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MVP候補からトラウトが漏れたの!?そんなWAR悪かったのか調査

2018年のMVPは誰だろう?ここ最近はサイヤング賞(投手のナンバーワン)やMVP(野手のナンバーワン←たまに投手も受賞するが)を誰が?ってのが気になるところ。

さてデータまったく見ずにイメージだけで言うと...三冠王を狙ってるJDは間違いないかな。ガンガンホームランも打ってるアスレチックスのデービスも捨てがたい。ホセ・ラミレスも30本塁打100打点100得点30盗塁を記録している。

イエリッチなどはシーズンで2回サイクルヒットを達成してるし、ユーティリティに過ぎなかったバエズは30本100打点を超え主砲級の働きをしてチームを優勝に導くのに貢献してる。

パッと出て来るのはこんなもんか。

後は忘れてはイケない名選手。エンジェルスのマイク・トラウトだ。今の時点で四球数1位、出塁率1位、長打率1位、OPS1位、OPS+1位、敬遠1位の現代の重要指標とも言うべき項目で軒並み1位を記録している。

そんなトラウトは2012年の新人年からMVP2位、MVP2位、MVP、MVP2位、MVP、MVP4位と毎年毎年MVP4位以内には入るバケモノ。そのトラウトが2018年のMVP候補から漏れるかも?との情報が。そんなことがあるのかと思って調べてみたのでめじゃる。

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2018年のMVPを選べ!にトラウトがいない

9月20日のMLB NetworkのツイートでMVPを選んで的なものを発見した。その内容は各リーグ5名ずつをピックアップしたものだった。それをふふふーんっと思って見てみたところ...

アリーグのMVP候補は、レッドソックスのJD・マルティネスにムーキー・ベッツ。はいはいはい、ベッツも確か今季は凄かったね。三冠王を狙ってるJDは言わずもがな。アスレチックスのクリス・デービス。ホームランキング狙ってる選手だ。

そしてアストロズのアレックス・ブレグマン。彼は50二塁打でメジャートップの中距離打者かと思いきや30本100打点も記録している穴の無い選手。そしてインディアンスのホセ・ラミレス。なるほどかなりのメンバーだ。

ナリーグはロッキーズのノーラン・アレナドにカブスのハビア・バエズ。カーディナルスのマット・カーペンターにダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミット、そしてブルワーズのクリスチャン・イエリッチ。

少しアリーグほどインパクトは無いが、イメージではバエズとカーペンター、イエリッチは活躍してた記憶がある。

ってちょっと待て!トラウトがいないやないか!

WARから見るトラウトが消えた理由

打撃も守備も考慮した一番分かりやすい指標としてWARというものが存在する。そのうちfWARを確認しよう。これはMVPの目安には非常に簡単な指標だ。4-5がオールスター級、5-6がさらに上位のスーパースター級、そして6+はMVP級だ。

6以上あればMVPの資格があると思ってもらえればありがいたい。そして2018年のfWARはというと...

# Name Team WAR
1 Mookie Betts Red Sox 9.4
2 Mike Trout Angels 9.3
3 Jose Ramirez Indians 7.9
4 Francisco Lindor Indians 7.4
5 Alex Bregman Astros 7.4
6 Matt Chapman Athletics 6.7
7 Christian Yelich Brewers 6.1
8 Manny Machado - - - 5.7
9 Anthony Rendon Nationals 5.4
10 Lorenzo Cain Brewers 5.4

ベッツには負けているが9.3でトラウトは2位。資格がないどころか十分過ぎるほどの成績を残しているではないか!

それではよく似た指標のrWARも確認してみよう。これも少し評価は異なるが5+がオールスター級、8+がMVP級と思ってもらったらいいだろう。

その2018年の現時点のrWARがこちら。

# Name/Team WAR

1

Betts • BOS 10.2
2 Trout • LAA 9.7
3 Chapman • OAK 8.1
4 Ramirez • CLE 7.6
5 Lindor • CLE 7.5
6 Bregman • HOU 6.7
7 Martinez • BOS 6
8 Haniger • SEA 6
9 Simmons • LAA 5.8
10 Merrifield • KCR 5.2

やはりベッツには負けているが9.7でトラウトは2位。やはりMVPはベッツに譲ったとしてもトップ5に入らないというのはどういう意味だ!と吠えたいところ。

WAR的に見たらトラウトは十分過ぎるほどのMVP級の働きだった。消える理由など一つもない。

まとめ

MLBネットワークがツイートしたMVP候補にはマイク・トラウトが外されていた。しかし、トラウトは今季も確実にMVP級の働きをしている。

アリーグに関していえば確実に相手らが悪かったとしか言いようがない。

そもそもレッドソックスは地区優勝をすでに果たした、史上最強とも言えるヤンキースが同地区にいるにも関わらずだ。なのでWARトップのベッツ、三冠王を狙うJDは分かる。

インディアンスもまた地区優勝を決めた。その立役者とも言えるfWAR3位。rWAR4位のホセ・ラミレス。彼もまたチーム優勝の立役者だろう。

そしてアストロズのアレックス・ブレグマン。アストロズもまだ地区優勝は決まっていないが、ほぼ間違いないだろう。fWAR5位、rWAR6位だ。彼もまた地区優勝に貢献している。

そしてアスレチックス。今季怒涛の快進撃を見せており、その中心選手はマット・チャップマンだろうけど、指名打者で本塁打を打ちまくるクリス・デービスも忘れてはいけない。おそらく2018年のホームラン王になる男だ。

でトラウトはと言うと...75勝78敗で勝率5割を切る弱小チームの主軸。2018年もチームを優勝に導けず、地区4位の惨敗。ここがポイントだろうね。

MVPを訳すと「最も価値のある選手」本当に価値のある選手はチームを優勝に導ける選手なのだろう...と思わせるようなMVP候補だった。

しかしまだ諦めては無いけどね!最低でもMVP4位には入って欲しい!

ほな

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