MLB2018年7月ルーキーオブザマンスはブルージェイズの無名二遊間グリエルと2ヶ月連続ナショナルズの外野手ソト
そういえば大谷翔平が8月入ってすぐに4安打2ホーマーを放ちましたね。ケガで離脱して完全に注目度がダダ下がりでしたがプチ復帰を果たしてるようです。
開幕から~現在(7月末)までのルーキーfWARを確認したところ、野手トップは変わらずマーリンズのブライアン・アンダーソン2.5、投手トップも変わらずドジャースのウォーカー・バウラー1.6となっておりました。
大谷翔平は野手部門で11位の1.1、投手部門で11位の1.1で計2.2となると仮定すると、ルーキーオブザイヤーはマーリンズのアンダーソンや17本塁打のトーレスのが妥当な線。大谷は取れなさそうですね...ではルーキーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのルーキーオブザマンス
アリーグの7月のルーキーオブザマンスはブルージェイズの二塁/遊撃手ルルド・グリエルが選ばれた(初耳の24歳)
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Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | WAR |
20 | Lourdes Gurriel | Blue Jays | 17 | 73 | 4 | 9 | 14 | 0 | 0.423 | 0.438 | 0.648 | 0.225 | 1.1 |
この1ヵ月の出場試合数は17試合、73打席で規定打席には惜しくも到達していない。それを70打席以上でソートすると、4本塁打、9得点、14打点、盗塁0はそんなに大した事なさそうだが、それは打席数が少なかったからだろう。
70打席以上で率系の話をしますと、打率.423はイエリッチやディッカーソンを超えてメジャーリーグナンバーワン!出塁率.438はリーグ6位、長打率.648は14位でルーキーという枠を超えてメジャー屈指の打撃力。ただISO.225はメジャー30位圏外なのでパワーよりもミートタイプか。
そしてOPS1.086はメジャー7位、fWAR1.1は20位はアレナドやゴンザレスと並んでいる。このルーキーもしかしたらヤバいのかもです。
二塁と遊撃を交互に守ってる。二塁はメイントラビス、遊撃はメインディアズってとこか。トラビスはOPS.686、ディアズはOPS.719なのでグリエルの成長が待たれる。
What does 11 straight multi-hit games get you? AL Rookie of the Month for July!
Congrats @yunitogurriel! Get well soon. pic.twitter.com/BijYCRkcoz
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2018年8月2日
6月は1試合のみだったが、7月は27日3安打2ホーマーを記録したのがベスト試合。さらに11日から11試合連続マルチ安打(2安打以上)を記録している安打製造機。これがどこまで続くのか見物です。
ナリーグのルーキーオブザマンス
ナリーグの7月のルーキーオブザマンスはナショナルズの外野手フアン・ソトが選ばれた。これで6月に続き2ヶ月連続だ。
# | Name | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | WAR |
2 | Juan Soto | 25 | 113 | 5 | 18 | 15 | 1 | 0.299 | 0.398 | 0.526 | 0.227 | 0.7 |
7月に稼いだfWAR0.7はせいぜいメジャー全体では50位レベル。先輩たちと比べるのは酷ですのでチーム内で確認しましょうか。
ナショナルズはこの1ヵ月で規定に乗ってるのは6人だけ。出場試合数は25試合はチームトップ、打席数113もターナーと並びチームトップ。5本塁打はハーパーと並びチームトップで18得点は惜しくも2位(ハーパーが19得点)、15打点はチーム3位となっていた。7月のチームの主力であることは間違いない。
ただ打率.299はチーム3位、出塁率.398もチーム3位、長打率.526もチーム2位。ISO.227はチーム2位、OPS.924もチーム2位となった。残念ながら攻撃力では今月チームナンバーワンだったのだが(Offより)、守備でマイナスしておりレンドーンに負けてしまった。
Juan Soto has been named @MLB's BACK-TO-BACK NL Rookie of the Month! #ChildishBambino // #OnePursuit pic.twitter.com/PxMBXCWub0
— Washington Nationals (@Nationals) 2018年8月2日
3安打が4回、2安打も4回。OPS.988の好成績で始まった7月だったが、この成績をほぼ落とすことなくOPS.985で7月を終了した。そしてこのソト、打撃ばかりに目が行きがちだが今季DRSは左翼ですでにー5。守備には期待出来ない。
まとめ
7月のルーキーオブザマンスは...
- アリーグ*ブルージェイズの二塁/遊撃手ルルド・グリエル。
- ナリーグ*のナショナルズの外野手フアン・ソト。
No dog days of summer for these rookies. pic.twitter.com/bYVtny7gWZ
— MLB (@MLB) 2018年8月2日
シーズン最初に公式サイトのプロスペクトランキングトップ100にも入っていなかったグリエル。チームも地区4位とポストシーズンはイケないだろうから若手の成長ぐらいしか見どころは無さそうだ。
ナショナルズのソトは29位にランクインしていた有望株。これが29位!?って言うぐらい活躍しており2ヶ月連続ルーキーオブザマンス。トップのアンダーソンは出場数が多いだけだからルーキーオブザイヤーイケるかも知れないね。
サイヤング候補のシャーザー、ルーキーオブザイヤー候補のソト、そしてFAの超目玉ハーパーが揃ってるナショナルズだがポストシーズンは...無理だろうな。
ほな
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