ヤンキースが先発左腕のパクストンをトレードで獲得!おかげさまでまーくん3番手に降格!
2018/11/21
まだまだオフシーズンは冷えてますね。ギリ知ってるところではレッドソックスの1Bピアースが1年契約しただとか、ヤンキースのLHPサバシアが1年契約しただとかぐらい。クッソおもんないなーって思ってたところにヤンキースですよ!
ヤンキースがマリナーズの先発パクストンを強奪しました。
えーっとパクストンって誰だっけ?って感じですよね。ってことで今回はマリナーズのパクストンについて軽く調査し、その結果ヤンキースのローテがどうなったかをめじゃる。
パクストンはマリナーズの影のエース
2018年のマリナーズは89勝73敗ともう少しでポストシーズンにイケたかもっていう微妙ながらも強いチーム。そんなチーム内でパクストンはrWAR2.9(5位タイ)のチームの主力として貢献。
パクストンの上にはオールスター出場のOPS.859の右翼ハニガー、3割打者の遊撃セグーラ、57セーブの抑えディアズ、3割打てる主砲の二塁カノー。そして同クラスは37本塁打のクルーズだけだ。先発投手だけで言えば「マリナーズ最強」
球種は速球にカッター、カーブが基本で時々シンカー、チェンジアップは激レア。速球の平均球速95.9マイル(154.3キロ)と左腕で先発のくせにまーまー速い。毎年稼働率は低めで2018年も160.1イニングだが、完投2回、完封1回でリーグトップ。調子のいい時は手が付けられない。勝率はチーム№1である意味マリナーズのエースだ。
パクストン、スゲーじゃん。
Big Maple in the Big Apple. Welcome, @James_Paxton! pic.twitter.com/IlOtWehD03
— New York Yankees (@Yankees) 2018年11月19日
パクストンが入ったヤンキースの先発ローテーション
このパクストンがヤンキースに入った事で予想される先発ローテーションをご紹介致します。これがまた凄いんですよ。2018年の年俸もついでに載せときました。
1、右投手*ルイス・セベリーノ*$0.6M 2018年のヤンキース開幕投手。24歳ながらも2年連続オールスター、2年連続サイヤング賞投票されるという凄さ。勝率も2年連続0.700を超え、2年連続190イニング以上を投げた。2年連続奪三振率10を超え、エースの貫禄を見せる。2018年成績、19勝8敗で防御率3.39。
2、左投手*ジェームズ・パクストン*$4.9M 2018年のマリナーズの2番手投手。29歳だがまだFA資格なしでこの値段。2年連続二桁勝利で2018年の奪三振率は11.7の奪三振マシーン。200イニングほどのフル稼働させた場合にどうなるかが楽しみ。実力はエース級だ。2018年成績、11勝6敗で防御率3.76。
3、右投手*田中将大 $22.0M 2017年のヤンキースの開幕投手だったがすでに3番手。スーパー高給取りだが5年連続二桁勝利の勝ち運の持ち主。意外にもオールスターは1回。田中もまた稼働率が悪く2018年は156.0イニング。ここがエースになれない所以か。2018年成績、12勝6敗で防御率3.75。
4、左投手*CC・サバシア*$10.0M かつてのサイヤング賞投手も37歳になりました。2年連続最多勝とか3年連続サイヤング候補とかの経歴のある最強投手(元)ですでに246勝もしている。限界かなとも思った時もあったが見事V字復活した。2018年成績、9勝7敗で防御率3.65。
5、右投手*ソニー・グレイ*$6.5M 2015年のアスレチックスの開幕投手。2年連続14勝以上を記録し防御率2点台でスゲーってなったがそこからは2年連続負け越しの絶不調。その時にヤンキースにトレードされたが微妙だった。2018年はちょっと持ち直したが...2018年成績、11勝9敗で防御率4.90。
Triple threat. pic.twitter.com/JF3Wl17EEF
— MLB (@MLB) 2018年11月20日
5人全員がフロントスターターという最強のローテの完成。ちょっとグレイだけが心配なところか。
年棒なんだけど、セベリーノ+パクストン+サバシア+グレイ=田中。これが格差社会。まーくんには4人分働いてもらわんといかんな、これ。
パクストンの犠牲になったナンバーワンプロスペクト
マリナーズのエース級パクストンを獲得するために、ヤンキースはプロスペクトの先発ジャスタス・シェフィールドを放出。ツイートにはナンバーワンとされているがそこは置いといて、各メディアのトッププロスペクトランキングでBP57位/BA41位/MLB48位のスーパープロスペクト。
2018年にちょろっと(2.2イニング)だけメジャーで投げたが三振は奪えず、四球は出すわ、ホームランは打たれるわ、防御率は10.13で災難だった。ただマイナーでは防御率2.48、奪三振率9.5と好投。こいつはメジャーで通用しないと見限ったか?即戦力のパクストンがそんなに欲しかったのかは謎。
シェフィールドはマリナーズ移籍後もトッププロスペクト扱いだが、意外に微妙なのかも知れないね。
Big Maple is headed to the Big Apple in a package for the @Yankees No. 1 prospect: https://t.co/rOF70T2u9X pic.twitter.com/PXsDSfwGYz
— MLB (@MLB) 2018年11月19日
まとめ
ヤンキースは先発の補強に勤しむとは思っていたが、まさかトレードでパクストンを獲得するとは思わなかった(FAでハップとかって噂があったし)
パクストンがチームに来る事でまーくんのローテがさらに下がり3番手に。これを層が厚いと言うべきか、まーくん落ちぶれたと言うべきか。私は前者であることを願っている。
しかしまーヤンキースは来季も最強レッドソックス相手にガチンコ勝負を挑む気なのですね。パクストンこけたらまた解体の危機に陥るのかも知れません。やはりアリーグ東は面白いですね、楽しみです。
ほな
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