ブルワーズのジャレッド・ヒューズが同地区レッズに移籍!2年契約で2020年はオプ
ブルワーズのジャレッド・ヒューズをレッズが獲得したらしい。同地区からの獲得って事はよっぽどやられたのだろうか?しかし山ほどいるメジャーの選手の中でクローザー以外のブルペン陣はさすがに覚えきれない。ヒューズとはどんな選手なのか?調べてみたのでめじゃる。
ジャレッド・ヒューズとは?
ジャレッド・ヒューズとは、2011年にデビューしたブルペン投手。今までメジャーで1度も先発経験は無く、ブルペンオンリーの選手。ここ4年連続60試合以上登板しているワークホース。しかし、2017年のセーブ数は1度のみ。なるほどクローザーではないっぽい。
防御率3.02とブルペンでは少し高め。奪三振率7.2、四球率3.6でFIP3.93。だいたい平均レベルの投手(ブルペンでは平均以下かも)
もとパイレーツだったのだが、2017年からブルワーズ、2018年にはレッズとナリーグ中地区をウロウロするジャーニーマン。残りはカブスにカーディナルスか。
2017年のヒューズのブルワーズでの立ち位置として、aLI1.026で主に7回から登板。ビハインドでも投げる事が多かった事からセットアッパーでは無さそう。
ブルペンとしては三振能力に不安があるものの、本塁打を打たれにくい性質もあるかも(HR9は0.6でチーム№1)
球速
速球の平均球速は94.5マイル(152.0キロ)で160キロ超えるメジャーでは至って普通レベルか。しかし実はこの人シンカーボーラーで最速は4シーム95.6マイルに対し、シンカーが96.5。キロに直せば155.3キロを誇る。
変化球
速球3.9%、シンカー72.2%、チェンジアップ1.9%、スライダー20.6%とほぼほぼシンカーを投げ続ける右腕。なるほどそれでホームランが少ない訳ね。2017年のGB%(ゴロ比率)は62.2%となっており、ブルペンではメジャー全体7位。これぞシンカーボーラーって感じか。
ようこそ、レッズへ。
The #Reds have signed RHP Jared Hughes to a 2-year deal with a club option for 2020.
Welcome to Reds Country, @locatejared! pic.twitter.com/s8d9SbPjT9
— Cincinnati Reds (@Reds) 2017年12月26日
地味だけど凄そうなヒューズだった。
2017年レッズのブルペン陣とは?
レッズがヒューズに期待しているとこは何やろ?そんな疑問から2017年のレッズのブルペンを調査しました。
- CL*イグレシアス
- ST*ローレンゼン
- RP*ペラルタ
- RP*シャックルフォード
- RP*ストーレン
- RP*シングラニ
大事なところを任せられる投手はローレンゼンとイグレシアスだけっぽい。そのローレンゼンですら防御率4.45。その他ペラルタ3.76、シャックルフォード4.70、ストーレン4.45、シングラニ→ドジャースへ。
なるほどねー、ブルペンよわよわレッズだったのですね。防御率3点台のヒューズが7回辺りを投げてセットアッパーに繋いでくれるといいかな?って事なのかも知れません。
レッズのブルペンが多少ましになったかもです。
まとめ
レッズは2018年もポストシーズン争いに絡んで来るとは思えない戦力。
そんな中ヒューズを獲得したのは、何とか戦える戦力を補強したって印象に見えます。2017年のレッズのブルペン陣のWARは0.9でメジャー全体28位(ドベから3番目)誰がどう見ても補強ポイントですのでそのまま放置する訳にも行かないところ。
野手だけで言えばWAR22.7でトップ10には入るレッズ。しかしブルペン陣が28位、スターターに至っては2.8で29位のレッズ。投手さえ良ければ...なんて声も多いですが、その投手を揃えるのがなかなか難しいのでしょう。
レッズが投手を揃えたら...ナリーグ中地区は群雄割拠になりそうですね。
ほな
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