貢献度が高い地味な主砲デュダ！ケガまみれのレイズの救世主となり得るのか？

微妙な位置のレイズが微妙な位置のメッツから一塁手ルーカス・デュダを獲得した。トレードデッドラインギリギリの契約だね。ってかレイズが補強する必要があったのか？メッツは出しても良かったのか？をめじゃるか。

ルーカス・デュダという選手とは？

メッツのデュダか...またまた正直まったく知らないのでお勉強。まずは通算成績を見る。

２４歳デビューはまずまず早熟で、メッツ一筋の生え抜き（トレード出されて可哀想）１年＄７．２Ｍと８年間在籍したメジャーリーガーとしては安めです。ざーっと見てみて気になるとこと言えば、

昨年どした？ってとこだが、骨折で離脱してたみたい。それ以外でも年間３分の２ぐらいしか出てない感じ？微妙な選手っぽいなー。打率は２割５分を超えないぐらい←確実性ないやん！しかし出塁率は３割５分ぐらい...？ほー、こーゆーやつこそマネーボールで発掘したタイプ。地味に貢献度高いぞ。

ＯＰＳ＋は平均以上で打撃では常に貢献出来そう。フル出場で２０本ちょいはホームランを期待出来そうな長距離砲か。

結論：デュダは打率は低いが出塁率が高く、打撃では確実に貢献出来る男である。

メッツとデュダの現在地

今のメッツはナリーグ東地区でマーリンズと同着の３位タイで勝率．４７０。要はもー今季ダメな状態、諦めの状態なんです。そんな中今メッツの貢献度順（ｆＷＡＲ）を確認すると、

1. マイケル・コンフォルト：２．９
2. ジェイ・ブルース：１．７
3. ニール・ウォーカー：１．６
4. カーティス・グランダーソン：１．３
5. ルーカス・デュダ：１．０

デュダは５位！ワールドシリーズに行こうとしてるチームが、主力を放出する訳はありませんのでデュダの放出＝メッツ今季終了を物語っている。

デュダってちょっとだけ聞いた事あったんだよな。メッツのトップ５も頭の片隅にあるかないかぐらいの選手たち。メッツはやはり注目度は低い←個人的にですがね。

ついでにゆーとデュダも注目度は低い←あくまで個人的に。

レイズはデュダが必要だったんか？

何やかんやでデュダは結局レイズに移籍。ドリュー・スミスって子と引き換えらしい。

#Rays acquire 1B Lucas Duda from @Mets for RHP Drew Smith. https://t.co/Cd66UrJnmb #MLBOnTheMove pic.twitter.com/Ru1P4A8WL4

— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2017年7月27日

だがし！レイズの一塁手にはローガン・モリソンがいてＯＰＳ．８９５と打撃力抜群！ホームランもすでに２６本打ってる主砲。彼をどかして一塁にデュダが入るとは思えない。しかしデュダは他にレフト、ライトは守った事あるけどそれも２０１４年以来していない...って事は？

指名打者か！？とは言えレイズの指名打者と言えばディッカーソン。ＯＰＳ．８８２でホームランは１９本。ここも付け入るスキが無い。

と思ったのもつかの間、レイズはレフトのラスマスが離脱、センターのキーアマイアーが離脱で外野が手薄状態。ベンチメンバーの外野手ピーターソンＯＰＳ．７０３や指名打者ミラーＯＰＳ．６７７では心もとないことから、指名打者のディッカーソンをレフトに配置し、デュダを指名打者に添える段取りっぽい。

それで何とか戦える布陣になりそうだ。

まだまだレイズは首位まで３ゲーム差なのでここで諦める訳には行かず、デュダは指名打者として必要だと判断出来る。一塁守備は無難だけど外野守備はヤバいのでＤＨしかないけどね。

まとめ

なるほど。デュダを獲得した事でレイズはまだまだ諦めてはいなさそうだ。ポストシーズンはリーグ毎に５チームまで参加出来るのだが、レイズは今６位の状態。最悪地区３位でもポストシーズンにイケるだけにここが踏ん張りどころ。

また地味なチームが地味な選手を獲得したのでそんなに有名なトレードでは無いんだろうけど、こーゆーちょっとした補強でブーストがかかる可能性は秘めている。

ぶっちゃけ今季も最下位濃厚と思ってたけどレイズやって来ましたね！無理ゲーと思われてたがイチローより若いＧＭケビン・キャッシュ。やはり彼はやり手なのかも知れない。優勝勝ち取る幸運を祈る。

ほな

-メッツ, レイズ
-デュダ