エンジェルス カーディナルス ブレーブス メッツ ロイヤルズ 初心者
2018年度版メジャーリーグ人気球団ランキング(11~15位)二刀流効果も人気はそれほどだった件
2018/12/27
2018年のシーズンも終了し年内にやり残したことに気付きました。あ、そう言えば毎年恒例のメジャーリーグ人気球団ランキングをやってないと。
前回までで約半分の16~30位を発表しましたがそれを地区別リーグ別でまとめますと、アリーグ7(東2、中3、西2)ナリーグ8(東2、中3、西3)ですのでわずかではありますがアリーグのが人気がある、しかもアリーグ東、西がってことになります。
2018年のランキングはTwitterのフォロワー数、観客動員数、年俸、勝率の4点を確認しつつ、順位としてはTwitterのフォロワー数を重視してランキングしております。
他、チームの主力としてオールスター選手、年俸$10M/年以上の選手、WAR3.0以上の選手を確認しつつ、私が特にお薦めしたい選手をチームの中からたったひとりだけ選ばせてもらってます。それでは2018年メジャーリーグ人気球団ランキング(11~15位)をめじゃる。
15位、ニューヨーク・メッツ
✅フォロワー数*1,035,265人(15位)
✅ホーム入場者数/試合*27,469人(16位)
✅年俸総額*$168,903,844(6位)
✅勝率*.475(20位)ナリーグ東4位
オールスター選出選手は先発右腕のデグロムのみ。年俸$10Mを超えたのは左翼セスペデス$29.0M、三塁ライト$20.0M、捕手メソラコ$13.1M、※右翼ブルース$11.0。WAR3.0を超えたのは先発右腕デグロム10.0、外野手ニモ4.4、先発右腕ウィーラー4.2、先発右腕シンダガード4.0の4人。
意外に年俸総額が高く6位。その割には勝率に結びついておらずナリーグでぼっこぼこにされたメッツ。メッツもまた常に平均ぐらいのチームってイメージだ。
この選手要チェック! ここはサイヤング賞受賞したデグロムでしょう。2014年の新人王で常に成績は良かったものの2018年はさらに凄い。このご時世で防御率1.70、チームが弱かったので10勝9敗になったが無事サイヤング賞を受賞した。
速球とスライダーが武器でチェンジアップ、シンカー、カーブも投げる本格派。奪三振率は先発のくせに11.2。もう毎イニングクローザーが出て来ている感じだ。
ま、メッツ=先発右腕ジェイコブ・デグロムを覚えときましょう。
The deCision is simple: @JdeGrom19 is the best pitcher in baseball. #48forCy pic.twitter.com/VAiJT8tSfy
— New York Mets (@Mets) 2018年11月14日
14位、カンザスシティ・ロイヤルズ
✅フォロワー数*1,041,726人(14位)
✅ホーム入場者数/試合*20,557人(23位)
✅年俸総額*$95,199,167(22位)
✅勝率*.358(29位)アリーグ中5位
オールスター選出選手は捕手ペレスだけ。年俸$10Mを超えたのは左翼ゴードン$20.0M、先発右腕ケネディ$16.0M、先発左腕ダフィー$14.0Mと意外にも3人(もっと少ないかと)WAR3.0を超えたのは二塁メリフィールド5.5、先発中継ぎケラー3.6、遊撃モンデシー3.2の3人(もっと少ないかと)
ファン投票でロイヤルズが票を集めるからフォロワー数はもっと上かと思ってたがこんなもんなのね。高額年俸やWARが高い選手もそれなりにいたのは意外だった。
この選手要チェック! ちょっと無名だけど二塁メリフィールドを推します。まだ3年目で29歳の若手だけれども192安打、45盗塁でリーグ最多安打と最多盗塁を記録。打率.304、12本塁打も打っておりちょっとだけイチローやゴードンらを彷彿させる。
二塁守備はGG賞を獲得してもおかしくないレベルで肩は平均以下程度。二塁の他、中堅や右翼、一塁や左翼も守ったユーティリティ。これで2年連続盗塁王。今後さらなる成長で20-20、いや30-30を達成して...いや、トリプルスリーも期待出来る選手だ。
ま、ロイヤルズ=二塁ウィット・メリフィールドを覚えときましょう。
45 stolen bases for @WhitMerrifield 💨 #RaisedRoyal pic.twitter.com/IQn0zp1sqH
— Kansas City Royals (@Royals) 2018年9月30日
13位、ロサンゼルス・エンジェルス
✅フォロワー数*1,065,247人(13位)
✅ホーム入場者数/試合*37,287人(6位)
✅年俸総額*$155,849,666(10位)
✅勝率*.494(17位)アリーグ西4位
オールスター選出選手は中堅トラウトのみ。年俸$10Mを超えたのは中堅トラウト$34.0、一塁プホルス※$30.0M、左翼アップトン$16.0M、UTコザート$12.6M、遊撃シモンズ$11.0Mの5人もいる。WAR3.0を超えたのは中堅トラウト10.2、遊撃シモンズ6.2、投手/DH大谷3.9、
左翼アップトン3.8(まさか大谷の名前が書けるとはね)
エンジェルスはフォロワー数は13位だけれども観客は6位。これは大谷効果と思いたい(前年よりほんの少しは上がってるから)何故これで地区4位になってしまうのか...謎。
この選手要チェック! 大谷と言いたいけれどもやっぱしここは中堅トラウト。19歳でデビューした金玉。その後2012年で新人王でMVP2位、そこから7年連続オールスターで6年SS賞、さらに7年連続MVP4位以内。25敬遠はリーグ最多の威圧感。打率.312、39本塁打に24盗塁、122四球はリーグトップ、出塁率.460もトップ、OPS1.088もトップ。打撃に関しては現役最強選手。
中堅守備もDRS+8と守備ウマーレベル。足は俊足。唯一肩だけは並み。その分年俸もえげつない。彼がいる間にポストシーズンに行きたいとこだが...なかなかね。
ま、エンジェルス=中堅マイク・トラウトを覚えときましょう。
Pretty sure if that catwalk wasn’t there @miketrout woulda hit it 500 feet … pic.twitter.com/iR4IbNKCT5
— MLB (@MLB) 2018年8月1日
12位、セントルイス・カーディナルス
✅フォロワー数*1,188,066人(12位)
✅ホーム入場者数/試合*42,020人(3位)
✅年俸総額*$168,813,667(7位)
✅勝率*.543(13位)ナリーグ中3位
オールスター選出選手は先発右腕のマイコラス、捕手モリーナの2人。年俸$10Mを超えたのは捕手モリーナ$20.0M、先発右腕ウェインライト$19.5M、右翼ファウラー$16.5M、中継ぎホランド$14.0M、一塁カーペンター$13.7M、先発マルティネス$11.7Mの6人。WAR3.0を超えたのは一塁カーペンター4.9、先発右腕マイコラス4.3、遊撃デヨング3.8、中堅ベイダー3.8、二塁ウォング3.5の5人。
観客が多いカーディナルスは常に強豪チームのイメージがある。そろそろ捕手モリーナが引退してしまうけれどもその後釜は育っているのか心配。一気に人気が無くならないことを祈る。
この選手要チェック! 中堅ベイダーを紹介させてもらおうか。まだデビュー2年目で実質2018年がルーキーイヤー。427打席しかもらえなかったが打率.264、12本塁打、37打点で15盗塁。出塁率.334でOPS.756。打撃力は平均並みにあり中堅レギュラーとしては申し分無し。
最大の魅力は外野の守備力。中堅DRSは+11でおや?ちょっと上手い程度やんって思いきや、右翼でも+8、合計すると+19のGG級以上クラス。難易度★5のスーパーキャッチがメジャー最多だったらしい。来季から何年連続GG賞を受賞するのか楽しみなレベル。
ま、カーディナルス=中堅ハリソン・ベイダーを覚えときましょう。
Most combined 4- and 5-star catches during 2018 (per @statcast):
1. Harrison Bader: 17
2. Billy Hamilton: 15
3-T. Lorenzo Cain: 14
3-T. Ender Inciarte: 14
4-T. Jackie Bradley Jr.: 13
4-T. Delino DeShields: 13 pic.twitter.com/gxoHMqCDRx— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年9月15日
11位、アトランタ・ブレーブス
✅フォロワー数*1,242,288人(11位)
✅ホーム入場者数/試合*31553人(11位)
✅年俸総額*$115,848,667(17位)
✅勝率*.556(10位)ナリーグ東1位
オールスター選出選手は4人。二塁アルビーズ、先発右腕フォルティネビッチ、一塁フリーマン、右翼マーケイキスだ。年俸$10Mを超えたのは一塁フリーマン$21.0M、先発右腕マッカーシー$11.5M、右翼マーケイキス$11.0Mの3人。WAR3.0を超えたのは一塁フリーマン6.1、左翼アクーニャ4.1、二塁アルビーズ3.8、三塁カマーゴ3.7、中堅インシアーテ3.4、先発右腕フォルティネビッチ3.4の6人だ。
アクーニャ20歳、アルビーズ21歳、カマーゴ24歳と主力が全て若いってのが魅力的。ここから新時代を気付きあげれば人気ももっと出る可能性は高い。フリーマンはほんと解体時に残ってよかったってとこ。
この選手要チェック! 一塁フリーマンで行きましょう。ブレーブス一筋9年目、オールスターには2度出たことがあったが主要なタイトルは無し。新人王も惜しくも2位と無冠の帝王だったフリーマン。2018年は191安打、44二塁打で最多安打と最多二塁打。打率.309、23本塁打、98打点でOPS.892。一塁としては地味だけど相当な選手。
今季の一塁守備はDR+12でGG賞を獲得。足は平均以下だが肩は強肩。この打力でこの守備力。一発の魅力は少ないが最強の中距離打者だろう。
ま、ブレーブス=一塁フレディ・フリーマンを覚えときましょう。
FREDDIE FREEMAN SAYS HELLO pic.twitter.com/FIFCto5GoV
— Starting 9 (@Starting9) 2018年10月8日
まとめ
メジャーリーグ人気球団ランキング11~15位は...
15位メッツ*先発右腕デグロム
14位ロイヤルズ*二塁メリフィールド
13位エンジェルス*中堅トラウト
12位カーディナルス*中堅ベイダー
11位ブレーブス*一塁フリーマン
となっておりました。
意外なところではロイヤルズでしょうか。そんなに強くはないので人気無いと思いきや、おルスターファン投票でジャックするほどファンは熱い。また日本人の中では大谷のエンジェルスが二刀流効果で人気あると思いがちですが、メジャーのちょうど平均レベル。
取りあえずこの11~20位の領域は中途半端ってことで次に期待しましょう。
ほな
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