2018-19年トロント・ブルージェイズのオフのFA・トレード総まとめ!三塁ゲレーロJrの昇格だけが待ち遠しい
2019/02/06
2018年のブルージェイズは73勝89敗アリーグ東地区4位でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中21位タイの結果に終わりました。
シーズン当初は$10.0M以上は5人いたけれども、$23Mのドナルドソンをインディアンスへ。唯一のオールスター$13.0Mの先発ハップを放出してさらに身軽になった。WAR2.0以上は3人しかおらず4年前に地区優勝したとは思えないチームとなってしまった。
そんなブルージェイズの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年ブルージェイズ主力選手 -2.8DOWN↓
2018年のブルージェイズの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジション+指名打者で計9名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手 -1.3DOWN↓
SP:J.A. Happ (L) 1.3 →NYY
SP:Aaron Sanchez (R) 0.8
SP:Marco Estrada (R) 0.6
SP:Marcus Stroman (R) 0.2
SP:Sam Gaviglio (R) 0.6
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。開幕投手で唯一の二桁勝利を記録したハップがヤンキースへ移籍。その他のローテーションは右腕ばっかで全員負け数の方が多い。ハップに代わって主力となったのが...
SP:Ryan Borucki (L) 1.7
24歳ルーキーの左腕ボルッキ。三振は取れず、四球は出す。だけど防御率は3.87で4勝6敗、たまたま?ホームランはあんまり打たれてなかったのでこの成績。来季通用するかどうかと言われれば微妙か。

救援投手 -1.5DOWN↓
ST7:Seunghwan Oh (R) 1.5 →COL
ST8:Tyler Clippard (R) 1.3/Ryan Tepera (R) 1.3
CL9:Ken Giles (R) 0.0
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。ジャイルズはシーズン途中でオスーナと入れ替わりでブルージェイズに来たクローザー。移籍後も防御率4.12と今シーズ微妙な成績。スンファンはロッキーズへ行ってしまうしさてどうしたものか。

捕手
C:Russell Martin (R) 1.3
C:Luke Maile (R) 1.0
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。元オールスター捕手がここへ来て三塁や遊撃なども守る。ただし打撃は打率2割に満たずの貧打。第二捕手のマイルは打率.248を記録したが昨年は.176だったので信用度は薄い。

内野手
1B:Justin Smoak (B) 2.3
2B:Devon Travis (R) 0.6
3B:Yangervis Solarte (B) -0.7
SS:Aledmys Diaz (R) 1.4
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。二三塁が補強要って感じ。二塁トラビス、三塁ソラーテ共にOPS+は80程度(OPS.650ぐらい)特にソラーテは守備が上手い訳でもないためさすがに必要性を感じない。

外野手/指名打者
LF:Teoscar Hernandez (R) 0.2
CF:Kevin Pillar (R) 2.5
RF:Randal Grichuk (R) 2.2
DH:Kendrys Morales (B) 0.8
外野手/指名打者もWAR2.0ほどあれば御の字。無冠の守備職人のピラーもついに衰えた?3年連続DRS+15(GG級クラス)以上を記録していた外野守備は-2まで低迷。打撃力はOPS.700を超えるのがやっと。

2018-19年ブルージェイズFA/DFA離脱選手 -0.3DOWN↓
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
ST8:Tyler Clippard (R) 1.3
SP:Marco Estrada (R) 0.6
3B:Yangervis Solarte (B) -0.7
RP:Mark Leiter (R) -0.6 ※DFA
RP:Danny Barnes (R) -0.3※DFA
FA/DFA選手らの合計WARは0.3。FA/DFAの結果より、先発と三塁ぐらいは補強したいって感じになりそうだ(8回セットアッパーはテペラがいるからいいだろう)

2018-19年ブルージェイズウェイバー離脱/獲得選手 +0.1UP
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
11/2 RP:Jose Fernandez (L) -0.1 TOR→DET
ウェイバーで放出したWARの合計は-0.1。獲得したWARの合計は0.0となった。

2018-19年ブルージェイズトレード/FA獲得選手 -1.5DOWN↓
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
ブルージェイズの遊撃ディアズがアストロズのマイナーリーガーとトレード! -1.4DOWN↓
HOUアストロズ→TORブルージェイズ
SP:Trent Thornton (R) Minor
TORブルージェイズ→HOUアストロズ
SS:Aledmys Diaz (R) 1.4
11/17 ブルージェイズの遊撃ディアズとアストロズのマイナーリーガーのトレード。放出したWARの合計は+1.4。獲得したWARの合計は0.0となった。

The #Astros have acquired Aledmys Díaz from the Toronto Blue Jays in exchange for RHP Trent Thornton.
Welcome to Houston, Aledmys! 🤘 pic.twitter.com/FIFFu17rBh
— Houston Astros (@astros) 2018年11月17日
FAの先発シューメイカーをブルージェイズがゲット! +0.1UP↑
FA→TORブルージェイズ
SP:Matt Shoemaker (R) 0.1
12/28 エンジェルスからFAとなっていた先発右腕シューメイカーがブルージェイズと契約。獲得したWARの合計は0.1となった。

OFFICIAL: We've signed RHP Matt Shoemaker to a 1-year contract.
Shoemaker holds a career 3.93 ERA over 6 seasons in the big leagues. pic.twitter.com/Wi12VKrUM2
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2018年12月28日
ブルージェイズの正捕手マーティンがドジャースのマイナーリーガーらとトレード!-1.3DOWN↓
LADドジャース→TORブルージェイズ
SP:Andrew Sopko (R) Minor
SS:Ronny Brito (R) Minor
TORブルージェイズ→LADドジャース
C:Russell Martin (R) 1.3
1/11 ブルージェイズの正捕手マーティンとドジャースのマイナーリーガーらのトレード。放出したWARの合計は-1.3。獲得したWARの合計は0.0となった。

.@Dodgers acquire catcher Russell Martin, cash from @BlueJays for SS Ronny Brito, RHP Andrew Sopko. pic.twitter.com/MsnaccJyt4
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2019年1月11日
FAの遊撃ガルビスをブルージェイズがゲット! +2.3UP↑
FA→TORブルージェイズ
SS:Freddy Galvis (B) 2.3
1/29 パドレスからFAとなっていた遊撃ガルビスがブルージェイズと契約。獲得したWARの合計は2.3となった。

The @BlueJays have signed INF Freddy Galvis to a 1-year, $4 million deal with a club option for 2020. #MLB #TimandSid pic.twitter.com/Uyu28kQLJs
— Tim and Sid (@timandsid) 2019年1月29日
その他ブルージェイズのトレード/FA情報 -1.2DOWN↓
12/30 SD SP:Clayton Richard (L) -1.2 ⇔ RF:Connor Panas (L) Minor
その他ブルージェイズのトレード/FAで放出したWARの合計は0.0。獲得したWARの合計は-1.2となった。

2019年ブルージェイズのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のブルージェイズのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手/指名打者)は9名の計17名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Marcus Stroman (R) 0.2
SP:Aaron Sanchez (R) 0.8
SP:Ryan Borucki (L) 1.7 (+0.4UP)
SP:Matt Shoemaker (R) 0.1 (-0.5DOWN)
SP:Clayton Richard (L) -1.2 (-1.8DOWN)
ST7:1.5
ST8:Ryan Tepera (R) 1.3
CL9:Ken Giles (R) 0.0
SP:C:Luke Maile (R) 1.0 (-0.3DOWN)
1B:Justin Smoak (B) 2.3
2B:Devon Travis (R) 0.6
3B:-0.7
SS:Freddy Galvis (B) 2.3 (+0.9UP)
LF:Teoscar Hernandez (R) 0.2
CF:Kevin Pillar (R) 2.5
RF:Randal Grichuk (R) 2.2
DH:Kendrys Morales (B) 0.8
19年2月5日最終更新
2018年のブルージェイズのWARは23.0でメジャーリーグ30球団中22位だった※野手13.5(24位)、投手9.5(20位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、ブルージェイズ本来の実力は70.6だった計算になる。
今回の動向から2019年のブルージェイズは2018年よりもWAR-4.5低くなることが予想され、そこから2019年のブルージェイズの勝敗を試算すると...
2019年ブルージェイズ予想 66勝96敗!
まーね、同地区にレッドソックス、ヤンキースがいてさらにダークホースのレイズがいるようでは勝負を賭けるのは筋違い。三塁ゲレーロJrの昇格だけが楽しみなところだ。
※ちょうどゲレーロの昇格待ちなのか三塁がぽっかり空いてるんだよね。取りあえず先発は埋めたみたいだし年間戦える戦力ぐらいはあるか←勝てるとは言っていない。

他の球団を見る→2018-19年MLBメジャーリーグ30球団のオフのFA・トレード総まとめ!リンク集。オフの動向はここから飛べる!
ほな