選手が多数存在。

そして下位のトップバッターとも言うべき7番には15盗塁のアンダーソンがいて8番には打撃に期待出来ない捕手、9番には二桁本塁打(12本)打ったサンチェスが。おや?なかなか凄い気がしませんか?

さらに二塁モンカダや左翼デルモニコ24歳の控え陣が凄い!特にデルモニコはあまり知らなかったが162試合の出場で34本塁打が期待出来る新人。なるほど、カブレラも要らない訳だ。

対左投手

流動的なスタメンだったので分かりづらいが、左腕の場合捕手のナルバエズがハズレ、スミスやソトがスタメン出場していたっぽい。

ナルバエズの対右OPS.723、対左OPS.668。スミスは対右OPS.751、対左OPS.615。意味ねー(笑)いやしかし、実際使われてたのだから仕方がない。ま、ナルバエズが左打者、スミスが右打者って事だけなのかも知れませんね。

左vs左、右vs右は打者不利という風潮で。

ストーブリーグとFA

2017年11月

11/2に捕手ソトをFAで放出(メインではないけど一応)野手に目立った放出は無し。ま、シーズン中に放出し終わったって感じでしょう。

2017年12月

12/1にはハンソンをFAに。確か代打、代走で頑張った外野手でしたね。そして初めてのビッグネーム!オリオールズから捕手のカスティーヨを獲得。ランクDの捕手なので戦力アップってとこでしょうか。カスティーヨはオリオールズのまとめでチラ見出来ます。

2017年ボルティモア・オリオールズの決定版!スタメンから打順、打撃力、守備力、25人枠にFAまで【野手編】

2017-18年FA!アリーグ中地区ホワイトソックスはFA直後に戦力はどう変わるのか?

まとめ

2017年のチームトッププレイヤーはアブレイユでした。

2012年からのホワイトソックスのトッププレイヤー(rWAR)はセールにキンターナにイートンでしたが、セールはレッドソックスに、キンターナはカブスに、イートンはナショナルズに移籍してしまい頼れるのはアブレイユだけとなっちゃった。

が、若手のブレイクが素晴らしく26歳ガルシアはオールスターに、22歳モンカダはすでに前兆演出があり、25歳サンチェスの鉄壁は魅力的。そして新人24歳デルモニコはOPS.856。完全に王国の始まりの予感がします。

そこに20本塁打の捕手カスティーヨを加えたってことはやはりここ数年のうちに勝負をかけそうな気配があります。ただ、インディアンスが強いからなー。あそこの衰えるのを待つしかない。このまま成長すれば他のチームは出し抜けそうな気がしますね。

2017年シカゴ・ホワイトソックスの決定版!ローテーションからクローザーのリリーフ陣、投手能力や球種にFAまで【投手編】

ほな

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