MLB2018年9月リリーバーオブザマンスは今季最強のリリーバートライネンにブルワーズの3人クローザーのひとりクネイベル
9月度のfWARのリリーバートップはブルワーズのコリー・クネイベル0.8、ジャイアンツのトニー・ワトソン0.7がツートップ。0.6は6人もいる。その中にはロッキーズのクローザーデービスもいる。
最近はブルペンデーとかいってリリーフたちが先発して1~2回投げて降板とかしてるのも流行ってます。昔よりもリリーバーの注目度がどんどん上がって来ているのが目に見えて分かります。まだまだクローザー以外はほぼ知らないですけれども...ささ、リリーバーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのリリーバーオブザマンス
アリーグの9月のリリーバーオブザマンスはアスレチックスのクローザーブレイク・トライネンが選ばれた。
# | Name | Team | W | L | SV | G | IP | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
13 | Blake Treinen | Athletics | 3 | 0 | 4 | 11 | 13.1 | 6.08 | 0.68 | 0.00 | 0.00 | 2.26 | 3.00 | 0.4 |
リリーバーとしてこの1ヵ月のセーブ数はたったの4だが15位。出場試合数は11試合はトップ30位圏外、投げたイニング数13.1は21位だった。うむ、いまいち注目出来るところが無いな。
奪三振率は6.08はクローザーとは思えない低さだが、四球率0.68は5位だった←コントロールがいいっぽい。しかも本塁打率0.00は当然トップ。数字だけを見たら絶妙なコントロールでゴロを打たす投手像が浮かんでくる。
防御率0.00はこれ以上ないメジャー全体でトップ。FIP2.26はギリギリ29位に入る、xFIP3.00はまったく論外。やはり三振取れないとこの辺の数値は不利。
3-0
Four saves
0.00 ERA
.089 (4-for-45) opponent BAWith his 100th strikeout, he became the first pitcher in @MLB history to record 30+ saves, 100+ Ks, and post a season ERA under 1.00.
That'll make you September's AL Reliever of the Month. Congrats, Blake! pic.twitter.com/VDvwJpW0rR
— Oakland Athletics (@Athletics) 2018年10月1日
基本9回から登板するのがお決まりだが、試合が決まらなければ回も跨ぐ。今月たった1失点(自責点ではない)をされただけで、安打もたった4安打だけ。月初めに0.92だった防御率が0.78まで落としていった。
連投が5回もあったが無失点で乗り切ったものの、最後の連投で1失点(自責点ではない)してしまっていた。年間の疲れが出たのだろうか。ついにディアズの牙城を崩したな。
ナリーグのリリーバーオブザマンス
ナリーグの9月のリリーバーオブザマンスはブルワーズのリリーバーコリー・クネイベルが選ばれた。
# | Name | Team | W | L | SV | G | IP | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
1 | Corey Knebel | Brewers | 2 | 0 | 2 | 16 | 16.1 | 18.18 | 1.65 | 0.00 | 0.00 | 0.04 | 0.95 | 0.8 |
リリーバーとしてこの1ヵ月のセーブ数はたったの2セーブで...おや?クローザーじゃないのか?って思ったのだが確かブルワーズは3人クローザーっておかしなことやってたはず。出場試合数は16試合はメジャートップ、投げたイニング数は16.1は6位だった。二日に1度は登板しているのか。大変だ。
奪三振率18.18は惜しくも同チームのヘイダーにはトップを譲ったが2位。四球率1.65は多分悪くないのだはトップ30圏外。本塁打率0.00はクローザーとして最高。三振とれて本塁打打たれない...理想的過ぎる。
防御率0.00は当然トップで、FIPは驚異の0.04は惜しくも2位(ジャイアンツのワトソンがマイナスを記録)、xFIP0.95は1位だ。fWARは0.8はメジャー全体でもトップ。最強リリーバーのひとりだな。
Congratulations to Corey Knebel, Reliever of the Month for September! #ThisIsMyCrew pic.twitter.com/sWprRZGqPz
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年10月1日
前半戦はほとんどイニング数を投げてなかったクネイベルだが9月は8月のほぼ倍。8月の防御率8.64だったのに9月は0.00、ちょっと波がありますね。
クネイベル16セーブ、ヘイダー12セーブ、ジェフレス15セーブ。いったい誰がクローザーって言っていいんでしょう。
まとめ
9月のリリーバーオブザマンスは...
- アリーグ*アスレチックスのクローザーブレイク・トライネン。
- ナリーグ*ブルワーズのリリーバーコリー・クネイベル。
Blake Treinen (13.1 IP, 0.00 ERA), Corey Knebel (15.1 IP, 0.00 ERA) are your AL, NL Relievers of the Month. https://t.co/X5jvTRCBh9 pic.twitter.com/BrvrqJpXoO
— MLB (@MLB) 2018年10月1日
9月のリリーバーオブザマンスはアスレチックスのトライネン、ブルワーズのクネイベルとなりましたが、クネイベルは置いといてアスレチックスのトライネンは2018年を代表するクローザーになりました。セーブ数ではディアズですがね。
そういえば今シーズンはチャップマンの話はほとんど出なかったような...。今流行りはトライネンにヘイダー、ディアズの3人だけ覚えとけばいいんじゃないでしょうかね。
ほな
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