めじゃるぶ

MLBメジャーリーグが好きな男のひとりごと

レイズ

トレードデッドラインでレイズに移籍したアンダーソン。めっちゃ三振取りまくってるんだが...世界一のラストピースになりそう!

トレードデッドラインが終了して半月が経過致しました。

やはり一番の驚きだったのが、ダイヤモンドバックスのエースザック・グレインキーの移籍でしょうね。弱小ダイヤモンドバックスから、地区1位濃厚で世界一を狙えるチームアストロズに移籍したのですから。

2019年のダイヤモンドバックス時は10勝4敗で勝率.714、防御率2.90、奪三振率8.3の好成績でしたが、アストロズに来てからもエグイ!3先発して3勝0敗で勝率1.000、防御率2.37、奪三振率6.6で、三振こそ奪えていないがかなりの成績です。

彼は実力がありますからそこまで驚きはしなかった。

しかし!トレードデッドラインで移籍したニック・アンダーソンという無名の若手投手が、トレードデッドラインで最高のリリーバーだ!って噂されていましたので、その最高ぶりをめじゃる。

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アンダーソンは移籍後26人18奪三振!

8月1日、マーリンズからレイズに移籍してきたニック・アンダーソン。今年デビューしたてのただの右投げのリリーバーだと思ってた。

しかしレイズへ移籍後の成績がかなり凄い!ちょっと簡単におさらいすると
1日、1試合目
二塁打(vsベニンティンディ)
センターフライ
三振
三振
3日、2試合目
三振
三振
ショートゴロ
6日、3試合目
ファーストフライ
三振
三振
9日、4試合目
三振
三振
ショートゴロ
10日、5試合目
三振
三振
三振
13日、6試合目
三振
三振
三振
17日、7試合目
三振
三振
三振
19日、8試合目
センターフライ
ヒット(vsシーガー)
内野安打(vsマーフィー)
三振

何とレイズに来てから8試合にリリーフとして登板し、ちょうど8.0イニング投げて打者26人に対し、被安打3、四球0、18奪三振!!当然ながら防御率は0.00でFIPはまさかの-1.28←見たことねー!!奪三振率は20.3となった!

アンダーソンの役割はセットアッパー

めっちゃ三振を取れるピッチャーだというのは理解した。じゃあ、クローザーなの?

28歳だが今年デビューのニック・アンダーソンがレイズのリリーバーとして、どの位置にいるのかを確認したところ、ほぼ8回の同点時が多かった。もしくはリード時。たまに6回、7回での同点時にも出動。

要は...8回のセットアッパーだな!!

パガーンって投手の前を投げる事が多く、パガーンがレイズの最多セーブってところも考えるとパガーンがクローザーでしょうね。

移籍後すぐに8回セットアッパーに抜擢される新人ってなかなか凄い。

マーリンズ時代も悪くはない

ニック・アンダーソンはマーリンズ時代はしょぼしょぼだったのか?いやいやいや、そんな事はないようです

マーリンズ時代は45試合に登板し、43.2イニングを投げて防御率3.92。ここだけを見れば大したことないと思われますが...

奪三振率14.2!!

リリーバーと考えてもなかなかの奪三振マシーン。マーリンズとレイズの成績を合わせた2019年で考えてもトップ3に入る三振を取れるピッチャーだ(1位はブルワーズのヘイダー、2位はレッドソックスのバーンズ)

さらに球種は2つだけ。ピッチインフォのデータでは速球とスライダーのみで戦っており、比率は速球57.3%、スライダー42.7%。たった2球種でやるやないか。

このデータではカーブになってるけどね(本人がカーブと言っているらしい)

名クローザーと酷似している

この新人ニック・アンダーソンは、どうやらあの最強クローザーのふたり、2017年のキンブレル、2019年のヘイダーに似ているとの噂。

2017年のキンブレルといえば、レッドソックスで35セーブを記録し防御率1.43(メジャー全体2位)、奪三振率16.43(メジャーナンバー1)。fWAR3.2(メジャーリリーフ全体2位)とかなりの成績を収めた年。

2019年のヘイダーは、ブルワーズで25セーブ中、防御率3.02(トップ30位圏外)とやや不調だが、奪三振率16.84(メジャーナンバー1)。fWAR1.5(メジャーリリーフ全体9位)とそれなりの成績を残している。

こんなふたりと似ているアンダーソン。しかもレイズ。注目しない訳にはいかない。

omio
omio
遅咲きのリリーフがこんなところに眠っていたとは。彼が昔のミラーやヘイダーみたいな救世主となれば、レイズの世界一が見えてくるかもしれない

ほな

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