トレード パイレーツ ブレーブス ヤンキース レッドソックス
先発4~5番手のリンがヤンキース、対左で使えるデュバルがブレーブス、GG級守備のキンズラーがレッドソックス、クローザーケラがパイレーツへ電撃トレード!!
2018/08/01
オリオールズのブラッド・ブラックがブレーブスへ移籍したその後、一気にいくつものトレードが決まりましたね。そりゃ残り二日なんですからしょうがない。
マリナーズがツインズから左投手のザック・デュークを獲得、アストロズがブルージェイズから右投手ロベルト・オスーナ、マリナーズがヤンキースから右投手のアダム・ウォーレン...。そしてこっからが凄い!
でその凄い4名のトレードをざっくり確認しましたのでめじゃる。
ツインズの右投手リンがヤンキースへ
ツインズの先発投手のランス・リンがヤンキースへ移籍した。
.@Yankees acquire RHP Lance Lynn, cash from @Twins for 1B/OF Tyler Austin, RHP Luis Rijo. #MLBOnTheMove pic.twitter.com/IXnCnqdqmi
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月30日
リンはツインズの4~5番目の先発投手になりますか。いわゆるバックエンドスターターで20先発して7勝8敗って言うと聞こえはいいが、防御率5.10とツインズで一番使えない投手かも。実はオールスターには選ばれた事がある投手で5年連続(2016年は抜いて)二桁勝利の実力がある投手だが、今季絶不調。ヤンキースで復活する可能性はある。
ヤンキースはこないだモンゴメリーの代わりなのか先発ハップを獲得したのだが、ハップは初先発で6回1失点の好投で幕を開けた。そして気になるのが20先発のグレイが防御率5.08と非常に高い事。ここにリンを持ってくる気なのかね。
一応デプスチャートではセベリーノ、田中、サバシア、グレイ、ハップ、リンとなっている。6人ローテでイク可能性もあるか。ここからは消耗戦になるでしょうからね。
レッズの外野手デュバルがブレーブスへ
レッズの外野手のアダム・デュバルがブレーブスへ移籍した。
.@Braves acquire OF Adam Duvall from @Reds for RHPs Lucas Sims, Matt Wisler, OF Preston Tucker. #MLBOnTheMove pic.twitter.com/PM80oTHRc2
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月31日
デュバルはレッズの左翼手をやってます。さぞかし凄いんだろうなーて思わせてOPS.685とかなり微妙。しかしrWAR1.4でそれなりに貢献しているようだ。一応元オールスター選手で3年連続平均並みに打っていた選手。唯一使えるかなと思うのが対左投手。対右OPS.656に対し、対左OPS.769でまだ使えるか。
ブレーブスの左翼は20歳のアクーニャでOPS.794。しかしこのアクーニャ、まだメジャーデビューしたてでこの成績は凄いの一言だけれども、残念ながら対左踏襲のOPS.667とかなりの苦手らしいって事は...。
おそらくアクーニャのプラトーンで左翼出場かな?と思わせるトレードだった。
エンジェルスの二塁手キンズラーがレッドソックスへ
エンジェルスの二塁手のイアン・キンズラーがレッドソックスへ移籍した。
.@RedSox acquire INF Ian Kinsler, cash from @Angels for LHP Williams Jerez, RHP Ty Buttrey. https://t.co/DhpjsO9MWj #MLBOnTheMove pic.twitter.com/oI3frANEf1
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月31日
キンズラーはオールスター4回にGG賞も記録した事もある球界屈指の二塁手。タイガースからエンジェルスに移籍したばかりだがOPS.710といまいち冴えない成績。これまた一応プラトーンの確認結果、対右OPS.785、対左OPS.515で左には滅法弱い。レッドソックスの二塁手って誰だっけか?
レッドソックスの二塁手はヌニェスだった。ヌニェスって確かそれなりの選手だった記憶だがOPS.666で全然ダメ。もともと内野のユーティリティだったのでそこに落ち着いた方が無難かも。やはり昨年3割打ったのはキセキだったな。
そもそもレッドソックスは捕手、二塁、三塁、中堅とほぼほぼセンターラインがOPS+が100を切り使えない打力なのにこんだけ強いのは頭おかしいですね。
レンジャーズの右投手ケラがパイレーツへ
レンジャーズの右投手のケオーネ・ケラがパイレーツへ移籍した。
.@Pirates acquire RHP Keone Kela from @Rangers for two PTBN. pic.twitter.com/aLHf3Wn3bQ
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年7月31日
ケラは実はレンジャーズのクローザーでした(知らんかったー)防御率こそ3.44で24セーブとクローザーとしてはちょっと物足りないかも知れないけれど、FIP2.97とメジャー全体で47位。実際クローザーではなくセットアッパーとしては球界屈指となるかも。
パイレーツのクローザーはバスケスで防御率3.02(FIP2.20)、サントナ防御率3.02(FIP3.06)、ロドリゲス防御率2.76(FIP2.50)とメンツは十分揃ってそうだ。その他使えるのはクリックぐらいですので5人目を探したかったのかも知れない。
さらにリリーフの層を厚くするためのケラ獲得だったのかも。
まとめ
今回ご紹介したトレード情報は...
- ランス・リンがヤンキースへ
- アダム・デュバルがブレーブスへ
- イアン・キンズラーがレッドソックスへ
- ケオーネ・ケラがパイレーツへ
さすがにと言いますか、この辺までくるとよくわからない選手が多い気がします(よくわからないと言うかワンランク下の選手)リンもデュバルもキンズラーもケラも、一流と言えるのでしょうがマチャドみたいな超一流ではないですね。
ハーパーとアーチャーという超一流の選手がこのままトレードされずに終わるのか?それとも電撃移籍になるのか?注目は明日。乞うご期待ですね。
ほな
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