MLB2018年9月ピッチャーオブザマンスは2ヵ月連続レイズのスネル、そろそろ覚えようロッキーズのマルケスに
2018/10/08
最終ラウンドの9月度のfWARの投手トップ5は、アストロズのジャスティン・バーランダーが1.9、メッツのジェイコブ・デグロム1.6、レイズのブレイク・スネル、ロッキーズのジャーマン・マルケスが1.4でした。
9月でも活躍している選手はサイヤング賞の可能性が高そうです。
9月度で5勝0敗って投手がスネル、フリーランド、マイコラス、ヒル、ウリーナと5人も存在していますが、ピッチャーオブザマンスはこの5人の中から選ばれるのでは?と思ってます。それでは気になるピッチャーオブザマンスの結果をめじゃる。
アリーグのピッチャーオブザマンス
アリーグの9月のピッチャーオブザマンスはレイズの先発投手ブレイク・スネルが選ばれた。2ヵ月連続だ。
# | Name | Team | W | L | G | GS | IP | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
3 | Blake Snell | Rays | 5 | 0 | 6 | 6 | 35.2 | 13.37 | 2.78 | 0.50 | 1.26 | 1.84 | 1.99 | 1.4 |
この1ヵ月の勝ち星5勝は1位!残念ながら6先発してますので全勝には至らなかったが無敗は凄い。5勝0敗はアリーグではスネルだけ。4勝している選手もいなかった。出場試合数は6試合(先発6試合)はトップで、イニング数35.2回は10位。
勝ち星に出場試合数、イニング数ともにリーグ屈指で問題無し。
奪三振率13.37はメジャー全体で4位、四球率2.78はトップ30位圏外、本塁打率0.50はメジャー7位で三振が取れてホームランを打たれない、まさにエースそのものだった。
防御率1.26はメジャー全体5位で、FIP1.84は3位、xFIP1.99は2位でfWAR1.4は3位となった。
勝ち星だけでもピッチャーオブザマンスの受賞資格はあるだろうが、さらに能力的にも凄かったしライバルもいなかったので納得。
Zilla's the youngest pitcher to win this award in back-to-back months since Johan Santana in 2004.
Wonder what other award Johan won that year.
Unanimously. pic.twitter.com/yBdDoM0WiA
— Tampa Bay Rays (@RaysBaseball) 2018年10月1日
今月特に凄かったとすれば23日のブルージェイズ戦、6.2回を投げて被安打3、2四球、11奪三振で無失点。1日は被安打8と打たれまくったけれども6.2回を投げて2失点のみとある程度運もついてたか。
8月と違って9月は100球を超えたのが6先発中4回、調子がいいと7イニング弱は投げてくれる。ただ6.2イニングで降板したのが2回あったので、エースならもう一人イケないのか?とか思ってしまいます。
ナリーグのピッチャーオブザマンス
ナリーグの9のピッチャーオブザマンスはロッキーズの先発投手ジャーマン・マルケスが選ばれた。
# | Name | Team | W | L | G | GS | IP | K/9 | BB/9 | HR/9 | ERA | FIP | xFIP | WAR |
3 | German Marquez | Rockies | 3 | 2 | 6 | 6 | 38.1 | 13.38 | 1.64 | 0.94 | 2.35 | 2.25 | 1.84 | 1.4 |
この1ヵ月の勝ち星3勝は9位、出場試合数は6試合(先発6試合)はトップ。イニング数38.1回は4位で、そこまでスゲーってことはないものの先発投手としては最低限というか優秀な成績だったのではないか。
奪三振率13.38はメジャー全体3位で上にはバーランダーとシャーザーという最強投手しかいない。四球率1.64はメジャー全体で12位、本塁打率0.94はトップ30圏外。奪三振率が凄い投手というのは確認した。
防御率2.35はメジャー全体で19位、FIP2.25は6位、xFIP1.84はなんとメジャー全体でトップだった!fWAR1.4は3位。要は成績的には良く分からないけれど、三振、四球、本塁打の観点で見たら最強投手ってことだった。
He’s throwing the ball well—really well!
And we’ve got him on the bump today. Let’s goooo! pic.twitter.com/kWSMw69NyH
— Colorado Rockies (@Rockies) 2018年10月1日
9月のマルケスの凄いところは11奪三振が6試合中4試合、ハイクオリティスタートが3回(7回2失点以内だっけ?)最終登板はドジャース相手に4.2回4失点と炎上してしまったものの、この試合でも9奪三振は記録している。
基本的によく失点はするものの長いイニングを投げてくれるところがいいとこか。
まとめ
9月のピッチャーオブザマンスは...
- アリーグ*レイズの先発投手ブレイク・スネル。
- ナリーグ*ロッキーズの先発投手ジャーマン・マルケス。
.@snellzilla4 (5-0, 53 Ks) & @germanmarquez5 (3-1, 48 Ks) take home the AL, NL Pitcher of the Month Award. pic.twitter.com/uukq64euIu
— MLB (@MLB) 2018年10月1日
この月のfWARトップ3はアリーグはアストロズのバーランダー1.9、レイズのスネル1.4、そしてホワイトソックスのロペス1.2と続く。バーランダーも良かったのだが3勝しかしていなかったのがマイナスポイントだったのかも知れない。
ナリーグはメッツのデグロム1.6、ロッキーズのマルケス1.4、ナショナルズのシャーザー1.3。デグロムはほんとに毎月凄いね。
っていうかマルケスって全然今でも知らないんですけど...ま、いいか。
ほな
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