114敗タイガースの本気!地区優勝チームのツインズからジョナサン・スコープとCJ・クロンの元30ホーマーコンビを両獲りへ
2019年にあのクソ弱いと思われたマーリンズよりも負け数が多かったタイガースがオフに本気モードのようです。ちなみにタイガースはメジャー最弱※マーリンズ105敗、タイガース114敗
各ポジションで100試合以上出場したのはDHのミゲル・カブレラぐらいで、ポジションを固定出来るレベルにある選手を未だ見つけられていないようだ。
つい先日、ヤンキースからFAとなっていた捕手オースティン・ロマインを獲得したが、彼もまたヤンキース時代は正捕手サンチェスの次の第二捕手レベルで、最大でも80試合の出場、OPSは.700を超えたらいい方の正捕手にはちょっと...のレベル。
しかしデプスチャートでは2020年タイガースの堂々の正捕手扱いだった。
来季も100敗あり得るかなーって思ってたその時!タイガースが強力な一二塁間を同時に獲得したとの情報を得た。いよいよタイガースが本気モードになったよう?ですので、タイガースが獲得した強力な一二塁間についてちょっと調べましたのでめじゃる。
タイガース、強力な一二塁間スコープ、クロンの両獲り!
114敗もするチームとなるとほとんどのポジションで選手が固定されていないのがよく見受けられる。逆に選手を固定しているチームは強いってイメージだ。
2019年のタイガースは一塁に開幕当初はカブレラを据えた。その後2年目のディクソン、9月には昨年19ホーマーを記録したカンデラリオを据え、計9人も試してみた苦労が伺える。
二塁もまた同じだ。開幕当初はハリソンだったが打率は.175、その後ベッカムやカストロなど延べ7人を擁するも、いずれも散々な成績だった。
そんなタイガースに朗報が...
アリーグ中地区であの投手王国インディアンスに8.0ゲーム差を付けた、101勝のツインズからFAとなっていたジョナサン・スコープ、CJ・クロンを獲得したというのだ!
The #Tigers have agreed to terms with infielders Jonathan Schoop and C.J. Cron.
Welcome to Detroit! pic.twitter.com/d1Scvo4pZ7
— Detroit Tigers (@tigers) December 21, 2019
確かこの二人は名前も知ってるし、まーまー強力なふたりだったと思う。ついに本気出したかタイガース!ちょっとこのふたりについて詳しく見て行きたくなってきたぞ。
元30ホーマーの一塁クロンがタイガースへ
ご存知だとは思うが、2019年にホームランをパカスカ打ったのはヤンキースとツインズ。シーズンでのチーム本塁打数は300を超え、ツインズ307本塁打、ヤンキース306本塁打。ツインズは、あのヤンキースより本塁打は上だ。
そのツインズで一塁手として110試合、他も合わせると計125試合に出場したCJ・クロンは、もうそれだけで期待出来る選手ってのが分かる。
掘り下げてくとまた強力なのが分かった!
デビュー以来6年連続二桁本塁打を記録し、2018年には強力打者の一つの目安30ホーマーを記録し、2019年も25ホーマーとパワーは健在。右投げ右打ちのクロンは、対右投手にはOPS.685と疑問も残る成績だったが、対左投手にはOPS1.020!!
左投手に強すぎるやろ!
あの強力打線のツインズの中でさえ5番を打ってた強打者だ。もちろんタイガースでも正一塁手、3~5番打者で使われるんではなかろうか。
このクロンを1年$6.1Mという格安でゲット。取りあえずこれだけでも100敗は免れるのかも知れない。1年契約ってのが暫定感があるのが悲しいけどね。
C.J. Cron homers (19) on a fly ball to center off Danny Duffy
Exit Velocity 109 MPH
Distance 428 FT
Launch Angle 27.97#AlwaysRoyal vs #MNTwins pic.twitter.com/w7NZkO72Mw— Strand Sport Stats (@StrandStats) August 4, 2019
元38ホーマーの二塁スコープもタイガースへ
クロンと同じくツインズで二塁手として110試合、他も合わせると計121試合に出場したジョナサン・スコープもまた期待出来る選手に決まってる。
彼は確かオリオールズ時代にオールスター選手だった記憶があり、そのときはMVP12位にもなっている時代だった。
彼もまた本格デビューの2014年以来6年連続二桁本塁打を記録し、2016年には38ホーマー、翌2017年には35ホーマーと二塁手なのに強打者という今風の選手だ。未だパワーは衰えず、ここ2年も22ホーマー、23ホーマーを記録している。
同様に対右投手/対左投手の結果が凄くて、右投げ右打ちのスコープもまた左に強い。対右投手にはOPS.727と並レベルだが、対左投手にはOPS.917!!
クロンと比べるとややバランス型の左キラーだ!
しかし面白い事にスコープはこの成績をもってしてもツインズでは下位打線。主に7~9番で自由に打たせてもらってたようだ(自由かどうかは知らないけれども)しかし弱小タイガースでは正二塁手、主軸で使われるかも知れない。
このスコープをクロンと同じ1年$6.1Mという格安でゲットしていた。クロンに引き続きまた1年か...何とか100敗はしたくないって気持ちがひしひしと伝わる。
465 foot dinger! 😱
Jonathan Schoop launches the longest HR by a @Twins player since 2017. pic.twitter.com/cg9edzOWXT
— MLB Stats (@MLBStats) May 2, 2019
タイガースの公式サイトのデプスチャートでは、捕手ロマイン、一塁クロン、二塁スコープに変わった。これを加味して中軸を予想すると...
3番 DHカブレラ
4番 一塁CJ・クロン
5番 左翼スチュワート
6番 二塁ジョナサン・スコープ
こんな感じか。ちょっとは相手投手にとって嫌な中軸になったんではないでしょうか?

ほな