2018-19年クリーブランド・インディアンスのオフのFA・トレード総まとめ!打力低下も投手王国で
2018年のインディアンスは91勝71敗アリーグ中地区1位でフィニッシュし、その勝ち星はメジャー30球団中8位タイの結果に終わりました。
2018年のアリーグは強豪揃いで中地区でなかったらポストシーズンまで行けてなかったかもしれません。地区に恵まれてたと言っても過言ではないかも。
そんなインディアンスの2018-19年のオフのFA・トレード動向をまとめつつ、結局のところ2019年は強いの?弱いの?ってところをまとめてみましたのでめじゃる。
2018年インディアンス主力選手 ±0.0
2018年のインディアンスの主力選手を再確認。
先発投手は先発数の多かった上位5名、救援投手は平均レバレッジから重要度の高い選手を3名の計8名を基本とする。
野手はそのポジションで一番出場の多かった選手を代表とし、各ポジション+指名打者で計9名を基本とする。
個人的に補強が必要な選手はマーキングしてこかなと考えてます※選手の書き方は左から ポジション:名前 (利き腕) WARです。
先発投手
SP:Corey Kluber (R) 5.8
SP:Carlos Carrasco (R) 3.9
SP:Trevor Bauer (R) 5.7
SP:Mike Clevinger (R) 5.2
SP:Shane Bieber (R) 1.1
先発投手はWAR2.0ほどあれば御の字。なのに3.9以上(御の字より約2倍)も優秀な先発投手が4人も存在している投手王国だった。

救援投手
ST7:Andrew Miller (L) 0.2
ST8:Neil Ramirez (R) 0.1
CL9:Cody Allen (R) 0.0
救援投手はWAR0.3ほどあれば御の字。思ったよりリリーフ陣が微妙で名前だけは有名だが成績はいまいち。それもあってかシーズン途中に補強したのが...
ST8:Adam Cimber (R) 0.2
ST8:Brad Hand (L) 0.9
パドレスから来た救世主シンバーとハンド。彼らがいれば補強はそんなに必要ないだろう。

捕手
C:Yan Gomes (R) 2.6
捕手もWAR2.0ほどあれば御の字。ゴームスは捕手として111試合に出場していた。ゴームスに頼り過ぎるとヤバくない?

内野手
1B:Yonder Alonso (L) 1.6
2B:Jason Kipnis (L) 1.6
3B:Jose Ramirez (B) 7.9
SS:Francisco Lindor (B) 7.9
内野手もWAR2.0ほどあれば御の字。一塁、二塁も十分過ぎる戦力だが、この三遊間がヤバ過ぎる!メジャートップ5に入る選手が同じチームってそりゃ強いだろ。

外野手/指名打者
LF:Michael Brantley (L) 3.6
CF:Greg Allen (B) 0.4
RF:Brandon Guyer (R) -0.2
DH:Edwin Encarnacion (R) 1.9
外野手/指名打者もWAR2.0ほどあれば御の字。インディアンス唯一の補強ポイントとしたらここかも。特に右翼ガイヤーのWARがマイナスなのが嫌だ。ちなみに4、5番目の外野手は
CF/LF:Rajai Davis (R) -0.4
RF:Melky Cabrera (B) 0.0
むむ、どっちもスタメンでイケるほどではないかも。やっぱ右翼(出来れば中堅も)守れる選手を補強したいとこだ。

2018-19年インディアンスFA/DFA離脱選手 -4.4DOWN↓
公式サイトからロースターのFA/DFA離脱動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末にはFA選手らがごっそり放出されていたのでそのタイミングから確認して行こうかと。ついでにDFA選手も※マイナーリーガーはひとまず無視しておこうか。
主力と見なした選手らはマーキングを続行します。
ST7:Andrew Miller (L) 0.2
RP:Oliver Perez (L) 1.3
SP/RP Josh Tomlin (R) -0.9
IF Adam Rosales (R) 0.0
3B Josh Donaldson (R) 0.7
CF/LF Rajai Davis (R) -0.4
RF:Melky Cabrera (B) 0.0
RF:Lonnie Chisenhall (L) 0.1
CL9:Cody Allen (R) 0.0
LF:Michael Brantley (L) 3.6
RF:Brandon Guyer (R) -0.2
FA/DFA選手らの合計WARは4.4。FA/DFAの結果より、外野がほぼいなくなるので左翼、右翼ら最低二人は欲しいとこでしょうか。リリーフも出来たら欲しいかも。

2018-19年インディアンスウェイバー離脱/獲得選手 ±0.0
公式サイトからロースターのウェイバー公示で離脱/獲得した動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末以降でウェイバー公示され離脱/獲得した選手を確認して行こうかと※マイナーリーガーはひとまず無視はもはや常識。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしましょうか。
/////主要なウェイバーなし/////

2018-19年インディアンストレード/FA獲得選手 -2.9DOWN
公式サイトからロースターのトレード/FA獲得動向を調査。
調査内容としては、2018年のワールドシリーズが終わった10月末からトレードで獲得した選手らを確認して行こうかと。同時にFA選手の獲得も見逃せない※マイナーリーガーはひとまず無視しておくから。
主力と見なした選手らはやっぱりマーキングしますからね。
正捕手ゴームスがナショナルズへトレード!-2.7DOWN↓
CLEインディアンス→WSNナショナルズ
C:Yan Gomes (R) 2.6
WSNナショナルズ→CLEインディアンス
SP:Jefry Rodriguez (R) -0.1
RF:Daniel Johnson (L) Minor
※12/17 2B:Andruw Monasterio (R) Minor
11/30 インディアンスの正捕手ゴームスとナショナルズの先発投手ロドリゲスがメインのトレード。放出したWARの合計は2.6。獲得したWARの合計は-0.1となった。

.@Nationals acquire catcher Yan Gomes from @Indians for RHP Jefry Rodriguez, OF Daniel Johnson, PTBN. pic.twitter.com/NweH1QENmn
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月1日
指名打者エンカーナシオンをマリナーズへ三角トレード!+0.2UP↑
CLEインディアンス→SEAマリナーズ
DH:Edwin Encarnacion (R) 1.9
Future Considerations
TBレイズ→CLEインディアンス
1B:Jake Bauers (R) 0.6
SEAマリナーズ→CLEインディアンス
1B:Carlos Santana (B) 1.7
CLEインディアンス→TBレイズ
3B:Yandy Diaz (R) 0.2
RP:Cole Sulser (R) Minor
12/13 インディアンスの指名打者エンカーナシオンとマリナーズの一塁サンタナがメインのトレードにレイズの一塁バウアーズを含めた三角トレード。放出したWARの合計は2.1。獲得したWARの合計は2.3となった。

.@Indians acquire 1B Carlos Santana, 1B/OF Jake Bauers and cash; @Mariners acquire 1B/DH Edwin Encarnacion, 2019 competitive balance draft pick, cash; #Rays acquire INF Yandy Diaz, RHP Cole Susler in 3-team trade. pic.twitter.com/U9mSlZdjKC
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月13日
一塁アロンソがホワイトソックスへトレード!-1.6DOWN↓
CLEインディアンス→CWSホワイトソックス
1B:Yonder Alonso (L) 1.6
CWSホワイトソックス→CLEインディアンス
OF:Alex Call (R) Minor
12/15 インディアンスの一塁アロンソとホワイトソックスのマイナーリーガーがトレード。放出したWARの合計は1.6。獲得したWARの合計は0.0となった。

.@WhiteSox officially acquire 1B Yonder Alonso from @Indians for OF Alex Call. pic.twitter.com/zifFR8VDkH
— MLBRosterMoves (@MLBRosterMoves) 2018年12月15日
メッツの正捕手プラウェッキがインディアンスへトレード!+2.0UP↑
NYMメッツ→CLEインディアンス
C:Kevin Plawecki (R) 1.3
CLEインディアンス→NYMメッツ
SP:Walker Lockett (R) -0.7
2B:Sam Haggerty (B) Minor
1/6 メッツの捕手プラウェッキとインディアンス(元パドレス)のロケットらのトレード。放出したWARの合計は-0.7。獲得したWARの合計は1.3となった。

We have acquired C Kevin Plawecki from the Mets in exchange for RHP Walker Lockett and INF Sam Haggerty. pic.twitter.com/LbMScJWYEx
— Cleveland Indians (@Indians) 2019年1月6日
その他インディアンスのトレード/FA情報 -1.0DOWN↓
11/14 CLE RP:Dante Mendoza (R) Minor、2B:Erik Gonzalez (R) 0.6、SP:Tahnaj Thomas (R) Minor ⇔ PIT RF:Jordan Luplow (R) 0.3、SS Max Moroff (B) 0.0
11/19 CLE 2B:Gionti Turner (R) Minor ⇔ TB RP:Chih-Wei Hu (R) 0.1
11/20 CLE SP: Ignacio Feliz (R) Minor ⇔ SD SP:Walker Lockett (R) -0.7
その他インディアンスのトレード/FAで放出したWARの合計は0.6。獲得したWARの合計は-0.4となった。

2019年インディアンスのスタメン予想!強くなった?それとも弱い?
以上の結果を考慮しつつ、2019年のインディアンスのスタメンでも予想しましょうか。
投手は先発投手(ローテーション)の5名、救援投手(セットアッパー/クローザー)は
3名。野手(捕手/内野手/外野手/指名打者)は9名の計17名を予想。新たに他チームから加わった新メンバーはマーキングしますので。
SP:Corey Kluber (R) 5.8
SP:Carlos Carrasco (R) 3.9
SP:Trevor Bauer (R) 5.7
SP:Mike Clevinger (R) 5.2
SP:Shane Bieber (R) 1.1
ST7:Neil Ramirez (R) 0.1 (-0.1DOWN)
ST8:Adam Cimber (R) 0.2 (+0.1UP)
CL9:Brad Hand (L) 0.9 (+0.9UP)
C:Kevin Plawecki (R) 1.3 (-1.3DOWN)
1B:Jake Bauers (R) 0.6 (-1.0DOWN)
2B:Jason Kipnis (L) 1.6
3B:Jose Ramirez (B) 7.9
SS:Francisco Lindor (B) 7.9
LF:+3.6
CF:Greg Allen (B) 0.4
RF:-0.2
DH:Carlos Santana (B) 1.7 (-0.2DOWN)
19年1月9日最終更新
2018年のインディアンスのWARは50.7でメジャーリーグ30球団中4位だった※野手28.6(6位)、投手22.1(6位)本来WAR0.0のチームは47.6勝の計算らしいので、インディアンス本来の実力は98.3勝だった計算になる。
今回の動向から2019年のインディアンスは2018年よりもWAR-2.9低くなることが予想され、そこから2019年のインディアンスの勝敗を試算すると...
2019年インディアンス予想 95勝67敗!
インディアンスは弱体化はしているもののポストシーズンにイケるぐらいの戦力はありそうな状態で留まっている。
※残り左翼、右翼ぐらいは補強したいところだが、今のままでもかなりの最強クラスなんですけど。ポストシーズンはかなり不運が無い限りほぼ安定だろうな。

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ほな