レイズの顔ロンゴリアをついに放出へ!ジャイアンツの三塁手問題が解決した
2017/12/22
え!?レイズの主砲でチームの顔と言っても良い三塁手エバン・ロンゴリア。彼はなーんとなくレイズで生涯終えるんだろうな~って思ってたのにいきなりジャイアンツへのトレードの情報が!ロンゴリアとは?レイズの悪いクセとは?ジャイアンツは本当にロンゴリアが必要だったのか?などをめじゃる。
エバン・ロンゴリアとは?
レイズの顔と言えばエバン・ロンゴリア。これは意外に知られている話ですかね。他にはキーアマイアー、アーチャーなどぐらいしか浮かばないかな。
何故ここまでレイズ=ロンゴリアとなっているのか確認したところ、1998年に設立されたレイズから2017年終了までのトータルfWARを調べたらロンゴリアが通算fWAR49.6で歴代1位となっていた(2位はカール・クロフォードで36.7、3位はベン・ゾブリストで34.6)活躍がスゲー。
そしてお金の無いレイズだったが2013年に10年$135.6Mというレイズとしては頑張った契約をロンゴリアと結んでおりましたので、確実に生涯レイズのフランチャイズプレイヤーとして幕を下ろすと思っておりました。
ロンゴリアは22歳でデビューし、打率.272、27本塁打、85打点で新人王を獲得。翌年にはGG賞を獲得し、SS賞までも受賞。1度も主要なタイトルを獲得した事ははないもののオールスター3回、GG賞3回、SS賞1回の攻守に優れた三塁手としてレイズの中心として活躍。
そんな選手が移籍やて!?これは意外だったなぁ。
3-time All-Star
3-time Gold Glove Award winner
California nativeWelcome to the Orange & Black, Evan Longoria!#SFGiants pic.twitter.com/JHAHFEwbOs
— San Francisco Giants (@SFGiants) 2017年12月20日
ちょっとまだ違和感しかなりません。
レイズは必ずトッププレイヤーを放出する?
そんなレイズにはあるクセが強い事が分かって来ました。
1998年から球団が出来たレイズ。もともとは「タンパベイデビルレイズ」って名前だったのだが、2008年より「タンパベイレイズ」となっている。この2008年からのrWARトッププレイヤーを確認すると悲しい現実がありました。下記がレイズのrWARトッププレイヤー一覧です。
- 2008年*カルロス・ペーニャ
- 2009年*ベン・ゾブリスト
- 2010年*エバン・ロンゴリア
- 2011年*ベン・ゾブリスト
- 2012年*デビッド・プライス
- 2013年*エバン・ロンゴリア
- 2014年*ベン・ゾブリスト
- 2015年*ケビン・キーアマイアー
- 2016年*ケビン・キーアマイアー
- 2017年*ケビン・キーアマイアー
レイズの顔だったゾブリストは2015年にアスレチックスへ、エースのプライスは2014年にトレードでタイガースへ、そしてロンゴリアが今季ジャイアンツへの移籍が決まった。
こうまで放出する理由は、引き止めるお金が無いらしい。
基本的には全盛期に移籍ってイメージだが、ロンゴリアはちょっと落ちかけてた感じですかね。このまま行くとキーアマイアーもそのうち...あーレイズ悲しい。
Never thought there would be a day where you weren't a Ray. We will do everything we can to continue the legacy that you created. I'll never forget the things I learned from you.
It was such a pleasure to stand along side you on the diamond. You'll be missed, everyday. pic.twitter.com/xGntiRLKBY— Chris Archer (@ChrisArcher22) 2017年12月20日
アーチャーもいなくなるなんて思ってもみなかった...と呟いてました。ちょっとウルウルします。
ジャイアンツは三塁が固定出来ていなかった
ジャイアンツは三塁手ロンゴリアが必要だったのか?その理由を探るため、2017年のジャイアンツの三塁手を調査したんだが...
- ヌニェス*49試合
- サンドバル*38試合
- トムリンソン*24試合
- アローヨ*22試合
- ガレスピー*20試合
- ジョーンズ*18試合
- ジェギュン*15試合
- ヒル*7試合
- ...
要は決まってないのだ。
一番出場したヌニェスはOPS.801を記録したもののレッドソックスへトレードされ、その見返り?として戻って来たサンドバルはOPS.632と三塁にしては最低クラス。トムリンソンもOPS.646、アローヨはOPS.548...どいつもこいつも微妙な一言。
そりゃロンゴリアがいてくれたら一気に戦力が上がるのは目に見えます。
まとめ
結果、レイズの顔だったロンゴリアはジャイアンツの一員になってしまった。
レイズの習性からしたらしょうがないのだろうが、ロンゴリアだけは...って思っていた人も多いのではないだろうか。さすがにレイズファンとしてもこのトレードはやるせなしってとこだろう。
ジャイアンツは見返りにセンターのレギュラーだったデナード・スパンを放出している。しかしレイズには守備職人のキーアマイアーがいるのだが...え?もしやキーアマイアーまで放出か?
実はレイズはまあまあ好きなわたくしですが、ロンゴリアにキーアマイアーが抜けてしまってはファンを辞めざるを得ないかも知れません。
2018年のレイズ、名実ともに見るとこ無くなるかも...
ほな
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