ライバル皆無!?四球王ハーパーが1試合5打席5四球の出塁率100%を記録
2018/09/21
2018年の四球王は誰になるのか?こんなことを気にしているのはメジャーファンでもマニアックな人だけではないでしょうか。普通ならホームラン王とか首位打者とか打点王だとか...盗塁王とか?野手だとここらへんがメジャーな項目です。
しかしですね、最近は四球(出塁率)も重要視されておりこれも立派な重要項目。気にしない訳には行かないでしょう。
だってどんだけ足遅くても確実に一塁セーフになるんですよ!?凄い能力です。
ま、特に気にしてない指標なので今誰がトップかと言われると、どーせボット(CIN)でしょ?って思ってましたが、いやいや最近はハーパーらしいのです※ボットは最多四球5回、最高出塁率6回のバケモノ
そのハーパーがちょっと面白い記録を達成しましたのでめじゃる。
ハーパー5打席5安打で出塁率100%
9月18日のマーリンズ戦、3番打者として登場したハーパーが5打席5安打の出塁率100%を達成さいたのだった。こりゃ5打数5安打よりある意味難しいのかもしれない。その詳細を記録する。
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— Washington Nationals (@Nationals) 2018年9月19日
1打席目、8球粘って四球
1回表、相手はマーリンズのアルカンタラ。まだ22歳の新人だが防御率2.35で4先発で2勝している。ただっし奪三振率6.7、四球率6.3とコントロールに難ありの選手。
外角ばっかしの投球で甘く入った3球目を仕留めきれなかったが、その他は明らかにボールとなる球が多過ぎ。ハーパークラスにはまだ通用せず。
余裕の四球。
※画像MLB.comより
2打席目、たった4球で四球
2回表、早くも2打席目のハーパー。相手はノーコンのアルカンタラ。外角に全て外して4球で四球。ワンアウト一二塁だったので、これってもはや敬遠だろ。一応全球シンカーだったらしいけどね。
目を瞑ってても四球。
※画像MLB.comより
3打席目、0-2からの逆転四球
4回表、まだまだノーコンのアルカンタラなので3打席連続四球が期待出来る。1球2球と外角ギリギイの絶妙なとこで2ストライクノーボールと完全に負けムード。
しかしこっからがアルカンタラの見せどころ。こっから4球連続明らかにボールという球を投げ結局はフォアボール。
アルカンタラしょぼすぎの四球。
※画像MLB.comより
4打席目、フルカウントからの四球
6回表、相手は変わってキンリーって読むのかな?彼は2018年デビューの遅咲き27歳。シーズン当初はツインズに在籍し防御率24.30としょぼめ。しかしマーリンズに来てからは防御率1.69と立ち直りつつある。
肝心の四球率も3.4と意外にも普通で四球は期待出来そうにないが...、そこはハーパーの威圧感。ストライクゾーンに入ったのは3球目のフォーシームだけだった。
新人レベルにハーパーは無理。
※画像MLB.comより
5打席目、若手相手に四球
8回表、この試合最後の打席となるハーパー。相手はまた代わって25歳のガルシア。防御率4.90で四球率3.8の...並みの投手。
並みの若手では勝負にならず、ストライクゾーンに入ったのはたった1球のみ。ハーパー威圧感凄過ぎ?なのか。
結局何にもしなくても全出塁となった。
※画像MLB.comより
2018年の四球王はハーパーで決まり?
2018も残り10試合レベル。ハーパーの四球王が安泰なのか今シーズン100四球以上の選手たちを確認しました。
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Name | Team | BB | IBB |
1 | Bryce Harper | Nationals | 123 | 15 |
2 | Mike Trout | Angels | 115 | 23 |
3 | Joey Votto | Reds | 103 | 6 |
4 | Carlos Santana | Phillies | 103 | 6 |
2位トラウトとの差は8コ。1試合1四球を選べるほどの選手はおらず、残り10試合と考えると...今シーズンの四球王はハーパーで決まりでしょ!しかもトラウトはアリーグ、ハーパーはナリーグ。問題なしです。
四球王のボットはハーパーさえいなければ何度目!?ってぐらいの四球王だったのに残念でしたと言わざるを得ません。
まとめ
今季5打席で5四球を記録したハーパーですが、2016年には7打席で6四球(うち敬遠3)、1死球という今回よりおもしろい記録もしてました※5月8日のカブス戦。
四球というとレッズのボットというイメージもありますが、1試合の爆発力というとハーパーのがイメージありますね。
トラウトとはまた違うところで存在感のあるハーパー。今シーズンFAとなる彼はいったいどこへいくのだろうか。
ほな
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