2017年アリーグGG賞*ゴールドグラブ賞のファイナリストたちのDRSを調査
2017/10/28
GG賞ってほぼほぼDRSと比例して獲得している気がします。今回は2017年アリーグのファイナリストたちからGG賞を獲得するだろう選手を◎○△で予想しようかと。ピラーが相変わらず可哀想過ぎでめじゃる。
アメリカンリーグのGG賞ファイナリスト
投手
- △BOSクリス・セール(DRS+2)
- ○TORマーカス・ストローマン(DRS+5)
- ◎TBアレックス・カッブ(DRS+6)
順当に行けばカッブ。成績は12勝10敗、防御率3.66。盗塁は14回やられてるし、何となくGG賞って感じの選手ではないね。びっくり選出でセールあるかも。
捕手
- △CLE・ヤン・ゴームス(※DRS+1)
- ◎LAA・マーティン・マルドナルド(DRS+10)
- ○KC・サルバトール・ペレス(DRS+6)
規定イニングとでも申しましょうか、ゴームスは856.0イニングしか守っていないのでちょっと足りない。そこに入って無かったのでまず無理だと思います。マルドナルドが手堅いか。
一塁手
- ◎CLE・カルロス・サンタナ(DRS+10)
- △KC・エリック・ホズマー(DRS-7)
- ○BOS・ミッチ・モアランド(DRS+10)
モアランドとサンタナの一騎打ち。あえてサンタナを◎にしたのはやっぱり2016年はDHでいっぱい出てましたが、実は守備ウマなんだぞ!って見せつけたのが良いかと。モアランドはGG賞獲得した事ある守備職人なので今回やめといて。
二塁手
- ○MIN・ブライアン・ドジャー(DRS-4)
- ◎DET・イアン・キンズラー(DRS+6)
- △BOS・ダスティン・ペドロイア(DRS-2)
ペドロイアも834.2イニングで少し足りない。ここは安定のキンズラーで間違いなしだな。2016年に42本塁打を打ったドジャーがまさかのランクイン。しかし、まー無理だろ。意外に二塁手DRS+10以上がいないんだな。
三塁手
- ○BAL・マニー・マチャド(DRS+6)
- △CLE・ホセ・ラミレス(DRS±0)
- ◎TB・エバン・ロンゴリア(DRS+11)
ラミレスはわずか736.0イニングのため却下。意外にもマチャド<ロンゴリアだったんですね。過去に2度もGG賞受賞しているだけにやはり鉄壁。チームももう少しだったんですけど、来季に期待ですね。マチャドはショートも守れる最強選手のひとり。
遊撃手
- △TEX・エルビス・アンドゥルース(DRS+4)
- ◎LAA・アンドレトン・シモンズ(DRS+32)
- ○CLE・フランシスコ・リンドーア(DRS+5)
ここはもう鉄板のシモンズでしょ!DRS+32とか鬼過ぎる。シモンズがデビューした2012年から2017年までのDRSトータルは+163のバケモノ。2位はヘイワードの+110、3位はアレナドの+104。どんだけ守備職人やねん、このひと。遊撃手でGG取りたきゃシモンズのいないリーグに行くしかない。
左翼手
- ◎NYY・ブレッド・ガードナー(DRS+17)
- ○KC・アレックス・ゴードン(DRS+9)
- △LAA・ジャスティン・アップトン(DRS+8)
意外!ガードナーを甘く見てました。打撃力がいまいちで目立った印象も無かったガードナーですが出塁率も高く、GG賞クラスの守備力でヤンキースの生え抜き。もっと人気出てもいい人です。レフトでは断トツの守備力ですね。
中堅手
- △KC・ロレンゾ・ケイン(DRS+5)
- ○TOR・ケビン・ピラー(DRS+15)
- ◎MIN・バイロン・バクストン(DRS+24)
永遠の影武者ピラーは今年も無理そう。毎年GG賞クラス級、いや球界でもトップクラスの守備力を持ちながら、キアマイアーというさらに上の変人がいるため1度も受賞なし。今年はキアマイアーの出場少なかったのでイケるか?と思わせてバクストンの大頭。こんな惨い仕打ちあるんですね。私はそんな不運なピラーが愛おしいわ。
右翼手
- △LAA・コール・カルフーン(DRS+2)
- ◎BOS・ムーキー・ベッツ(DRS+31)
- ○NYY・アーロン・ジャッジ(DRS+9)
新人で50本打塁打超えたジャッジがファイナリストにランクイン。しかし異次元のベッツがいるから基本的には無理だろう。このジャッジ、下手したら新人王、MVP、SS賞、GG賞、ASとアワード総なめしてもおかしくない成績なのだが...先輩たちに凄いのがいっぱいいて無理そうです。
Congratulations to our four #GoldGlove Award finalists: Alex Gordon, Lorenzo Cain, @SalvadorPerez15 and @TheRealHos35! #RaisedRoyal pic.twitter.com/MGAntCBKU5
— Kansas City Royals (@Royals) 2017年10月26日
パッと見ると、ロイヤルズやエンジェルス、レッドソックスの選手たちがファイナリストに選ばれてますね。GG賞はゴールドセイントみたいでカッコいいですね。
総評
GG賞はSS賞と違ってあんまり知らない選手の名前が上がって来るのが楽しいですね。シモンズなんかはもう守備職人で超有名なのでわたしでも知ってますが、申し訳ないがLAAのマルドナルドなんて初耳の領域。
MINのバクストンはスーパールーキーとか言われてたがいまいち跳ねてなかったんだけど、ついに開花したのか守備力は断トツ。ある走力調査ではあのビリー・ハミルトンを抜いてトップに君臨してる走力Sの持ち主。来季のツインズ期待出来るかも。
結局GG賞はいつ正式発表なのかは知りませんが、ほぼほぼDRS通りと思ってて間違いないかと思います。アリーグはやっぱ有名どころが多い印象です(個人的にですが)
ほな
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