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カブス レイズ MVP

MLB2018年8月ピッチャーオブザマンスはレイズ無敗のスネルと唯一の防御率0点台カブスのハメルズに

2018/09/08

このクソ暑い8月度のfWARの投手トップ5は、メッツのジェイコブ・デグロムが2.1、ロッキーズのジャーマン・マルケス1.9、インディアンスのカルロス・カラスコ1.7、ダイヤモンドバックスのパトリック・コービン、メッツのザック・ウィーラーが1.6でした。

デグロムはほんと毎月凄いイメージしかない。

このままいけばデグロムとカラスコってなるかと思いきや、確か投手はそんな簡単にはいかなかった模様。それでは気になるピッチャーオブザマンスの結果をめじゃる。

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アリーグのピッチャーオブザマンス

アリーグの8月のピッチャーオブザマンスはレイズの先発投手ブレイク・スネルが選ばれた。

# Name Team W L G GS IP K/9 BB/9 HR/9 ERA FIP xFIP WAR
20 Blake Snell Rays 4 0 5 5 26 11.77 2.08 0.69 1.04 2.23 2.76 0.9

この1ヵ月の勝ち星4勝は2位タイ、0勝は当然トップ。4勝負けなしって考えるとアリーグでは同じチームのジャレン・ビークスただ一人。出場試合数は5試合(先発5試合)は少し少なくトップ30位圏外、イニング数26.0も少なく規定に入ってない。

スネルは量より質を重視されたようだ。

奪三振率11.77は規定投球回に乗っていた場合バーランダー、デグロム、コールに次ぐ4位相当、四球率2.08はギリ30位相当、本塁打率0.69は29位相当ともし規定だった場合はチームのエースクラスの成績(そもそもエースだったかな)

防御率1.04はこれまた2位相当(しかし先発は投げれば投げるほどリスクあるから規定に乗ってないのはせこい)、FIP2.23は8位相当、xFIP2.76は9位相当でfWAR0.9は20位となった。

残念ながら規定投球回を投げていないものの4勝0敗で防御率1.04は十分ピッチャーオブザマンスの受賞資格はあるだろうか。しかし無敗ってのは凄いよね。

※ブレイク・スネルのニックネームは ”ZILLA” ですからね。間違っても選手ちゃうやん!って言わないでください←一応調べましたんで。

残念だったのが中22日とひさびさに復帰したホワイトソックス戦は4イニング1失点で降板しチームは負けた。最高でも6イニングしか投げておらず、イニングは食えないがロイヤルズには6イニングで11奪三振を記録している。

イニングが食えないというか60~90球で交代しているのでレイズ特有の交代ルールがあるのかもしれない(100球行かなくても6回までとかね)

ナリーグのピッチャーオブザマンス

ナリーグの8月のピッチャーオブザマンスはカブスの先発投手コール・ハメルズが選ばれた。

# Name Team W L G GS IP K/9 BB/9 HR/9 ERA FIP xFIP WAR
6 Cole Hamels Cubs 4 0 6 6 39 8.77 2.54 0 0.69 2.28 3.04 1.4

この1ヵ月の勝ち星4勝は2位(他に8人存在)、出場試合数は6試合(先発6試合)で2位タイ。一カ月に6先発がローテを守ったという事で良さそうだ。投げたイニング数39.0は7位で平均6イニング以上投げたという事になる。

ちなみに今月4勝以上で無敗はハメルズを含め計4人。ゴンバー、フラハティ、ビークスだ(ぶっちゃけひとりも知らないけど)

奪三振率8.77は30位圏外でもともと三振取る選手じゃないのでご勘弁、四球率2.54も30位圏外、本塁打率0.00はトップで規定投球回を投げた投手の中で唯一。このことからもハメルズはゴロピーなのかな?とも匂わせる成績。

さらに防御率0.69もトップ、FIP2.28は9位、xFIP3.04は13位でfWAR1.4は6位。運よくホームランを打たれなかっただけとは言えない好成績。確か元レンジャーズのエースだよね?移籍してパワーアップした感じだな。

防御率0点台で無敗。しかもホームラン打たれません...最強だろ!昨年のバーランダーみたくなりそうな気配だ。てことは世界一はカブス!?

8月はハメルズが投げた試合は全てチームは勝利。最低でも5回、MAX9回を投げ切る。二桁奪三振はなかったようだが、それが長いイニングを投げれる秘訣でもありそうだ(三振は最低でも3球投げなきゃならんからね)

全試合5回以上を1点以内に抑えてくれる投手...最高過ぎる。

まとめ

8月のピッチャーオブザマンスは...

  • アリーグ*レイズの先発投手ブレイク・スネル
  • ナリーグ*カブスの先発投手コール・ハメルズ


この月のfWARトップ3はアリーグはインディアンスのカラスコ1.7、同じくクルーバー1.4、そしてリン、コール1.2と続く。インディアンス勢の凄さが引き立つがそれを抑えて規定に満たないスネルが獲得。

ナリーグはデグロム2.1、マルケス1.9、コービン、ウィーラー1.6らを退け、移籍ほやほやのハメルズが選ばれた。やはり投手の予想は難しい。

あのピッチャーオブザマンスの常連ともいうべきレッドソックスのクリス・セールがどこ行ったかと探したところ、7月までは順調だったが8月12日を最後にメジャーから姿を消した(故障者リスト入り)

ほんとにこのままだと永遠のサイヤング候補(受賞せず)となってしまいそうだ。

ほな

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