予想と違う!?ナリーグ暫定本塁打王はベリンジャーでもアレナドでもない中距離打者
2018/08/10
半年前のキモチを覚えてますか?
シーズン始まる前に2018年は誰がホームラン王になるんやろ?あいつかな?それともこいつかな?なんてそれぞれ予想してたかと思います。
私がパッと浮かぶのは、59本塁打を打ったジャンカルロ・スタントン、52本塁打を打ったアーロン・ジャッジが大本命かなと。他にはアスレチックスのクリス・デービスが43本、ジョーイ・ギャロが41本打ってました。
ナリーグはスタントンがアリーグに移籍したことで、コディ・ベリンジャー39本塁打、もしくはノーラン・アレナド37本塁打が有力なのかなと。ナリーグは1ランク本数が少ないですね。
シーズン開幕前に各媒体がホームラン王を予想しておりましたが、シーズン折り返した今、それが全然ハズレてる気がしましたので改めて振り返ります。シーズン開幕前の予想と今の本塁打トップ選手らをめじゃる。
開幕前のホームラン王予想
シーズン開幕前にいろいろな媒体で成績予想がされてます。当然過去のデータや年齢などを考慮して、ある程度の的中力があるのでしょうが...本当にその予想合ってる?ってとこをおさらいしましょう。
FANS | ||
Name | Team | HR |
Giancarlo Stanton | Yankees | 48 |
Aaron Judge | Yankees | 44 |
Joey Gallo | Rangers | 41 |
Khris Davis | Athletics | 41 |
Mike Trout | Angels | 38 |
まずは「FANS」
この順位は私でもそれなりに予想が出来ます。2017年に成績のいいやつから順に並べただけですやん!って感じですね。スタントンが今季もホームラン王だが50本塁打は行かない予想。トラウトがトップ5に入っているはいい予想かなと。
Zips | ||
Name | Team | HR |
Giancarlo Stanton | Yankees | 55 |
Aaron Judge | Yankees | 43 |
Nolan Arenado | Rockies | 40 |
Mike Trout | Angels | 39 |
Cody Bellinger | Dodgers | 39 |
そして「Zips」
この媒体はスタントン好きなのでしょうか?一人だけ断トツの55本予想です。2年連続二冠王のアレナドを選ぶ辺りがセンスあるなーって。守備も上手く、打撃もけた外れのアレナドはやっぱり凄くあって欲しい。
Steamer | ||
Name
|
Team | HR |
Giancarlo Stanton | Yankees | 53 |
Mike Trout | Angels | 38 |
Nolan Arenado | Rockies | 38 |
Joey Gallo | Rangers | 38 |
Manny Machado | Dodgers | 37 |
そして「Steamer」
これの面白いのはジャッジを入れない事。やはり新人は2年目の壁を考慮して入れなかったのだろうか、なかなか通の予想。ここでトラウトやアレナド、それにマチャドまで入っているのがなかなか。スタントンの50本超え以外は納得できます。
各媒体それぞれ興味ある予想をしてますが...これが実は全然クソハズレておりますのよ。やはり野球はやって見ないと分かりませんね。
暫定ホームラントップ選手(30本塁打以上
それでは今メジャーリーグで一番ホームランを打ってるのは誰なのか?8月上旬時点で30本塁打を超えた選手が7人いましたので、その7人を発表します。
# | Name | Team | HR |
1 | J.D. Martinez | Red Sox | 34 |
2 | Jose Ramirez | Indians | 33 |
3 | Khris Davis | Athletics | 32 |
4 | Matt Carpenter | Cardinals | 31 |
5 | Joey Gallo | Rangers | 31 |
6 | Mike Trout | Angels | 30 |
7 | Nelson Cruz | Mariners | 30 |
おや?一番人気のスタントンはどこ?ジャッジはいずこ?
一応スタントンは27本塁打で12位、ジャッジは26本塁打で13位となっておりましたのでそこまでハズレでもないですが、意外な選手がいますよね。
1位のJD・マルティネス、2位のホゼ・ラミレス。この二人はいささか意外です。JDは昨年急に45本塁打を放って周りをビックリさせた怪物。ラミレスは昨年30本に届かなかったがこちらもビックリの長距離打者に変貌。噂のフライボールレボリューションだっけ?なのかな。
そして一番意外なのは常に二塁打>本塁打の中距離打者マット・カーペンターが31本もの本塁打を放ちナリーグトップに君臨してるということ。一番意外なのはこの人なのかも知れません。
まとめ
今一番気になるのはマット・カーペンターでしょう。
15th #STLCards left-handed hitter to whack 30 HR in a season.
1st @MLB player in 2018 to hit at least 30 HR and 30 doubles.
Owns the longest active @MLB on-base streak at 26 games.
Leads all NL hitters with 30 HR this season.#ItsGottaBeTheSalsa pic.twitter.com/kJiBS87i09— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年8月8日
実はこしゃっとナリーグの本塁打王+ナリーグの二塁打王なんですよ、この人。もっというと長打率.598もナリーグのトップで、OPS.991もナリーグトップ、そしてOPS+166もナリーグトップなんです!
8年目でSS賞(シルバースラッガー賞)も1度しか受賞した事ないし、しかも今季オールスターにも選ばれていないカーペンターがこんなに凄いとは。しかし、昔は最多得点に最多安打、最多二塁打2回に最多四球も受賞している選手。
もしかするとこの選手がナリーグMVPになるのかも知れません。残念ながら最速FAは2020年。この成績が維持出来ても34歳でFAになりそうなので、長期契約は難しいでしょうね。
ほな
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