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19日FA選手ら行き先決まる!カブスがデスカルソ、レンジャーズがリン、そしてエンジェルスがハービーをゲットン!

2018/12/20

ウィンターミーティングが終わった今でも毎日のように契約が決まってます。

つい先日アストロズが外野手マイケル・ブラントリーを獲得してざわざわしてましたが、本日もさらに3名FA選手が移籍となりましたね。その3人とは...

  • ダニエル・デスカルソ ARI→CHC
  • ランス・リン NYY→TEX
  • マット・ハービー CIN→LAA

この3人、そこまで無名でも無いけれども「はいはいはい」って言うほど有名でも無さそうなのでちょっとどんな選手か確認しようと思いめじゃる。

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出塁率が高いユーティリティのデスカルソ

元ダイヤモンドバックスのダニエル・デスカルソが2年$5Mでカブスと契約した(2021年はクラブオプション)

主に二塁を守る内野手だが三塁、遊撃、さらには一塁、左翼。時には指名打者。そして投手や右翼も出来る内野のユーティリティ。rWARは1.0で惜しくもチームトップ10には入らなかったが貴重な逸材※三塁、遊撃守備はビミョーみたいだが。

打率.238と全然なのだが出塁率は.353と異常に高く、ISO.198とパワーもある(パワプロでいうところのパワーBに近いCぐらいか)足、肩は並み以下。

左バッターなのに左に強く対左OPS.889(対右OPS.767)さらにはホームラン13本。かなり使える選手だとは思うけれども...

おそらくカブスではベンチだな。バイエズやブライアントを押し退けるほどの選手ではなさそうだ。しかしカブスはユーティリティ好きだよな。

ヤンキースで覚醒した先発右腕のリン

元ヤンキースのランス・リンが3年$30Mでレンジャーズと契約した(西地区にトレードされた場合$100Kという謎契約)

カーディナルスから先発をしてた右腕リンだが、200イニングを2度投げたこともある年間通して頑張れる選手。奪三振率はそれなりに高く、ヤンキースに来てからは10.1と好投。防御率4.14だがFIP2.17と実は優秀。その関係でいい契約が取れたのかと。

速球にシンカー、カッターにカーブ、そしてチェンジアップと球種は多彩。デビュー2年目にオールスターに選ばれた選手で平均以上の能力の持ち主だな。

ヤンキースに来てからのコントロールは絶妙でBB9は2.3と平均以上。

2018年ツインズ時、防御率5.10(FIP4.72)で奪三振率8.8、四球率5.5だったのが、ヤンキースに来てからは防御率こそ4.14だがFIP2.17、奪三振率10.1、四球率2.3と覚醒。何か伝授してもらったのかここまで能力が上がるとはね。

レンジャーズでは先発2番手クラスになるようだ。このレベルでね。

一発屋の元サイヤング賞候補ハービー

元レッズのマット・ハービーが1年$11Mでエンジェルスと契約した。

ハービーって言うとメッツのイメージが強くデビューから3年連続防御率2点台でオールスターにも選ばれ13勝もマークした事のある有名?な選手。しかしその後だ。防御率は5点台に近付き、ここ3年は勝ち越した事が無く2017年には防御率6.70まで落ちぶれていた。

四球は少ないがその分三振も取れず、元サイヤング賞4位になった選手とは思えない落ちぶれぶりだ。しかしながらもレッズの投手の中ではカスティーヨに次ぐ投手2位のfWAR1.5を記録している。

速球にスライダー、チェンジアップ、カーブで投球を組み立てる至って普通の選手。ハービーはスライダーが決め球みたいだな。

2013年にリーグ最高FIP2.01でオールスター、サイヤング賞候補にも選ばれた時代が再び訪れるのか?に期待したい。層の浅いエンジェルスでは先発2番手のようだ。

まとめ

内野手デスカルソ、先発リン、先発ハービーと名前は聞いた事あるメンツだったが誰がどこのチームってすぐに言えないぐらいの知名度の選手だった。3人とも確実に戦力とは言えるのだがやはりちょっと地味なのは否めない。

デスカルソ31歳、リン31歳、ハービー29歳とここから大幅に確変が起きるとは考えにくいが、チームの縁の下の力持ち的な存在にはなれるとは思う。

リンやハービーが2番手クラスになるチームもどうかと思いますが...デスカルソがベンチなのも納得行かない。しかしまだまだ補強は続くでしょうよ。

ほな

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