MLB2018年6月プレイヤーオブザマンスは、アストロズの最強中距離打者とダイヤモンドバックスの主砲に!
2018/07/05
さてさて、メジャーリーグも3ヵ月目の Junでとうとう折り返しまで来ましたか。6月度のfWARの野手トップ3はダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミットが2.1、エンジェルスのマイク・トラウトが1.9、ドジャースのマックス・マンシー、ツインズのエディ・ロザリオが1.8と続きます。5月に比べるとちょっと少な目かな。
またもトラウトが入っているのは驚異です。トラウトは3ヶ月連続トップ3に入っているんではないでしょうか?トータルfWARでは断トツトップなのにプレイヤーオブザマンスを受賞出来ていないのは残念。今度こそ受賞出来るのか楽しみなところ。
データ通りで行けば6月のプレイヤーオブザマンスはアリーグはトラウト(2位)、ナリーグはゴールドシュミット(1位)になりそうだと...プレイヤーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのプレイヤーオブザマンス
アリーグの6月のプレイヤーオブザマンスはアストロズの三塁手アレックス・ブレグマンが選ばれた。
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Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | WAR |
5 | Alex Bregman | Astros | 26 | 121 | 11 | 24 | 30 | 1 | 0.306 | 0.372 | 0.713 | 0.407 | 1.7 |
この1ヵ月の出場試合数は26試合でトップ30圏外、打席数121は12位でそこまででもないが、11本塁打は1位(マリナーズのクルーズも11本で1位)、24得点は2位(ツインズのロザリオと並びリーグトップ)、30打点は1位(アストロズのギャティスも30打点)、1盗塁は圏外となった。
本塁打、得点、打点にてリーグナンバーワンとなっておりますので、fWAR的にはメジャー全体5位でしたがプレイヤーオブザマンスの受賞には納得かなと。
打率.306は圏外(1ヶ月では上位は3割は当たり前みたい)、出塁率.372は圏外、長打率.713は4位で取りあえず長打を打って打って打ちまくったみたいだ。そのためISO.407も3位と高く、OPS1.085はメジャー8位でした。スラッシュライン的にナンバーワンって感じでは無かったが従来の指標での受賞となったようだ。
fWAR1.7は5位で6本塁打、19得点、13打点のトラウトを抑えて受賞。やはりこの項目では圧倒的にブレグマンが上ですので受賞出来たのかなと。ちなみにプレイヤーオブザウィークとの同時受賞となっています。
Add two to that mantle. Congratulations, @ABREG_1! pic.twitter.com/47xlAVQVZJ
— Houston Astros (@astros) 2018年7月2日
6月26日に4安打1ホーマーで3二塁打を打ったのが凄かったです。次の6月27日にも3安打1ホーマーで2二塁打と二日連続で打ちまくりました。現在は27二塁打に16本塁打で二塁打>本塁打から見てもブレグマンは最強の中距離打者のひとりなのかなと思います(30本塁打ペースだけど)
ナリーグのプレイヤーオブザマンス
ナリーグの6月のプレイヤーオブザマンスはダイヤモンドバックスの一塁手ポール・ゴールドシュミットが選ばれました。
# | Name | Team | G | PA | HR | R | RBI | SB | AVG | OBP | SLG | ISO | OPS | WAR |
1 | Paul Goldschmidt | Diamondbacks | 27 | 126 | 10 | 25 | 23 | 0 | 0.364 | 0.460 | 0.738 | 0.374 | 1.199 | 2.1 |
この1ヵ月の出場試合数は27試合は17位(謎だがホワイトソックスのモンカダだけ29試合を記録していた)、打席数126は3位、10本塁打は3位だがリーグではトップの数字(他ドジャースのマンシー、ブルワーズのアギラが10本塁打)。25得点はメジャートップ、23打点は5位、0盗塁は当然圏外であった。
やはり本塁打、得点、打点と高水準でチームもゴールドシュミットを中心に強かったのだろうと予想される。
打率.364はメジャーナンバーワン、出塁率.460は6位(トップはトラウト)、長打率.738は2位(ブルワーズのアギラが長打率.747でトップ)ISO.374は6位で、OPS1.199はメジャー全体でもトップの数字。fWAR2.1ももちろんメジャー全体1位で文句無しの受賞だと思いますね。
ま、ほとんどの項目でナンバーワンですのでプレイヤーオブザマンスも当然の結果でしたね。
13: You
12: Can’t
11: Rank
10: NL
9: Players
8: For
7: June
6: Because
5: Oh
4: Wait
3: They
2: Did
1: Paul GoldschmidtCongrats Goldy on being June's NL Player of the Month! #AmericasFirstBaseman pic.twitter.com/01aJbJups8
— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) 2018年7月2日
6月と言えば6日に4安打で二塁打を3本(だけど本塁打は0)って試合もアリ、9日には3安打2ホーマーで4打点のもありました。3安打した試合も5試合あり調子が良い時は手が付けられない状態だった事が考えられます。
しかしゴールドシュミットは30盗塁が出来る逸材なのにまだ2盗塁しかしていないのはちょっと悲しいところです。
まとめ
6月のプレイヤーオブザマンスは...
- アリーグ*アストロズの三塁手アレックス・ブレグマン。
- ナリーグ*ダイヤモンドバックスの一塁手ポール・ゴールドシュミット。
Is it hot in here or is it just Paul Goldschmidt and @ABREG_1? pic.twitter.com/Gsw7bm53g3
— MLB (@MLB) 2018年7月2日
この月のfWARトップ3はアリーグはトラウト1.9、ロザリオ1.8、ブレグマン1.7。ナリーグはゴールドシュミット2.1、マンシー1.8、カーペンター1.5だった。相変わらずfWARトップ3の中から選ばれている事は間違いない。トラウトが受賞出来ていないのがちょっと悲しいが、今回はブレグマンで異論ありません。
6月のイケてない選手の一人にホワイトソックスのホゼ・アブレイユがいます。先日オールスターに選ばれたばっかだったのにfWAR-0.6で足手まといどころかマイナー以下クラスの貢献度です。シーズン波があるほうが見ていて面白いですが、まさかオールスター選手が貢献度無いとかなかなか斬新な結果だったのでピックアップしてみました。
ほな
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