やっぱりアリーグ東地区は激アツ!球団史上最強の2チームと最弱?の1チーム誕生
2018年のアリーグ東地区はやっぱり激アツだった。
5球団あるうちの3球団が史上最強/最弱となりつつあるという噂だ。パッと浮かんでしまうのはやはりレッドソックスの強さ。ヤンキースの強さだろう。そして最弱といえば...オリオールズに決まってる。
すでにネタバレしてしまってる感じはあるけれども、これが球団史上最強/最弱となっているから面白い。せっかくなのでこれらを軽くまとめましたのでめじゃる。
レッドソックス球団最多勝!
レッドソックスが球団史上最多勝を樹立した。気になるレッドソックスの球団史上最多勝ランキングがこちらだ。
Year | Lg | G | W | L | Finish |
2018 | AL East | 154 | 105 | 49 | 1st of 5 |
1912 | AL | 154 | 105 | 47 | 1st of 8 |
1946 | AL | 156 | 104 | 50 | 1st of 8 |
1915 | AL | 155 | 101 | 50 | 1st of 8 |
1978 | AL East | 163 | 99 | 64 | 2nd of 7 |
まさに100年ぶりの記録。100年に一度のチームとなりつつあるレッドソックス。意外にも100勝を達成したのは2018年を入れてもたった4回。その要因はやはり最強チームヤンキースがそばにいるからだろうか?
現時点で105勝ということは完全に球団史上最多勝を樹立することは間違いなし。この最強チームは果たして世界一になれるのだろうか?期待がかかる。
ヤンキース球団史上最多本塁打!
ヤンキースが球団史上最多本塁打を樹立した。気になるヤンキースの球団史上最多本塁打のランキングがこちらだ。
Year | Lg | W | L | Finish | HR |
2018 | AL East | 94 | 59 | 2 | 249 |
2012 | AL East | 95 | 67 | 1 | 245 |
2009 | AL East | 103 | 59 | 1 | 244 |
2004 | AL East | 101 | 61 | 1 | 242 |
2017 | AL East | 91 | 71 | 2 | 241 |
2000年以降だんだんとホームランは増え始め、ホームランが増えると当然ながら勝ち星も上がる。240本を超えて来ると地区1位、もしくは2位にはなれる。やはりホームランは正義。
2018年は9月22日現在250本弱まで増えた。驚くべきはそのスタメンだけではなくベンチメンバーも凄過ぎる。
No team has EVER had this many hitters with double-digit HRs before. pic.twitter.com/Wvx2ispZgR
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2018年9月21日
Pos | Name | HR | OPS | OPS+ |
C | Gary Sanchez | 16 | 0.685 | 82 |
1B | Luke Voit | 10 | 1.023 | 168 |
2B | Gleyber Torres | 23 | 0.833 | 120 |
SS | Didi Gregorius* | 27 | 0.835 | 120 |
3B | Miguel Andujar | 25 | 0.848 | 123 |
LF | Brett Gardner* | 12 | 0.690 | 86 |
CF | Aaron Hicks# | 25 | 0.828 | 121 |
RF | Aaron Judge | 26 | 0.930 | 147 |
DH | Giancarlo Stanton | 35 | 0.836 | 121 |
Pos | Name | HR | OPS | OPS+ |
C | Austin Romine | 10 | 0.720 | 91 |
1B | Greg Bird* | 11 | 0.669 | 78 |
IF | Neil Walker# | 10 | 0.658 | 77 |
ボイトが一塁に入ったことでなかなか最強のオフェンシブポジションとも言うべき一塁に強打者と言える選手を配置出来なかったが、ポストシーズンへ向けてようやく頼れる一塁手を手に入れた。
240本のホームランを何度となく簡単に打ってるヤンキースだけれども、その破壊力はメジャー全体のホームランが増えたとはいえ他のチームよりは圧倒的な戦力差がある。
Animating out every @mlb teams home runs by game number... pic.twitter.com/DJxn30kK0s
— Daren Willman (@darenw) 2018年9月22日
2位のドジャースでさえ219本塁打を打っているけれども、ヤンキースはさらにプラス30本塁打を打ってる(249本塁打)完全に圧倒的。これぞザ・ヤンキース。
やはり皆が見たいヤンキース=ホームランだろう。
これが球団史上最強の破壊力、ポストシーズンも一発攻勢で勝ち上がるのか?それともエースクラスには通用しないのか?そこがポイントになりそうだ。
オリオールズ球団史上めっちゃ負けた!
オリオールズが球団史上最多敗を樹立しようとしている。ボルティモア・オリオールズになってからならすでに最多敗だ。そのオリオールズの球団史上最多敗ランキングがこちらだ。
Year | Tm | G | W | L | Finish |
1939 | St. Louis Browns | 156 | 43 | 111 | 8th of 8 |
2018 | Baltimore Orioles | 153 | 44 | 109 | 5th of 5 |
1937 | St. Louis Browns | 156 | 46 | 108 | 8th of 8 |
1988 | Baltimore Orioles | 161 | 54 | 107 | 7th of 7 |
1911 | St. Louis Browns | 152 | 45 | 107 | 8th of 8 |
ボルティモア・オリオールズとしては1988年の107敗を簡単に超えてすでに109勝でボルティモアとしては球団史上最弱の最多敗を記録。
残り2敗で球団史上最弱となる汚名を歴史に残すこととなる。もうオリオールズに期待するのは残り3敗をあっけなくやられることだろう。
イメージでは強い時と弱い時の差が激しいオリオールズ。見事散って来季に賭けようではないか。
まとめ
アリーグ東地区と言えばヤンキースvsレッドソックスのライバル対決に注目してしまうけれども、2018年は球団史上最強同士の戦いとなった。
球団史上最強の完成度のレッドソックスvs球団史上最強の破壊力のヤンキース。
シーズンではレッドソックスに軍配が上がったものの、メジャーリーガーたちは地区優勝を狙ってる訳では無い。あくまでワールドシリーズに進出するための布石。本当の勝負はリーグディビジョンシリーズになるだろう。
その名脇役にオリオールズがいたことは忘れてはならない。彼らが球団史上最弱だったからこそ、この2チームが引き立っていたのだから。
ほな
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