2019年ルーキーオブザイヤー受賞者確定!アストロズの指名打者アルバレス、メッツの一塁手アロンソ!当たり前体操ですよ
2019/11/13
2019年ルーキーオブザイヤーが発表されました。今年一番のバケモノ新人は誰?っていう賞です。毎年毎年よくもまーこんな新人が出てくるもんだって感じ。
取りあえずは2018年のルーキーオブザイヤーを振り返ると、エンジェルスの大谷翔平、ブレーブスのロナルド・アクーニャJrが受賞してました。
新人王の2年目はというと、二刀流で騒がした大谷は投手としては1球も投げず、打者としては18本塁打62打点でOPS.848。十分打者1本で活躍出来るレベルにいるようです。アクーニャは引き継ぎ127得点でリーグトップ41本塁打に37盗塁は盗塁王、OPS.883でシルバースラッガー賞を受賞する活躍。さすがに2年目でもバケモノはバケモノですね。
2019年もまたかなりのルーキーが潜んでいましたので、ルーキーオブザイヤーでも確認しようと思いめじゃる。
アリーグのルーキーオブザイヤー
2019年アリーグのルーキーオブザイヤーはアストロズの指名打者ヨルダン・アルバレスが選ばれた。
UNANIMOUS. pic.twitter.com/2TYjuPQPdd
— Houston Astros (@astros) November 11, 2019
ま、想像の範疇ですけど、少し気になってたのが打席数、試合数の少なさだった。4月5月はメジャー出場は無く、最初の打席は6月9日。メジャー初日で1安打=1ホーマー、1四球の2打点のロケットスタート!!開始5試合で4ホーマーを記録した。
そこからはもう独壇場。6月のルーキーオブザマンスを受賞すると、そこから3カ月連続ルーキーオブザマンスを受賞。6カ月あるシーズンの内、半分月間新人王なんだからそりゃルーキーオブザイヤーも当たり前ですね。
369打席と規定打席には到達しなかったが、バケモノの目安となるOPS1.000を超えるOPS1.067をマーク。打率.313、27ホーマー、58打点を記録した。fWAR3.8はルーキーで2位!当然アリーグでは1位!やはり最強はアルバレス。
American League results
1) Yordan Alvarez, HOU: 30 (1st place) -- 150 points
2) John Means , BAL: 16 (2nd), 5 (3rd) -- 53
3) Brandon Lowe, TB: 6 (2nd), 9 (3rd) -- 27
4) Eloy Jiménez, CWS: 4 (2nd), 8 (3rd) -- 20
5) Cavan Biggio, TOR: 2 (2nd), 1 (3rd) -- 7
6) Luis Arraez, MIN: 1 (2nd), 2 (3rd) -- 5
7) Vladimir Guerrero Jr., TOR: 1 (2nd), 2 (3rd) -- 4
8) Oscar Mercado, CLE: 3 (3rd) -- 3
出典:mlb.com
さらに、まさかの全員一致の満点票!!2017年のジャッジに続いて満点での受賞。最近は断トツなヤツが多いってことか。
彼がまたアストロズってのが嫌な感じよ。まだまだアストロズの天下が続くかもしれないって事ですからね。
ナリーグのルーキーオブザイヤー
2019年ナリーグのルーキーオブザイヤーはメッツの一塁手ピート・アロンソが選ばれた。
❄️🐻❄️ 🐻❄️🐻 ❄️ ❄️
🐻 🐻 ❄️ ❄️ 🐻 🐻
❄️ ❄️ 🐻 🐻 ❄️ ❄️
🐻❄️ 🐻 ❄️ ❄️ 🐻
❄️🐻 🐻 🐻 ❄️
🐻 ❄️ ❄️ ❄️ 🐻
❄️ 🐻 🐻❄️🐻 ❄️ pic.twitter.com/HVUnAtjpVL— New York Mets (@Mets) November 11, 2019
アルバレスよりはむしろ2019年の新人と言えばこの人。そもそもが圧倒的な破壊力で53ホーマーを記録し、これは他の追従を許さない断トツの数字。さらに大台の103得点、120打点も記録。ISOはまさかの.323でパワーはS級レベルだ。
そして最初から最後まで満遍なく力を発揮。4月にいきなりルーキーオブザマンスを受賞すると、そこから6月、さらに最終の9月にもルーキーオブザマンスを受賞。アルバレスと同じくシーズンの半分が月間新人王なんだから、ルーキーオブザイヤーも想定内です。
左右を苦にせず前半戦だけで30本塁打を打って打ちまくってたが、唯一凹んだのが7月のOPS.764(打率は.177とちょと心配だった)。それでもまた息を吹き返した。結果、バケモノの証となる50本を超える53ホーマー(リーグトップ)で打率.260でOPS.941を記録した。fWAR4.8はルーキーで1位!ナリーグでも1位!そりゃこの子以外は選択肢ないでしょ。
National League results
1) Pete Alonso, NYM: 29 (1st place), 1 (2nd place) -- 148 points
2) Mike Soroka, ATL: 1 (1st), 25 (2nd), 2 (3rd) -- 82
3) Fernando Tatis Jr., SD: 2 (2nd), 20 (3rd) -- 26
4) Bryan Reynolds, PIT: 1 (2nd), 6 (3rd) -- 9
5) Dakota Hudson, STL: 1 (2nd), 1 (3rd) -- 4
6) Victor Robles, WSH: 1 (3rd) -- 1
出典:mlb.com
しかし、まさかの1票入らず!13勝4敗で防御率2.68のソロカに入れたヤツいました!確かにfWAR4.0で投手で断トツの新人。分からんではないけどここはアロンソに入れましょう。
彼がメッツってのがまた楽しいよね。ニューヨークヤンキースのジャッジ、メッツのアロンソ。ちょっとライバル関係になりそうじゃんね。
まとめ
2019年のルーキーオブザイヤーは...
- アリーグ*アストロズの指名打者ヨルダン・アルバレス。
- ナリーグ*メッツの一塁手ピート・アロンソ。
Your 2019 Rookies of the Year. 👏 pic.twitter.com/InxwufNsLo
— MLB (@MLB) November 12, 2019
アルバレスは9月だけルーキーオブザマンスを受賞出来なかったが、それでもOPS.999で4カ月連続でもおかしくなかったレベル。2020年は60本塁打に期待しよう。そしてアロンソは年間通して出場したが7月に凹んだのが気がかり。夏バテなのか弱点なのか...2年目のジンクスに危険信号かも。
2020年も彼ら二人には注目すべきである。ちょっと彼らの来年に期待するのは、アルバレスの60本塁打超え!アロンソの2年連続50ホーマー!...それは期待し過ぎかな?

ほな