FAの捕手ダーノウがブレーブスと契約。2019年地区優勝を決めた強豪チームにダーノウって必要?
2019/11/26
FAに出ていた捕手トラビス・ダーノウがブレーブスと契約した。
捕手といえばリアルミュート、サンチェスやポージーらなら名前も出るが、ごめんなさい!ダーノウは2019年にどこのチームに所属していたかすら知らない。最近覚えたグランダルですらどのチームか言えないぐらいだもの。
ちなみに大谷のエンジェルスの捕手も知らないし、ダルビッシュのカブスの捕手も名前が出て来ない。
ここで、せっかく年内にダーノウの所属先が決まったので、これを機に覚えようってことでダーノウとブレーブスについてめじゃる。
ブレーブスが捕手ダーノウを獲得
ナリーグ東地区であの世界一になったナショナルズよりも強かったアトランタ・ブレーブスが捕手トラビス・ダーノウを獲得したとの事。
.@Braves sign catcher Travis d'Arnaud to 2-year deal.
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) November 24, 2019
2019-20年オフの捕手と言えば、最近ホワイトソックスと契約したグランダルが目玉。そしてチリノスやカストロと来てダーノウって感じだったんかなと。
ダーノウはおよそ2年$10.0Mぐらい(平均$5.0Mほど)での契約が見込まれていたが、ブレーブスがその上を行く2年$16.0Mで契約となった。
ところでダーノウって誰だっけ?
捕手トラビス・ダーノウって微妙?
元メッツの捕手としてデビューし二桁本塁打も期待出来る選手だったのだが、2年前から打撃は下り傾向で2019年にメッツを放出された。その後、ドジャースにたった1試合出たのみで、5月の11日にはレイズに移籍しズニーノと共に地区2位まで上り詰めた内野の要。
ズニーノとの併用だったが、正捕手となるズニーノはOPS.544の貧打の捕手。しかしダーノウは16本塁打でOPS.782と平均並みの打撃が期待出来る捕手となっていた。
ズニーノのフレーミング能力は高く、ダーノウは平均並み。ズニーノのDRSは+9、ダーノウは-3。守備のズニーノ、打撃のダーノウって感じか。
One last time for TDA... pic.twitter.com/WaV7dQntRX
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) November 25, 2019
2年に1度活躍するってイメージだが、それでも超一流レベルではない。ブレーブスはダーノウを正捕手にするのか?優勝狙うチームの正捕手って感じでは無さそうだが...。
ブレーブスではダーノウ正捕手にはなれず
ちょっと地区優勝、世界一を狙うブレーブスにダーノウが正捕手?って感じではなかったので、ブレーブスのデプスチャートを確認すると、1番手フラワーズ、2番手ダーノウ、3番手ジャクソンという設定。
フラワーズはここ4年ブレーブスの主力として活躍する33歳。本塁打は10本行くか行かないかで打撃力は平均並み。ブレーブスへ来て4年頑張ってるが、優勝を狙うチームとしてはちょっと物足りないか。
ジャクソンはデビューしたての23歳。2019年はマイナー3Aで28ホーマーを記録した期待の新人。だがいきなり60日の故障者リスト入りしている幸先不安な選手。
ダーノウに課せられた使命はジャクソンが一人前になるまでって事か。
Welcome to Braves Country, Travis! pic.twitter.com/AaYucq5uHV
— Atlanta Braves (@Braves) November 24, 2019
おそらく2020年のブレーブスはフラワーズ、ダーノウの2枚看板で捕手を回しつつ、ジャクソンを使ってくパターンになるみたいだ。ジャクソンがメジャー定着したら...ブレーブスはまた一つ強くなりそうだな。

ほな