アストロズの250奪三振コンビのWエースが本領発揮!バーランダーがノーノーすれば、コールは2戦連続14奪三振!
Wエースって響きいいですよね。
今fWARトップ15位以内に複数入っているチームは、レンジャーズのリン(1位)&マイナー(13位)、ナショナルズのシャーザー(2位)&ストラスバーグ(7位)&コービン(11位)。メッツのデグロム(4位)&シンダガード(14位)、ドジャースのビューラー(10位)&リュ(15位)。
間違いなくこの4チームは投手王国でしょう。ナショナルズなんて3人もトップ15位以内なんですから凄いですよね。
しかし!アストロズはもっと凄いんです!
コール(3位)&バーランダー(6位)、そしてトレードで獲得したグレインキー(12位)までランクインしてました。そのうちコールとバーランダーがメジャー史上でも屈指のコンビだったらしいのでめじゃる。
バーランダー3回目のノーヒッター
9月1日のVSブルージェイズ戦。アストロズの先発投手ジャスティン・バーランダーがちょうど120球でシャットアウト!自身3回目となるノーヒットノーランを達成した。しかも14奪三振で1四球とコントロールもそこそこ。
303回目の達成となったバーランダーだが3回以上達成したのはかなり激レア。あの奪三振王ノーラン・ライアンの7回を筆頭に、サンディ・コーファックス、サイ・ヤング、ボブ・フェラー、ラリー・コーラン、そしてジャスティン・バーランダーの6人のみ。
凄くない?
2019年無失点に抑えたのはたった4回。レンジャーズにインディアンス、レイズにブルージェイズ。しかし二桁奪三振は11回に及ぶ。
これが世界一を目指すチームのエース。ポストシーズンでこんなピッチングをされちゃ厳しいとこだな。
Déjà Verlander: all 27 outs of JV's 3rd no-no.
(MLB x @YouTubeTV) pic.twitter.com/GEJ170pmDR
— MLB (@MLB) September 2, 2019
17戦連続負けなしのコール
9月2日のブルワーズ戦。アストロズの先発はゲリット・コール。6回を14奪三振というえげつない記録で勝利した。
今現在奪三振数が250を超えているのはたった二人。それがバーランダーとこのコールだけ。ちなみにコールが266奪三振、バーランダーが257奪三振だ。
奪三振数を増やすためには奪三振率を上げることと、休まず出るタフネスさが共存しなければならない。その奪三振率トップ5が...
ゲリット・コール 13.58
クリス・セール 13.32
マックス・シャーザー 12.62
ジャスティン・バーランダー 11.98
マシュー・ボイド 11.95
これまたヤバいよね?どちらかというとコールのほうが攻略不能なイメージだ。
だって1893年(マウンドとホームプレートの距離が今の距離に設定された時)以降、2試合連続14奪三振以上を記録した投手はいないんだって。コールは8月28日レイズ戦で14奪三振、そして9月2日のブルワーズ戦で14奪三振で達成している。
これが世界一を目指すチームの裏エース。ポストシーズン2戦目も楽な戦いではないだろう。
.@GerritCole45 has not recorded a loss in 17 straight starts.
That’s a new @astros record. pic.twitter.com/sZTaDQI6Qd
— MLB Stats (@MLBStats) September 2, 2019
250奪三振の最強コンビは約20年ぶり
チームメイトで250奪三振コンビになったのは2001-02年のランディ・ジョンソン、カート・シリングのコンビ以来2組目だそうだ。
ダイヤモンドバックスでタッグを組んだジョンソンとシリング。その2001年と2002年の奪三振数はといいますと
2001年ジョンソン372奪三振、シリング293奪三振
2002年ジョンソン334奪三振、シリング316奪三振
2002年なんて250奪三振どころか300奪三振コンビ。このチームが最強だったかと言われると、ナリーグ西地区でリーグ制覇はしたものの、地区シリーズでカーディナルスに3連敗。短期決戦では力を発揮出来なかった。
さらにアストロズに在籍し2シーズン未満で二桁奪三振を奪った数は
ノーラン・ライアン 53試合
J.R.リチャード 39試合
ジャスティン・バーランダー 26試合
ゲリット・コール 24試合
もうアストロズ最強ですやん!
さらに、このチームへ三振はそこまで奪えないが防御率2点台のグレインキーが入団したんだよ。もうアストロズに勝てるとこはないのじゃないかい?
バーランダーにコールのWエース+エース。強いに決まってる。
.@JustinVerlander and @GerritCole45 are the 2nd pair of teammates ever to each post consecutive 250-K seasons (Randy Johnson/Curt Schilling, 2001-02). pic.twitter.com/FWm3ZtP5YA
— MLB Stats (@MLBStats) September 1, 2019
ほな