23歳の若さで42本塁打の快挙!ベリンジャーは元本塁打王ハーパー、アレナドと同格だ
3年前の2017年にデビューしたばっかのドジャースの外野手/一塁手コディ・ベリンジャーのホームランが止まりません。
8月18日時の本塁打数トップ5(6人だが)は
41本、マイク・トラウト LAA
41本、コディ・ベリンジャー LAD
41本、クリスチャン・イエリッチ MIL
39本、ピート・アロンソ NYM
35本、ロナルド・アクーニャJr ATL
35本、ホーヘイ・ソレーア KC
アリーグは、ロイヤルズのソレーアに6本もの差をつけているエンジェルスのトラウト。普通に考えたら、もうアリーグ本塁打王=トラウトでしょう。
一方ナリーグは白熱している。ベリンジャー、イエリッチのデッドヒートに新人アロンソが虎視眈々と狙っている。若手アクーニャJrも捨てがたい。
そしてトップ争いを繰り広げているベリンジャーが42本塁打目を放ち、2015年のハーパー、アレナドに次ぐ最年少となったらしいとのこと。ホントかよ?ってことでちょっと調べましたのでめじゃる。
ベリンジャー42本塁打で単独トップ!
8月18日のドジャースvsブレーブス戦。4番右翼でスタメン出場したコディ・ベリンジャーが1回表からやりおった。
1番ポロックが四球で出塁し、牽制アウト(何をしとん!)しかし、2番ターナー、3番スミスとシングルヒットで繋ぎ、さらに相手捕手マキャンのパスボールで1アウト二三塁の場面。そして4番ベリンジャー。
一塁が空いていての絶好調の4番、甲子園なら歩かせてもいいレベル。
その3球目。内角低めに2球続けたフォーシームからの外角低めへのスライダーをセンターへぶっ放した!センターは本塁打数トップ5に入るアクーニャJr、ライバルのホームランは是が非でも獲りたいところだったが...あえなくホームラン!
.@Cody_Bellinger is the youngest player to hit 42 HR in a season since Nolan Arenado and Bryce Harper in 2015.
It’s only August 18th. pic.twitter.com/Ti63B2Bc62
— MLB Stats (@MLBStats) August 18, 2019
これで42本目となった。
この42本目が2015年のノーラン・アレナド(COL)、ブライス・ハーパー(現PHI)以来となる最年少記録だそうだ。
ホント?もっとおりそうな気配がするけど...
ライバルたちの本塁打数はどれほどなのか
コディ・ベリンジャーのシーズン本塁打数
42本塁打をかましたジャースの4番コディ・ベリンジャー。これがどうも2015年以来の最年少記録だっていう噂。そもそもベリンジャーがいくつか知らないし!ってなりますよ。
ベリンジャーのデビュー以来の年間本塁打数は
2017年21歳 39本塁打☆
2018年22歳 25本塁打
2019年23歳 42本塁打☆(シーズン途中)
なるほど。21歳では新人王に選ばれオールスターに出場。そして23歳で42本塁打を打ったということか。それではライバルたちはどうだったのか?調べてみましょう。ちなみに☆はオールスターね。
ノーラン・アレナドのシーズン本塁打数
そのベリンジャーと比較されたひとり、ロッキーズの三塁手ノーラン・アレナド。彼がどんなに若くてどれだけ打ったのかを見て行きましょう。
アレナドのデビュー以来の年間本塁打数は
2013年22歳 10本塁打
2014年23歳 18本塁打
2015年24歳 42本塁打☆
2016年25歳 41本塁打☆
2017年26歳 27本塁打☆
2018年27歳 38本塁打☆
2019年28歳 28本塁打☆(シーズン途中)
なるほど。24歳で42本打ってますね。しかしながらベリンジャーのが一個下となりますのでアレナドと比べると最年少ということになります。ちなみに、2015年、2016年、2018年のアレナドはリーグトップの本塁打を記録し、ホームラン王となる。
Oppo Nado#NolanBeingNolan 😍 pic.twitter.com/LhCWp6g3sD
— Colorado Rockies (@Rockies) August 18, 2019
ブライス・ハーパーのシーズン本塁打数
ベリンジャーと比較されたもうひとり、フィリーズの右翼手ブライス・ハーパー。めっきり噂が聞かなくなった気がするが、彼がどんなに打ったのかを見て行きましょう。
ハーパーのデビュー以来の年間本塁打数は
2012年19歳 22本塁打☆
2013年20歳 20本塁打☆
2014年21歳 13本塁打
2015年22歳 42本塁打☆
2016年23歳 24本塁打☆
2017年24歳 29本塁打☆
2018年25歳 34本塁打☆
2019年26歳 26本塁打(シーズン途中)
なるほど。ハーパーは22歳で42本打ってます。そしてこの年はホームラン王にもなっている。改めて見るとハーパー凄い人。これが2015年(ハーパー)以来の最年少=ハーパー入れると最年少ではないってことになるということか。
He's heating up! He's on FIRE! 🔥 pic.twitter.com/vKYqUmXzvT
— Philadelphia Phillies (@Phillies) August 17, 2019
メジャー史上最年少では全然なかった
結局2015年にはハーパーが22歳の若さで42本塁打を記録していることから、ベリンジャーが史上最強だということではない事が早々に分かった。
しかし、メジャー史上ベリンジャーと同等の23歳以下で42本塁打以上を記録したのはベリンジャーを含めてたった20回しかない快挙。
その中には、あの史上最強の遊撃手アレックス・ロドリゲス。殿堂入り間違いなしの現役エンジェルスの主砲アルバート・プホルス。その他マーク・マグワイアやケン・グリフィーJrもランクインしている。
その中、23歳以下で最多本塁打を記録したのは...
プリンス・フィルダー!!
Prince Fielder ended his career with 319 home runs, which was the exact same amount as his father Cecil Fielder. pic.twitter.com/qPG0NnD9Is
— DONKEYHACK™ (@DonkeyHack) January 10, 2019
23歳、デビュー3年目の2007年に50本塁打を記録。FAではプホルスかフィルダーかと比較された逸材がトップに君臨していた。
確か首のヘルニアみたいなケガで32歳の2016年を最後にメジャーを去ったが、もしケガがなく、現役だったらどこまで本塁打を伸ばしていたのかは気になるところ。
最終321本塁打で幕を閉じたが、30歳の時レンジャーズに来てからはケガの影響か微妙な成績だった。
ベリンジャーは後数カ月で50本(残り8本)に到達するのかに期待したい。

ほな