めじゃるぶ

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2017-18年クオリファイングオファーの精鋭9人をご紹介致しましょう

最近QOクオリファイングオファーって話題にならなくなりましたね(見逃しただけか?)今季は9名の選手があの害悪契約のQOを受けておりましたので情報掻き集めて来ました。今年も粒ぞろいだったのでめじゃる。

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QOクオリファイングオファーとは

メジャーリーガーはだいたい6~7年はどんなに活躍しても安く抑えられてしまうのが現状であります。中にはそれまでに長期契約をもぎ取れる選手もおりますが、ほとんどの人は6~7年我慢してFAとなり、晴れて長期契約を結ぶ事が可能となるシステムです。

しかし最近選手にとっては害のある契約(だと思っている)QO(クオリファイングオファー)というむちゃくちゃなオファーが2012年に完成されました。

2017-18年のQOクオリファイングオファーは1年$17.4Mで固定された契約を自軍のFA選手に提示出来るオファーとなっております。

この数字を2017年に当てはめますとちょうどトップ50位の数字となります(ちなみに1位はカーショウの$35.5M)ま、17億ですからね。少なくはないんですけど選手たちは複数年契約を取りたいだろうから単年契約ってのがネックですね。

QOクオリファイングオファーの条件

条件が下記2項目となっております。

  • 過去にQOを受けた事が無い
  • シーズン中に移籍していない

2016年までは何度でもQOを提示することが出来たのですが2017年からは生涯一度だけとなったようです。また移籍してきた選手には出せない(2017年にTEX→LADに移籍したダルビッシュやDET→HOUに移籍したバーランダーにはQOは出来ない)そして当たり前ですが、チームが選手にオファーを出します。ワールドシリーズ終了後から5日以内にしなければならない。

なので11月6日までにオファーが終えております。いずれも優秀な選手ばっかです。ま、$17.4Mも出すのですからその価値がある人にしか出せませんよね。

2017-18年QO(クオリファイングオファー)一覧

今回QOを受けた選手は確認出来たところでは下記9人でした。

  1. CHC*先発アリエタ
  2. CHC*抑えデービス
  3. CLE*一塁サンタナ
  4. COL*抑えホランド
  5. KC*外野ケイン
  6. KC*一塁ホズマー
  7. KC*三塁ムスタカス
  8. STL*先発リン
  9. TB*先発カッブ

14勝のアリエタ、32セーブのデービス。OPS.818のサンタナ、41セーブのホランド、打率3割のケイン、GG賞+SS賞のホズマー、オールスターのムスタカス。11勝のリンに12勝のカッブとFAに出ればおそらく複数年契約を獲得出来る選手ばっかしです。

おそらく、ほとんどの人はこのQOクオリファイングオファーは断るでしょう(断っても同じチームと再交渉は可能)

QOクオリファイングオファーのメリット

選手が1年なんてバカじゃねーの!あかん、無理!とかいって断ったら、その選手は晴れてFAとなれるのです。チームとしては悲しいですよね。せっかく残って下さい!お願いします!って手を差し伸べているのに選手に拒否されて...

そんなチームにメリットがあります。

QOを拒否してから翌年のドラフト(今年でいうと2018年6月上旬)までにQOを断った選手と他のチームが契約すると、ドラフトの上位指名権を得られるのです!近年ドラフトでいい選手を獲得することがコスパ的にも一番いいって風潮ですのでそこもらえると最高ですよね。

※だから内心は断れ断れって思ってるのかも知れません。罪深いです...

まとめ

QOクオリファイングオファーは年々改定が加わっており発展途上のルールではありますが、この制度により不良債権がなくなるかも知れません。圧倒的に現段階では放出チームが得をするシステムに見えますが、今後どのような方向に向かうのでしょうか?根本部分には戦力均衡がメインとなっているのでしょうが、果たしてファンはそれを望んでいるのか?

個人としてはヤンキースが常に一番強いラスボスにいてくれるのがおもしょいのですけどね。

ほな

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