2019年ワールドシリーズ直前。先発が予想される投手の今季ポストシーズンを振り返る。ややナショナルズ有利?
2019/10/23
さてさて、2019年も残すはワールドシリーズ(別名WS)のみ。まさかまさかのアストロズvsナショナルズの戦いとなりました。このワールドシリーズを予想出来たのは全体の何%なんでしょうか?※私はおもっきしハズシマシタ。
現時点でワールドシリーズの先発が決まっているのはゲーム3まで。
22日ゲーム1:WSHシャーザーvsコールHOU
23日ゲーム2:WSHストラスバーグvsバーランダーHOU
24日移動
25日ゲーム3:WSH?vsグレインキーHOU
26日ゲーム4:WSH?vs?HOU
27日ゲーム5:WSH?vs?HOU
28日移動
29日ゲーム6:WSH?vs?HOU
30日ゲーム7:WSH?vs?HOU
シャーザーにストラスバーグ、コールにバーランダーにグレインキーなど、エース級の名前がズラズラと並んでおります。この投手らが先発だとワールドシリーズも投手戦の恐れがあるでしょう。この子らの今季のポストシーズン結果を簡単に振り返りましょうかね。
ちなみに私の予想はもうハズレ倒してますので今さら予想とも言えないのですが、普通に考えるとアストロズが世界一になっちゃうでしょう。しかしそう簡単に現実は小説より奇なりともいいますので、ナショナルズと予想しています。
ではワールドシリーズ開幕直前、予想先発投手の2019年ポストシーズン結果を振り返ろうと思いめじゃる。
ゲーム1はシャーザーVSコール!
先発シャーザーの2019年ポストシーズン
ナショナルズのゲーム1の先発はマックス・シャーザーだ。
Max Scherzer has faced 13 batters through 4 IP:
K (swinging) 👁️
BB
K (swinging) 👁️
K (swinging) 👁️
Groundout
Groundout
K (swinging) 👁️
K (swinging) 👁️
Groundout
K (swinging) 👁️
Groundout
K (swinging) 👁️
Popout#Scherzday // #STAYINTHEFIGHT pic.twitter.com/Hw3luDhFv5— Washington Nationals (@Nationals) October 12, 2019
敗者復活戦の1回負けたら終わりっていうワイルドカードに先発し、5.0イニングを3失点という微妙な成績で始まったが、味方が8回に3点取って逆転してくれた。
地区シリーズでは先発、リリーフとこなし、計8.0イニングをわずか1失点。
リーグ優勝決定シリーズでは1先発しかしなくてもよく、7.0イニングを投げて11奪三振の被安打1、無失点。奪三振率は驚異の14.1とジョジョにエンジン全開になっている。
ワールドシリーズも7回を10奪三振ぐらいはしそうな予感。
先発コールの2019年ポストシーズン
アストロズのゲーム1の先発はゲリット・コールだ。
Some facts about Gerrit Cole’s FB:
.260 wOBA (1st)
.245 xwOBA (1st)
.166 BAA (1st)
44% K rate (1st)
17% SwSt (1st)
36% CSW Rate (2nd)TL;DR- It's pretty good
Want more of this? Join @PitcherList and I tomorrow night as we discuss Cole v Scherzer in our WS Game One livestream! pic.twitter.com/GvXxlMyvVm
— Alex Fast (@AlexFast8) October 21, 2019
正直彼が先発の時は負け試合。
地区シリーズではレイズ相手に2先発。15.2イニングも投げて、たったの1失点。奪三振数は25、奪三振率14.4、防御率は0.57だ。
そしてリーグ優勝決定シリーズでは強打ヤンキース相手に1先発し、7.0回を被安打4の無失点。あの300ホーマー打線を無失点でねじ伏せた。
もう彼が先発の時は試合を捨ててもいいかと。ワールドシリーズも無敵を誇るはず。ゲーム1、ゲーム4、ゲーム7と先発されたら終わり。
ゲーム2はストラスバーグVSバーランダー!
先発ストラスバーグの2019年ポストシーズン
ナショナルズのゲーム2の先発はスティーブン・ストラスバーグだ。
Stephen Strasburg now has a career 1.10 ERA in the postseason. 🤯#CarryTheFreight pic.twitter.com/8OxYoAjUUE
— MLB (@MLB) October 15, 2019
ワイルドカードではリリーフで3.0イニング投げ、被安打2無失点という勝ちを引き寄せた貴重な選手。彼がいなきゃ逆転も無かったカモだ。
地区シリーズでは2先発。計12.0イニングを4失点(平均6.0回を2失点ぐらい)だが奪三振が17もあり、三振を取りまくった投手。
圧巻はリーグ優勝決定シリーズ。1先発で7.0イニングを投げて12奪三振。被安打7と少し多いが無失点で、奪三振率は驚異の15.4と三振取りまくり。
ストラスバーグのポストシーズン通算防御率は1.10と優秀だが、安打もそれなりに打たれてるイメージなので、ワールドシリーズでは負けが付きそうな予感。
先発バーランダーの2019年ポストシーズン
アストロズのゲーム2の先発はジャスティン・バーランダーだ。
6.2 IP of 2-run ball for @JustinVerlander tonight. #ALCS pic.twitter.com/bM7z93daYQ
— MLB (@MLB) October 14, 2019
シーズンでは無敵を誇るバーランダーもやはり人の子。
地区シリーズでは2先発。レイズ相手に計10.2イニングを4失点、防御率3.38と彼にとってはいまいちな数字。
そしてリーグ優勝決定シリーズでも2先発。13.2イニングを投げて6失点、防御率3.95で決して攻略不能なイメージはないバーランダーだった。
ワールドシリーズのゲーム2を任されてはいるが、ストラスバーグのがやや優勢のような気がするのは気のせいか。
ゲーム3はVSグレインキー!
先発グレインキーの2019年ポストシーズン
アストロズのゲーム3の先発はザック・グレインキーだ。
With no game last night, we're taking a moment to admire Zack Greinke's insane slow curve 😳
He starts on the mound for the @astros tonight. Will he get the win?#TakeItBack #WePlayLoud #ALCS pic.twitter.com/9CLJqbCEww
— MLB London (@mlblondonseries) October 17, 2019
35歳のベテランには10月の戦いはややキツイのか?
地区シリーズではたった1先発で、たった3.2イニングを投げて6失点、防御率14.73という不甲斐ない成績。
リーグ優勝決定シリーズでも2先発で10.1イニングを投げて4失点。ヒットは毎回の計算となる10本打たれ、2ホーマーも許す。正直アストロズで一番勝てそうな相手。
シーズン中はサイヤング賞候補やGG賞常連の無敵なピッチャーなのに、ポストシーズンは基本的にダメな投手っぽい。ナショナルズはここを取りこぼさないように。

ほな