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2019年ナンバーワン投手の証サイヤング賞決定!2回目のピークを迎えたアストロズのバーランダー、2年連続チームは弱いがメッツのデグロムに

2019/11/15

2019年サイヤング賞が発表されました。今年一番のバケモノ投手は誰?っていう賞です。地味にリリーフ投手が選ばれることもあるという賞です※激レアですが。

取りあえずは2018年のサイヤング賞から確認すると、レイズのブレイク・スネル、メッツのジェイコブ・デグロムが受賞してました。

昨季サイヤング賞を受賞したスネルはというと、21勝もした昨年はマグレだったのか?今季はたった6勝に終わった。最優秀防御率の1.89だった剛腕も4.29と平均レベルに成り下がった。ただ四球率はそこまで変わらず、奪三振率は12.4にアップしている。昨年は運が良かったのか...それとも今年が運が悪かったのか...来年に期待したい。

2019年のサイヤング賞は誰?かサクサクっと確認しましょう。昨年のデグロムを振り返らなかったのはネタバレかも知れません。ではサイヤング賞でも確認しようと思いめじゃる。

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アリーグのサイヤング賞

2019年アリーグのサイヤング賞はアストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダーが選ばれた。

まー、これも想像通りか。21勝(リーグ1位)ですし防御率は2.58(リーグ2位)、34先発も223.0イニングもリーグ1位なんですもん。さらに300奪三振まで達成しちゃったのでほぼほぼ確定かなって思ってました。

月に1度しか負けたことが無いバーランダー。さらに6月以外はすべて防御率2点台の安定感。奪三振率も常時10.0以上をキープし、シーズン通して安定したピッチングだったようです。しかしピッチャーオブザマンスを1度も受賞していない不思議。

2019年のアリーグピッチャーオブザマンスは、4月グラスノー、5月ジオリトは許すとして、6月、7月、9月とチームメイトのコールが受賞!!むしろなんでそれでコールがサイヤング賞取れんかったんだ?って思います。

そんなこんなで投票結果を見ましょうよ。バーランダーとコールは僅差だったのかどうなのか...

American League results
1) Justin Verlander, HOU: 17 (1st place), 13 (2nd place) -- 171 points
2) Gerrit Cole, HOU: 13 (1st), 17 (2nd) -- 159
3) Charlie Morton, TB: 18 (3rd), 10 (4th), 1 (5th) -- 75
4) Shane Bieber, CLE: 11 (3rd), 13 (4th), 5 (5th) -- 64
5) Lance Lynn, TEX: 3 (4th), 12 (5th) -- 18
T-6) Eduardo Rodriguez, BOS: 3 (4th), 2 (5th) -- 8
T-6) Lucas Giolito, CWS: 8 (5th) -- 8
8) Mike Minor, TEX: 1 (3rd), 1 (4th), 2 (5th) -- 7
出典:mlb.com

まさかの1位票と2位票はバーランダーとコールに集中した!ま、当たり前だが、それが同じチームってかなり凄いことだよね。そりゃアストロズ強いって。

どっちかというと自分的にはコールに受賞して欲しかったなーって思う。この成績でサイヤング賞取れんかったらもう生涯取れませんよ、これは。326奪三振でも受賞出来ないコールとか...マジでついてねーって感じですね。

ナリーグのサイヤング賞

2019年ナリーグのサイヤング賞はメッツの先発右腕ジェイコブ・デグロムが選ばれた。

今年もまた微妙な成績のデグロム。11勝8敗で防御率2.43、204.0イニングで255奪三振(リーグ1位)奪三振率は11.3。全体的に凄いんですが、これといったインパクトが無い。特にアリーグと比べちゃうと何とも言えん成績だ。

しかし月間の成績はバーランダーより凄い!4月こそ不調だったものの5月以降は防御率2点台以下をキープ。7月と9月はさらにその上の防御率1点台だ。ただ、悲しいかな勝ち星に恵まれずパッとっしない成績。

しょうがないからピッチャーオブザマンスでも確認したのですが、まさかのこれまた1度もデグロムは受賞していないという事実。え?サイヤング賞ってそんな感じの賞なの?月間凄いヤツって微妙なの?とさえ思わせるほどリンクしていないのがビックリ。

てことは、やはり僅差で競り合ってのデグロムだったんだろうなーって思ったが...

National League results
1) Jacob deGrom, NYM: 29 (1st place), 1 (2nd place) -- 207 points
2) Hyun-Jin Ryu, LAD: 1 (1st), 10 (2nd), 8 (3rd), 7 (4th), 3 (5th) -- 88
3) Max Scherzer, WSH: 8 (2nd), 8 (3rd), 6 (4th), 4 (5th) -- 72
4) Jack Flaherty, STL: 5 (2nd), 11 (3rd), 6 (4th), 4 (5th) -- 69
5) Stephen Strasburg, WSH: 6 (2nd), 1 (3rd), 9 (4th), 8 (5th) -- 53
6) Mike Soroka, ATL: 1 (3rd), 6 (5th) -- 9
7) Sonny Gray, CIN: 4 (5th) -- 4
8) Clayton Kershaw, LAD: 1 (3rd) -- 3
T-9) Walker Buehler, LAD: 1 (4th) -- 2
T-9) Kirby Yates, SD -- 1 (4th) -- 2
11) Patrick Corbin, WSH -- 1 (5th) -- 1
出典:mlb.com

まさかのほぼデグロム1択。そんな馬鹿な...

ナリーグfWARトップ5はデグロム、シャーザー、ストラスバーグ、ビューラー、リュ。そのうち最多勝はストラスバーグの18勝、イニングもストラスバーグの209.0イニング、防御率はリュの2.32、WARはデグロムの7.0。どんぐりなんだけどねー。

まとめ

2019年のサイヤング賞は...

  • アリーグ*アストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダー
  • ナリーグ*メッツの先発右腕ジェイコブ・デグロム

人生の中で2回目のピークを迎えているバーランダー。28歳の時から10年近く経過したのにまたもサイヤング賞とか...ホントスーパーエースとは彼のことだな。そしてデグロムは2年続けてチームのせいで微妙な成績に見えるがホントは凄いんだぜ!ってところを見せつけた。しかしやっぱり20勝ぐらいしてくれると見栄えいいんだけどね。

2020年もさすがにスネルみたいに劣化しないとは思えないけど、リンスカムの例もあるから気は抜けないところ。アリーグはここしばらく2年連続サイヤング賞が出てないのでバーランダーに期待したい。

omio
omio
ひっそりとお気づきだろうか?ルーキーオブザイヤーに続きサイヤング賞まで同チームで受賞している。まさかMVPも?せっかくなので期待しましょう

ほな

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